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ONE PIECE 第597話感想 

俺は…心のどこかで……
尾田栄一郎って作家は
椅子に座ってちょっと目をつぶるだけでアイディアが湧きあふれ…
机に向かってちょっとはしゃぐだけで原稿が完成する奴だと思ってたんだ…。
でも違うな…。
尾田ッチだって悩むことや煮つまることくらいいくらもある…。
尾田栄一郎だって疲れるんだ…。
無理してんだ…!
悲鳴上げてんだ…!
だから
尾田ッチには俺様の力が必要なんだ!!

と、零細ブログあたりがぬけぬけと言い切ったところで
ジャンプ 2010.39号分のワンピース感想始まるよー!
 
 
 第597話 「 3D 2Y」

 ■ 扉絵 「並び立つ伝説」
エースがルフィ&サボと組み、レイリーがクロッカスと組んだ以上、
もうこの組み合わせしかありえないと思わせたロジャーとニューゲート。
(マルコにはちょっと申し訳ないですけど)
基本的に 「モチーフキャラが何かをしていた」 これまでの扉絵と違い、
ただ立っているだけの絵なのに、それが言葉にならないかっこよさ。
彼らに比べたら、シャンクスや “七武海” さえまだまだひよっこに見えてしまう。
ロジャーなんて見た目ただのおっさんなのにねえ。

で、この絵でふと思い至ったんですが…ロジャーのシンボルマーク。
お披露目自体は第0話で既にされてたわけで、
俺はこれを 「ドクロ+ヒゲ+クロスボーン」 のデザインだと思ってたんですが…
ひょっとして、ヒゲでなく 「波」 もしくは 「海面」 だったりしませんかね?
下半分が海に浸かったドクロって何だよって気がしないでもないですが、
ドクロが海にたゆたうさまは、自由な生き場を海に求めた
ロジャーの生きざまにもあってるんじゃないかと思ったり思わなかったり。


 ■ “海賊狩り” の決意
相手がミホークとはいえ、
あのゾロが土下座して教えを乞うという衝撃的な光景から始まった今話。
「見損なったぞ」 「おれはお前を過大評価していたようだ」 といったセリフや、
ゾロを明確に 「敵」 と表現している点からも、
ミホークのゾロに対する評価が確かなものであることがわかり、
(そのわりにはゾロを前に、黒刀どころか剣1本持ってませんが。 首の小刀はあるけど)
それはまあいいんですが…罵るだけ罵ったんだから、
後は見損なったゾロなど無視して晩酌を続けるなり寝室に引っ込むなりするものと思いきや、
頭を下げ続けるゾロに 「――何をしてる… 見苦しいだけだ」 と
結局声をかけちゃうミホークが笑えるやらかわいいやら…。

「ヒヒなら倒した……!!!」
!?」 「…あいつらを!!?
死ぬほど笑ったコマその1。 驚きすぎ
ミホークさん、いったいどれだけヒューマンドリルのことを買ってたんですか。
こんなに驚いたミホークの表情は初めて見ました。
ルフィがドラゴンの息子であったという事実さえ 「今さら」 で済ませてたのに…。
しかも、それをさせたのがヒヒの敗北だとは…。

くくっ
「………ワッハッハッハッハッハッハッハ …」
「おかしな奴だ…!!! …くくく!!
「……フフフ…バカバカしい」
そして笑いすぎ
この人、こんな笑い方できたのかよ。
今まで 「不敵な笑み」 といった類の笑いなら幾度か見せてきたミホークですが、
よもやこんな愉快そうな大爆笑ができる生物だとは思ってませんでした。
典型的な顔面神経痛患者だと思ってました。
人情というものが理解できるとも思っていませんでした。

「おい ゴースト娘! アイツの手当てをしろ」
挙げ句、当然のようにペローナに命令
しかもまだイイエガオのままでゴースト呼ばわり。 おもしろい人だ。
完全に小間使い扱いのペローナはペローナで、今までどこにいたんでしょう。
土下座するミイラ剣士と、大爆笑する顔面神経痛剣士の醸し出す異様な空気に
顔を出すに出せないでいたんでしょうか。
しかも結局言われたとおりにしてるし。
“ゴーストプリンセス” の威容見る影もなし。
メイド服でも着てみたらいいと思います。

少々余談がすぎたような気もしなくもないので閑話休題。
ゾロはミホークを第二の師と仰ぐことに決めたわけですが、
純粋な剣技の向上のみならず、やはり “覇気” も習うのでしょうか?
“新世界” を戦い抜くことを考えたら、
剣の修行だけでは物足りないないように思われる反面、
“覇気” まで教えるのはミホークもサービスよすぎな気もします。
でもやはりその一方で、“自然系 ”に対する手段がないままでは、
技術だけ向上してもあまり意味がないとも思えますし…ううむ。
ただ、完全に無意識のルフィと違い、
ゾロは既に “覇気” をある程度意識して用いていると思しき描写も見られるんですけどね。
“鬼気九刀流” とか、“呼吸を読む” 感覚だとか。

ミホークは、ゾロが頭を下げたのは
必ずしも 「おまえを超えるため」 ではないという本心を見抜いた様子。
スリラーバークで、くまに無理筋ともいえる譲歩を願い出たのもそうでしたね。
全ては船長のため。


 ■ “麦わら” の決断
というわけで 「3D×2Y」 でした。 ニューイヤーではありませんでした
無事ゾロにも伝わったようで何よりです。

寝室で “元ゴーストプリンセス” とイチャつく “戦闘員”。
捕まって見世物にされてる “音楽家”。
更なる生命の深遠へと踏み込む “船医”。
寒い “考古学者”。
科学技術の粋を集め生まれ変わらんとする “船大工”。
必要以上に過酷な試練に立ち向かう “料理人”。
世界を広げるべく新たな知を求める “航海士”。
様々な角度から高みと細身を目指す “狙撃手”。

なんかところどころおかしい気もしますが、それぞれの決意を秘め、物語は2年後へ。

物語は2年後へ――…あ、いやまだでした。 まだ “船長” が残ってました
あろうことか本気で忘れるところでした、“船長”。
なんか急にもう 「引き」 のようなページが来たので…。

で、その “船長” ルフィ、互いに大きな助けとなりあったジンベエと別離。
魚人島に帰還するのにわざわざジンベエザメを呼んでいるあたり、
まだまだ体調はベストではないようです。
彼にはまだ今後、大仕事が待ち受けてると思われますから、
まずはしっかり体を治したいところでしょう。
また、ルフィのみならず “九蛇” の面々も和やかに別れを告げているところを見ると、
彼女らともすっかりなじんでいた様子。
女ヶ島が “女ヶ島” でなくなる日も近いか?

迷惑防止条例により、ルフィの周囲半径500m以内に近づけなくなったハンコック。
当然のごとく怒り、レイリーの鼻をつまんで抗議します。
さすがに恩人に対しては激しさを減じているハンコックの口調もおもしろいですが、
何故かレイリーの鼻をつまんでいる謎の行為はもっとおもしろいです。
何も鼻をつまむことはないだろう。 何の意思表示だよそれ。
また、まともにその言い分につきあうことなく、
ルフィの名をエサに言いたいことだけを言うレイリーは
ハンコックのあしらいかたをよく知っています。 さすが鼻つまみ者。 違う。
それにしても、この皇帝は本当に執務というものをしているんだろうか。


 ■ “冥王” の指南
ゼハハハ! “偉大なる航路” の異常気候の中でもまた異質!な 留守かいな ルスカイナ。
48…はどこから出てきた数字でしょう?
1年365日を、週単位の7で割れば約52、四季の4で割れば約91…。
細かい算数でなく、キリよく四季12周分ってところでしょうか。
あるいは、“偉大なる航路” の16季節が3周分とか。
いずれにせよ、体調を崩しやすい季節の変わり目がそんな短い周期で訪れるなら、
確かに肉体への負担は大きく、苛酷な環境といえるでしょう。
それでも一応、国を建てるところまではいったんですね。
石造建築の都市跡らしき廃墟もありますが、
経緯からして学術的に見るべきところがあるかどうかはあやしく、ロビンが喜ぶかはわかりません。

パオームが あらわれた!
DQ_01.jpg ※画像はダークマンモスです。

のはおいといて、ついに説明された “覇気” の詳細。
これまで、設定を伏せたまま便利に使われていたせいで賛否両論あった能力です。
俺は個人的に、「ルフィが知るときこそ読者も知るとき」 としてタイミングを計っているとか、
あるいはあえて明確な設定をオープンにしないことで、
尾田先生からの 「どんな能力か特定してみてね!」 というメッセージになっている
といった意図だと思っていたので特に気にしていませんでしたが。
尾田先生は、新設定 (悪くいえば後づけ設定) を投入するにしても、
あらかじめしっかりつくりこんでからだという信頼があります。
まあ “覇気” が後づけなのかどうかも実際にはよくわからんわけですが。

で、その “覇気” 。
俺は念能力の系統のように、人間ひとりひとりに生まれもった “色” があり、
そのひとつが “覇王色” かとも考えていたんですが、どうやらその限りでもないようです。
“武装色” に “見聞色” かー。
微妙に語呂が悪いというか、ややワクワク感が収縮するネーミングではありますが、
それはまあ我慢するとして、ルフィがこれまでの戦いの記憶から、
“覇気” に関する情報の断片を拾い出す描写はよかったですね。
ルフィがくぐってきた死線が、改めて思い起こされます。
“心綱” もやはり “覇気” だった模様。
ロジャー海賊団もスカイピアには行っているので、レイリーが知っているのも当然のこと。
「スカイピアでは」 と限定していますが、空島間で言語の違いはないようなので、
空島全体でそう呼ばれているのでしょう。
(ビルカ出身のエネルも用いてましたし)

注目すべきは “武装色” でしょうか。
「“自然系” の能力者の流動する体も」 「“実体” としてとらえることができる…!!!」
ものすごい見下ろし顔で、左手からゴゴゴと謎のオーラを発するレイリー。
死ぬほど笑ったコマその2。
はさておくとして、つまり、“覇気” ではあくまで 「触れるようになる」 だけであり、
能力自体を無効化できるわけではないと。 ヤミヤミ能力との差はここですね。
当初、“悪魔の実” の能力を無効化すかのように思われた “覇気” が登場するにあたって、
わざわざ何十年もチャンスを待ってヤミヤミ能力を得たティーチの見識に
疑問がもたれたりもしましたが、その必要はなかったわけです。
それにプラスして、あんなちょっとした打撃 (というかデコピン) で
ルフィをのたうたせる攻撃強化効果。
ざっと考える限りではトヘロス的な使い道しか浮かばない “覇王色” よりもむしろ、
今後はこれが最も重要になってくる気がします。

人にはそれぞれ得意な “色” があるそうですが、
ルフィはやはり “覇王色”+“武装色” がメインでしょうか。
身につけるかどうかわかりませんが、ゾロは “武装色” 特化、
(呼吸を読む感覚が “見聞色の覇気” ならまた少し変わってきますが)、
サンジはバランス、コビーは “見聞色” 特化といったイメージですね。
ロジャーの “万物の声を聞く力” は、
果たして “見聞色の覇気” の最高到達点ということなのかどうなのか。

“覇気” を制御できるようになるには、2年という期間は
「高い資質をもち」 「既に “覇王色” には目醒めつつある」 ルフィですら短すぎるのか。
これはちょっと、
「基礎を押さえるだけなら “数ヵ月” は適度」 という俺の認識は甘かったようです。

と、書きたいことはまだいっぱいあるけど、長くなりすぎるので “覇気” に関してはここまで。
休載期間を利用して、近いうちにまとめを書いてみようと思います。
そう言って書いたことがほとんどないのが俺ですが、
今度はちゃんと書きます。 きっと。

先には “海王類入りペンネゴルゴンゾーラ” を所望し、ここでもモリモリと肉を食うルフィ。
顔を歪めながら無理矢理口に詰め込むという、
ある意味ではゾロの土下座やミホークの爆笑以上に衝撃的であった
アマゾン・リリーの姿ではなくなり、このあたりはもう完全に読者もよく知る彼です。

ちなみに、この辺のシーンになると、ルフィの右腕のタトゥーはなくなっています。
どうやらあれは刺青でなく、単にシールかペイントだった模様。
まああたりまえといえばあたりまえですが。
今後ずっと残ってても困るしね。 あんまりかっこいいマークじゃないし。

「――ダメだ 「お願いしますレイリーさん」 だ いやレイリー先生」
「……師匠?」
いや訊かれても。 「師匠?」 て。 知らんよ。 何を訊いてるんだよ。
「よろしくお願いします!!! レイリー!!!」
「……まあ…何でもいい…」
いいのかよ。 しかも何でもいいのかよ。 「うんこ」 でもいいのかよ。
うんこはイヤー! イヤなのかよ。 一本取られたよ。
まあ、実際には 「師匠と呼んでもらうのもいいな」 って意味であり、
呼び名以外の部分から十分、ルフィの誠意と敬意は伝わったってことなんでしょうけど。

俺が死ぬほどはずしたメッセージ予想ですが、
最初に立てた 「麦わら帽子を封印し、赤髪海賊団に宣戦布告した」 説から、
「麦わら帽子を封印した」 の部分だけが思い出したようにあたりました
正直、この部分だけは自信あったんですよねー。
万が一あたるとしたら、可能性があるのはここだけだとまで思ってたんですよねー。
でも、俺は最終的に 「ニューイヤー説」 に予想を修正しているので、
結果としてそれもハズレということになるんですよねー。


 ■ しばしの休息を
最後に、ニュース沙汰にまでなっている尾田先生の休載。
掲載がニュース沙汰になる冨樫とは正反対ですがそんなことはどうでもよく、
巻末コメントからするに休養目的のようです。
(1週の休載はときおりあったとはいえ) ここしばらくは明らかに働きすぎでしたし、
それ自体はまあいいんじゃないかと思います。 寂しいけど。
ただ気になるのがその巻末コメント。
一見するとひどいばかりですが、あそこまでおおっぴらにはっちゃけられると逆に、
本当は休養なんかするよりも漫画描きたいんじゃないか、無理してるんじゃないか、
空元気なんじゃないか、実は病気かなんかしてて、
それを隠すためにわざとはっちゃけて見せてるんじゃないかと心配になってしまいます。
まあ、「予定」 でなく 「44号に掲載します」 と明言している以上は
杞憂ということでいいんでしょうが…。

いずれにせよ、

yu-haku_06.jpg


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コメント

ハバキさんのすばらしい考察ブログに、
いつもいつも、笑いましたと書くのはもうやめようと思いましたが
(や、何か自分ひとり浮いている気が…いまさらか…)
今回はあまりの面白さに、やっぱり書かずにはいられませんでした。大変に爆笑です。

ゾロとミホークの、ルフィとレイリーの珍道中(?)
本当に楽しみですね。
どうかまた、この可愛らしいおじさまふたりのツボを、
ぜひご案内くださいませ♪

甲斐谷忍先生のtwitterによると尾田先生は1週間休んで
もう仕事始めてるらしいです。

>>よちえさん
いえいえ、嬉しいですよ。
「おもしろい」 と言っていただいて悪い気などするはずもなく。
ありがとうございます。

でも、感想サイト・ブログサイトさんを巡ってみても
不思議なことに、同じところで笑っている感想書きさんはほとんどいませんでした
おかしいですね、俺は死ぬほど笑い転げたというのに。


>>kaiさん
しっかり休めって言ってんだろうがァ!!!!
まっ、1週か…ちょっ、オイ!
しっかり休めって言ってんだろうがァ!!!!

ぜえぜえ…情報ありがとうございます。
軽く探ってみましたが、信憑性は高いようですね。
ということは、残りの3週間ほどは、世界情勢設定の再構築や
主要キャラの新デザインなどにあてるということなんでしょうか。

ったくもう…それはいくらなんでも遊びすぎだぜ、尾田ッチ!

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  • [2010/08/31]
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