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HUNTER×HUNTER 第309話感想 

木曜深夜にアップしてたつもりがしてなかったという悪夢を乗り越えて。

 
 №309◆勝負

■ 勝負じゃな
「我々と………」 「勝負をいたしませんか?」
そりゃ悪手だろ蟻んコ!!!
いや確かに、復活直後にネテロとの一騎打ちの件はほのめかしちゃってますから、
今さら 「勝負」 自体をタブー扱いする必要はないんですが、
「賭け」 まで簡単につながっちゃうような使い方はまずいでしょう…。
自ら引きちぎった腕を修復させたことを思い出したら、
「ピトーに頼んだ何ごとか」 までだいぶにじり寄っちゃうじゃないですかー。
そもそも腕をちぎったのは何故か、まで遡って考えれば 「望み 一つ叶えよう」 も危ないぞー。
ああ、ほら…またメルエムさん、頭ズキヌ゛キさせ始めちゃったよ、
せっかく気のせいにしかかってたのに…。
と、当然ですがやはり、ユピーとプフがなにやら隠しごとをしているのには気づいてたんですね。
前話感想では、
メルエムがわざと発言を左右に振って2匹にカマをかけている可能性を挙げましたが、
よくよく考えたら、メルエムならそんな細かい真似はせず、
もっと真っ向から話させる手段を選ぶのがあたりまえか。
後ろめたくも、忠誠心を認められて目を潤ませる2匹はかわいいです。
2匹は、勝ったら何を望みますかねえ。勝ったら

「“円” を使えるのはあと一回だけ!」
なるほど、これはおもしろい。
直後の、メルエムとユピーふたりして
hunter_17.jpg 「こいつは何を言ってるんだ…」
といわんばかりの視線を刺している絵もおもしろいですがそういうことではなく
標的ふたりに対し、探索手段が使えるのは一度。
切り札となる “円” をいつ、どのように使うかが極めて重要になり、
確かにこのハンデにより戦略性は一気に高まりました。
パームもイカルゴも
最初の “円” を受けた地点から大慌てで移動することは想像に難くありませんから、
相手の心理を読み、どこへどう逃げるか割り出す洞察も必要になってきます。
俺なら…“円” は真っ先に使うかなあ。

「“円” で感知した能力者はタコと荷物を背負った人間」
パームはまだ “人間” でいいんですね。
そして、直後のプフがワルイこと考えてる表情してます。
彼がチェックしているであろう情報のひとつは恐らく 「荷物」、すなわち気絶したコムギ。
コムギがモノ扱いされたのは、気絶しているからでしょう。
起きた状態ならば人間、“円” に反応しないので非能力者として認識されるはず。
(コムギは 「無意識の念能力者」 に近いですが、“円” にオーラで反応することはないかと)
つまり、メルエムは 「タコと荷物を運んでる人間」 の2名しか生物の存在を認識していない。
いかようにもコムギだけ陰で処分することは可能ということになります。
もうひとつは危険人物ゴン、ビリビリ小僧、そしてピトーがいないこと。
「人間」 というだけではキルアなのかパームなのかは区別がつきませんが、
プフなら、あの大騒ぎの後で場をはずすとしたらキルアの方であることはすぐに察するでしょう。

さて、やはり分身は燐粉を使えない、
また、本体であっても分身中は燐粉は使えないという点をチェックしつつ、プフの目論見について。
「ピトーはどこに行ったと思う!?」
というユピーの当然の相談に、
「大丈夫!! すぐ戻って来るはずです!!」
と謎の断言。
先の必勝の誓いからしても、根拠なしとは思えません。
もっとも、コムギ救出の虚報により、
さっさとゴンを殺して戻ってくるはずと思い込んでいるだけかもしれませんが。
しかし、その後も 「私を信じて!! 頼みます!!」 ときた以上、
なにやら一計を案じているのは間違いないでしょう。
考えられるのは……ニセモノ作戦か。
先の断言ぶりからは、
「ピトーがどこにいようが見つかろうが見つかるまいが問題ない」 策であるとも読み取れます。
例えば、分身を再構築してコムギプフと化したときのように、ネフェルプフをつくり、
かつ 「死んでました。これ死体」 と偽る。 死人に口なし。
ユピーに一切考えを明かさないのは、彼を 「本当に真相を知らない」 状態に置くことで、
メルエムに伝わる 「後ろ暗さ」 を最小限に抑えるため。
出した指示も、
もちろん本ものが先にメルエムに会っちゃうとニセモノ作戦が実行しづらくなるというのもありますが、
ひょっとしたら、ネフェルプフと化すシーンを見せないために、
いったん遠ざける口実でもあったのかもしれなません。
敵を欺くにはまず味方から。 いや別に敵じゃないけど。
むろん、これだとプフ自身の後ろ暗さは増幅してしまいますが、
それはうまく 「もとからある後ろ暗さ」 に溶かし込む。
また、ゴンとピトーの事情をある程度知っているプフにとっては、
「両者がメルエムの “円” の範囲内にいなかった」 ことは大きな判断材料になるでしょう。
ゴンをさっさと殺してすぐ戻ってくるにしてもそれなりの時間が必要でしょうし、
その前に “神速” のビリビリキルアが合流していれば、
ピトーも手間どって更に時間を稼いでくれるかもしれない。
ゆえに、ニセモノ作戦を実行する猶予は十分にあるということに。
加えて一応、ピトーの死に感づいている可能性も考えましたが、
「問題はピトーと娘の処遇…!!」というモノローグからそれはなし。

あ、ちなみに前話の感想で俺は
「メルエムが先にピトーと接触してしまう危険性がプフの考えから抜けている」
というようなことを書きましたが、そんなことは全くなかった
おのれ、冨樫め…! 今に見てろ。


■ 下へ参ります…か?
当然というべきか、ナックル同様に恐慌状態のパーム。
とりあえず、少しでも情報を得るべく “淋しい深海魚” を起動します。
プフは一応、ちゃんと燐粉を撒いてる模様。
「群集に燐粉を撒いてる!! 毒!?」
いやいや…!と猛然とツッコみそうになりましたが、
そういえばパームは、プフの燐粉による催眠能力は知らないんでしたね。 アブネーアブネー。
キルアとの身長差からするに、ゴンの青年化は解けていないようですね。
右腕は……髪で隠れて見えません。 ちぇっ。
「あたしが「視」ていない間に何が!?」 「ピトーは!?」
そりゃまあわかんないよね。
ヤケクソになってオトナになってピトーの頭殴り潰しました」 なんてわかるはずないよね。

「いつ王が背後にいてもおかしくない!!」
うん、これは怖い。確かに怖い。
そういった意味でも、えっ…と思った瞬間には既に倒されてたナックルと異なり、
倒されるまでの時間が長かったメレオロンはさぞかし怖かったでしょうね。
ところで、たまたま近くにいたのでナックルらは狙われたわけですが、
もしイカルゴが最初の標的だったら危なかったですね。
後ろ首がどこか判らないので気絶させるのにどこを打っていいかわからず、
面倒になって殺されてたかもしれません。

“円” が地下に届きづらいのは俺が前話の感想で指摘したとおりですが、
今話でも確認が入りました。
このあたりのパームの心理描写はいいですね。
正着打を導き出せば、また自ら導き出した正論がそれを阻み、
別の可能性を導き出せば、「根拠がない」 という正論がまたそれを阻む。
蟻軍側の状況を知っているため、“正解” がわかっているはずの読み手側にも、
パームの焦燥がよく伝わってきます。

そして合流する、合流してしまうイカルゴ。
「やっぱり来たな」 という口ぶりからして、
誰かと合流できるのを期待してたんでしょうが…それ危ねええええ!
現状、独りでいることはパームもイカルゴも怖すぎるであろうため、
合流できたこと自体は喜ばしいんでしょうが…これ危ねええええ!
せっかくの 「“円” 1回だけ」 の隙が、いきなり失くなっちゃったよ!
1回でふたり (2匹) とも感知されちゃうよ!
しかも、メルエムなら 「賊は “円” の届きづらい地下に逃げ込むであろう」
と読みきっちゃってもおかしくないよ!
最悪、“円” なしでもふたりとも捕まっちゃうよ!


■ タコひらめいた!
「どうして2人は生かされたと思う?」
「おそらくトレードのため!」
ナックルらが殺されなかった理由は 「尋問するため」 であり、
プフ&ユピーは逆にコムギを遠ざけたがっており、肝心のメルエムに至っては彼女を憶えていない。
蟻側の事情も知っている読者から見れば大ハズレのイカルゴの推理なわけですが、
それでもやっぱりこの作品のこういうところが好きです。
というのもこの推論、イカルゴの置かれた状況からできるものとしては、ほぼ満点なんですよね。
ピトーも含めた蟻側のすったもんだは非常に複雑化しており、
どんな智者でも看破できるはずがない域にまで達しています。
しかし、そんな中でも自身のできうるベストな結論を紡ぎだしており、
だからこそ、大ハズレでも必ずしも滑稽に映らない。
とはいえ、先にパームが懸念していたように、
論拠不十分のまま断定して行動に出るのは危険には違いありませんし、
イカルゴなんぞが 「罠にかけてやる」 と気炎をあげたところで危なっかしいばかりなのが難ですが。
仮に推理が当たっていたとしても危なっかしいくて見てられない。

さて、またまた再登場のみんな大好きウェルフィンくん。
出てくるたびに使い走りにされている彼ですが別に廃人になってはおらず
やはりメルエムの “円” に感知されなかったのは、地下にいたからというだけのようです。
と、ブロヴーダはまだ眠ってるのか。
というか、ウェルフィンは起こしてやらないのか。
ヒマつぶしに甲殻に落書きでもしてるんじゃないだろうか。…してないか。 ちっ。
それとも、死体?
「王か護衛軍に伝えてくれればいい」
これ、さらっと言ってますが、王に伝わるか護衛軍に伝わるかで大違いですよね。
王メルエムに伝えれば、よきか悪きか状況が激変する可能性があります。
一方、護衛軍に伝えようものなら、その場で首刎ねられるか、
とっ捕まって拷問されて居場所吐かされてコムギもろとも処分されるかするだけでしょう。
護衛軍も大幅パワーダウンしてるとはいえ、討伐軍サイドももうまともな戦力が残ってませんからね。
「攻撃力ならキルア以上」 とはいえ、パームじゃねえ…。
メルエムと護衛軍、双方が揃っている場で伝えたら、果たして…?

今さら 「ぶち殺すぞ コラ!!」 なんて凄んでみてもタコの眉ひとつ動かせません
神崎の威圧といい勝負です。
……………タコの眉て。 今、自分で言ってこの珍妙な日本語にびっくりした。
と、そんなことはさておき、俺は№296感想において、
イカルゴとウェルフィンの関係を 「ともにNGLを設立した同志かも」 と推測しました。
それがおおむねあっていたようです。
ちなみに、以下はその周辺の抜粋。

それだと、イカルゴが何故そのふたりを知っていたかに関しては置き去りになってしまいますが……
それは今後、ジャイロ編への取っ掛かりとして浮上してくるのかもしれません。
仲間想いな面からしても、ジャイロらと苦楽をともにし、NGLを設立した同志だったのかも。
そして、「世界中に悪意をバラ撒きたい」ジャイロの真意に失望し、
本当の仲間に憧れるようになったとか。

引用オワリ。
ここまで見る限りは、意外とこれもいいセンいっているようです。 たぶん。
一応補足しておくと、「それだと~」 以前の部分は、
ジャイロとウェルフィンの関係について頭を痛めている部分です。
あの話、わっかりづらかったからねえ…。
感想サイトやブログでも、もう見るところ見るところほとんど結論が異なってましたし。
その件での俺の推論に関しては、
お暇と興味がございましたら一読してみてくださいなっと。

さて、もとは仲間であった両者。
キメラアントとなった現在はかたや師団長でかたや兵隊蟻。
念能力者としては月とすっぽんくらいのポテンシャル差があったようです。
が、この絵ヅラを見ているとどちらが師団長でどちらが兵隊なんだかわかったもんじゃありません。
人間としての器は、すっぽんと月だったようです。
また、「蟻は敵だろ?」 「オレ達NGLの」 というセリフからして、
ふたりとも純粋にその理念に尽くしていたタイプだった様子。
彼らは、“裏” で麻薬D・Dや武器密造に染まっていくNGLをどう思っていたのか…。
ちなみに、俺はキメラアント編の結末を、
「メルエムが統治する真・NGLの発足を持っての共存END」 と予想していた時期がありました…
が、話はもうこの予想がいいセンいってるのか
とんでもない的はずれなのかもわからない領域に来てるなあ。

で、眠ったままのブロヴーダはどう使うつもりでしょうね?
既に死体であるならばイカルゴが憑くんでしょうが…
師団長クラスの死体なら、十分な戦力にはなりますよね。
あるいは、「さあ、俺たちはウェルフィンが戻ってくるまでに腹ごしらえしておこう!」 と、
解体して食うのかもしれません。 腹が減っては戦はできぬ!


ワンピース第585話感想も読む


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