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ONE PIECE 第589話感想 

はーよかった、間に合った。
また周回遅れになるかと思った。
……あ、なってる?

ということで、ジャンプ2010.30号分の感想以下どうぞ。
 
 
 第589話 「風雲の志」

■ 扉絵 「隠れ家的お店にて」
今回はなんとサディちゃんとドミノ。
「ここしばらくの扉絵は “コンビ” を意識しているのではないか」 と推測したことがありますが、
なんかすごく意外な組み合わせが来ました。
このふたりがからむところは本編では全くなかったように思いますが、
プライベートでは仲よかったりするんですかね。
マゼラン&ハンニャバルも出ましたし、そうなると次はサルデスの出番でしょうか。
相方は……スフィンクスで。 モモヒキ。

このシチュエーションは最初、
「せっかく背後のオランウータンがマジックを披露したのに、
 ふたりは食うのとダベるのに夢中で全く気づいていない」
かと思いましたが、よくよく見てみると
「手にしたもの (たぶんハンバーガー) が一瞬で消えます系のマジックで、口の中に消えた」
が正解のようです。 そりゃ無視されるわ


■ 劫火の痕
ルフィが先にいるところにエースの方が来ていたり、
そのエースのシャツの文字が違っていたりと、前話ラストと状況が違います。
どうやらサボの死 (仮) から既にある程度の日数が過ぎている模様。
もう誰も失うことのないように強くなることを誓うルフィと、
絶対に死んだりしないことを約束するエース。
しかし、これらさえ将来的には、
あろうことか両方同時に破れてしまう結末を読者は知っているわけで、
ここでのふたりの力強い宣言にも身を斬られる想いを募らせるばかり。
まあエース自身は、
全く悔いなしとは言わずともそれなりに満足して死んでいったようですが…。

サボが死んだ (仮) 理由は半分が身から出た錆ですが、
ゴアの在りようが彼をそこまで追いつめていたのもまた事実。
そうしたサボの意思を汲む意味でも、
18歳とされるゴア王国での “成人” を前に旅立つことを決意。
さりげないところですが、「主人公の年齢設定」 に意味をもたせた名シーンだと思います。
「劇場版 “ストロングワールド” はルフィ17歳最後の冒険」 という尾田先生の言葉も、
「ルフィの少年 (=子ども) としての時期はもう終わり」 という意味もあるのかもしれません。

「“中間の森” に隠してた財宝は全部失くなってた」 「結局サボは使わなかったんだ…」
これがよく解りません。
なんで 「失くなってた」 ら 「サボは使わなかった」 って結論になるんでしょう?
「“中間の森” に隠してた財宝は全部 (もしくは一部) 失くなってた」
なら 「きっとサボが持ち出したんだ…」 でいいですし、あるいは
「“中間の森” に隠してた財宝はそっくり残ってた」 「結局サボは使わなかったんだ…」
ならよく解るんですが。
こういうのはどうにも
ただの描写ミスなのか伏線なのか何か意図が隠されてるのかわかりづらいんですよねえ。

財宝の行方自体は、
(1) 森もろとも燃え尽きた
(2) “後始末” の兵隊たちが発見回収して行った
(3) ブルージャムが執念で手に入れた
(4) 失くなってたと偽ってエースがヘソクリにした
というところでしょうか。
可能性が高そうなのは (1) かな? ガイコツユキチは火葬されたのだ。
ただ、あの海賊貯金の中には黄金の類も多く含まれていたので、跡形もなくなることはないか…。
(2) もありそうですが、それだと 殺駆 3兄弟が一生懸命貯めた財宝が、
よりにもよってゴア国王の手に渡ることになり…なんたる無情。


■ 弦月の夜に
ゴアを出航後、シモツキ村に立ち寄っていたらしい革命軍一行。
(順番が前後しますが) ゴア王国の所在が 「ドーン島」 と明示されたにも関わらず、
(由来は第1話のサブタイトル 「Romane Dawn」 からですかね?)
シモツキ村が 「“東の海” のある海域」 と曖昧な表記をされているところから、
別の島と推測されます。
どうやら、この地には、思いもかけず急激に乗船者が増えてしまったために不足した
食糧の補給を目的にやって来たようですが…
いくらなんでも 「恵んで貰いました」 はないのではないか
せめて 「分けてもらいました」 とかさあ…。
と、これをドラゴンに報告している人々は、
ゴア王国貴族の正装と思しき 「羽根飾りを差した黒帽子」 をかぶっています。
第586話感想にて、
「ゴア王国の腐敗を憂う、良心ある貴族たちも革命軍に参加しているのかも」
と予想しましたが、それかもしれません。
ただ、ゴア王国貴族の正装の方はシルクハットですので、厳密にはちょっと形が違うんですが…。

昼間に目撃された巨顔人間の怪奇について盛り上がる少年門下生たちと、
この頃から アホな 厳しい鍛錬をしていたらしいゾロ。
こんな大岩担いで600近くもスクワットできる体力バカに2001連勝もするなんて、
くいなもどんな化け物なんだか…。
革命軍の船が 「顔がでかいから船もでかい」 と認識されている点には
一抹の不安が残りますが、それよりもこの様子からすると、
ゾロはイワさんのガンメンを知っている可能性があるということですね。
直接ガンメンを目にしていなくとも、あのでかさは記憶に残るはず。
ゾロとイワさんの邂逅の機会があるかは何とも言えませんが、見れば一目で思い出せましょう。
もっとも、野次馬根性がない…どころか、大事なこともときどきあんまり聞いていないゾロが
一緒に目撃しているかどうかは微妙なところですが…。
しっかり月が出ていますが、子どもたちがこんなに残っているということは、
それほど遅い時刻でもないんですかね?
もしくは、ゾロも含めたこの少年たちは道場に住み込んでいるとか。
だとすると、彼らもまた孤児ということに…?

書いていてふと思い至りましたが、ゾロの同年代の門下生たちは今はどうしてるんでしょうね。
彼らもまた、賞金稼ぎや海兵としてその剣技を振るっているのでしょうか。

そしてこれ。
「おい 手当てを急げ!!」 「これはひどいぞ…!!」
ということで、サボの生存と革命軍入りが (ほぼ) 確定しました。
ブルージャムじゃないよね?
イワさんのクレームからすると、
他のメンバーと一時別れてサボの救出に向かったように思えるんですが、
それだと色々と不自然ですよね。
先述のとおりゴア王国とは別の島だとしたら、
そんなところに流れ着くとは思えないので地理的にもそうだし、
そもそも動機的に。あるいは、サボを救い上げたこと自体は偶然で、
実際は別の目的があったのでしょうか。
イワさんの糾弾と、それに対して素直に謝るドラゴンのさまからは、
本人にとっても想定外に遅くなってしまったというような印象を抱かせますし。
こっそりルフィの顔を見に戻ったとか、
天竜人の乗った船をその目で確認しておこうと思ったとか、
“可燃ゴミの日” の後の様子を伺わずにいられなかったとか、
3兄弟の隠し財宝盗んできたとか、
ブルージャムにとどめ刺しに行ったとか。
なお、「移動」 に関する地理的時間的不可能性は、くまがいるのでどうとでもなります。
仮にふたり同時の瞬間移動はできないとしても、
ドラゴンをゴアに飛ばす → 自分もゴアに飛ぶ → 用が済んだらドラゴンをシモツキ村に飛ばす
→ 自分もシモツキ村に飛ぶ でO.K.のはず。

ちなみに、ワンピース感想が遅れたことによるお茶にごし更新の題材として
コウシロウ関連を選んだ理由はこのシーンにあったりします。 どうでもいいですね。
で、その中で 「ゾロの師であるコウシロウにも秘めた何かがあるのかも」 みたいなことを
(ちょっとだけ) 書いたわけで、
この村へはそのコウシロウとコンタクトを取るために立ち寄ったのかとも思ったんですが、
この様子だとドラゴンは道場へは行っていないようです。
単なる偶然だったんでしょうか?
まあ食糧を分けてもらおうと思ったら、一般民家よりは道場を選ぶもんなあ…。
公民館とかないだろうし。ヘタしたら村役場さえなさそうだし。 ワンピース世界。

「―――出航しよう」 「バルティゴへ帰還する!!」
第何巻第何話のことだったかコミックスを確認するエネルギーが今回はちょっとないので
記憶頼みになりますが、
確か 「バルティゴ」 というのは革命軍の拠点がある土地のひとつでしたよね。
“偉大なる航路” 内でしたかねえ…?
とにかくそこはこの時点から既に革命軍の拠点となっていたようです。
“東の海” からはるばる帰還するとなると、一拠点どころか本拠地の可能性すらアリ。


■ 国家とは
案の定というか、視察が終わったらさっさとゴミ山は復活したようです。
もともと住んでた人々はほとんど焼け死ぬか革命軍に加入するかしたはずなのに、
また新たな “ゴミ山の住人” が生まれている様子。
今回の一件を知る者はもうこんなところに住もうとは思わないでしょうから、
他の国や島からでも流れてきたのか…いずれにしろ、ろくでもない国です。

パンチはまっすぐ撃てるようになったものの、縮む際の反動を受け止めきれないルフィ。
筋力強化が必要なようです。
実戦訓練も大切だけど、基礎はもっと大切だよね! さあ、大岩を担いでスクワットするんだ!
「ゴムなんて戦闘向きでない」 と指摘するエース。
もっと後のことにはなりますが、実際にはルフィは、
ギアシリーズも含めてしっかり戦闘用に仕立てあげてるわけで、
エースといえど幼少にあってはそのあたりの考察力はまだまだのようです。

なんか切ない集団幻覚に襲われるふたり。
こんなやりとりができるようになってくるとサボの死 (仮) によるショックも
だいぶ癒えてきたんじゃないかと思えますが、
冗談にしても 「おれが死んだ方がよかったのか!?」 はやめて。 つらいから。

ついに独立国家までつくってしまいました
銀さんと森田の夢をこんなにあっさりと…!
と、なんでこいつらはここまで置き手紙にこだわるのか
使者を立ててその旨申し述べた方が国家らしいと思うんですけどね。
使者っていうかまあ自分なんですけどね。 人口ひとりしかいないし。
その置き手紙からするに、
やはり先の手紙のサインはエース、サボ、ルフィの頭文字だったようです。
早めに書いといてよかった
サボの “S” の部分が中点に変わっていますが、空白にしたり間を詰めたりしないあたり、
サボのことをふたりが尊重していることが窺えてよいです。
ポートガス城に比べて明らかにヘタクソなモンキー城は笑えます。

やけにガラの悪いクマに敗れて重傷を負うルフィ。
10年後にはくまにも散々な目に遭わされますし、妙にクマ運悪いですよね。
エースが過剰に震えているのは、サボに続いてルフィまで失うことを想像してしまったからでしょう。
いっちょまえの意地を張るにゃァまだまだ力が足りないようで。
で、そのガラの悪いクマは、
報復とばかりにやたら惨い殺され方したうえにナベにされましたとさ

マキノさんに 「あいさつのしかた」 も教えを乞うエースは微笑ましいです。
が、マキノさんの 「ふ~ん」 の真意がいまいちよく解らない俺様だったり。
「あの暴れん坊も丸くなったものね」 と考えているのか、
「そんなことに気が回るほど成長したのね」 と感嘆しているのか、
「芽生えた “兄としての自覚” がこうさせるのね」 と感心しているのか、
「かわいいこと言う&考えてるわね」 と舌なめずりしているのか。
いずれにしろマキノさんはエースの天敵?のようです。
父性に弱かったエースですが、やはりというべきか母性にも弱そうですね。
ダダンに教わろうとは考えなかったんですかね。

こいつらを店に入れるなと言うておろうに…ふたりの方も色々と計を案じてるんでしょうか。
でもやっぱりガープには惨撲殺されました
いっそ連れて帰れよもう…。


■ はじまりの “A”
ダダン一家と村長&マキノに見送られ、静かに旅立つエース。
ゴーグル装着の帽子はやはりサボのイメージでしょうか。
ダダンがいないようだが? あんなものは飾りです!
というわけではなく、ひとりアジトでたそがれてました。
「しょうのねェクソガキだった」 というのは、わりと最近までの本心だったと思います。
しかし、ルフィの参入がエースに確かな変化をもたらし、
延いてはダダンの心境をも大きく変えました。
いまやすっかりエースの第二の母親です。
とはいえ、「大恩ある母親」 と名を受け継いでくれるわけでもなく
「あいさつのしかた」 を教わりにくるわけでもなく
礼は言づてで済まされ
死際に馳せた郷愁は 「あんな奴でも懐かしい」 と惨憺たるものと、
いまいち報われないんですが。
が、まあダダンはこれでいいんでしょう。 報われるダダンなんてダダンじゃない。

ガープがここまでの展開を考えていたとは思えないので、
やはり偶発的化学変化の産物なんでしょうか。


■ さいごの “L”
“銃” の反動もしっかり受け止められるようになり、
エースの国もちゃっかり併合しているルフィ。
城を合体させるのはともかく、「エースの国」 を消しちゃってるのはひどいと思います。
というか、アレをアレに積んでも2階建てにはならんと思うんですが…。
そもそもちゃんと積めてるのか、これ…。
ちなみに、ルフィが見てる新聞を “凝” 全開で注視してみたけど何もわかりませんでした。
エースが名を上げるきっかけとなった事件には興味あったんですけどね。

そしてルフィも出立の日を迎える。
すっかり親してますね、ダダン。
ダダンが報われないなんて、そんなことは全くなかった。
ダダンは報われなくてナンボなどと誰が言ったのか。
ダダンが報われて何が悪い。
フーシャ村の奴らがビビッちまうから見送りには行かないなどと嘯いときながら
結局ガマンできなかったようで、
フーシャ村の奴らがビビッちまわないように物陰からこっそり見送る姿かわいいです。

そして場面は第1話に続く。
並べてみると、第1話では、出立直前のシーンはすっぱり省かれています。
このときこの話のためだったんですかね。
なんだか、『夢のズッコケ修学旅行』 を読みながら、
「ああ、このシーンとこのシーンの間くらいでマコを逃がしてるはずだな」
とニマァッとした幼少時の記憶が甦りました。

「サボが1番…!!」 「エースが2番目!!」 「おれは3番目」
すなわちこの順番が 「SAL」 ですね。
別にサルじゃなかった
なんだか、アニメ版ドラえもんにおいて、ジャイアンとスネ夫が歌っていた
「俺は1番!」
「ぼく2番」
「ダメなのび太は10億ばーん」
というあらゆる意味でひどい歌を思い出しました。 10億て
ちなみに、歌い分けは
「俺は1番!」 (← ジャイアン)
「ぼく2番」 (← スネ夫)
「ダメなのび太は10億ばーん」 (← ふたりで
というものです。
頭から離れないんですが、どんな話の中でのものだったかまでは思い出せません。
心底どうでもいいですね。


■ 挫ける志
そして時は順を繰り、“現在” へと舞い戻る。
幼き日に誓ったものが全て無に還った “現実” へと舞い戻る。
己の無力に絶望するルフィ。
あと一歩のところまで…どころか、
一度は確実にその手に掴みながら、結局力が足りずに失ってしまった命。
ここから立ち直るのはルフィといえど簡単ではなさそうですが…。
カギとなるのは 「兄」 と 「力」 でしょうか。
エースの死の代替というわけにはいきませんが、
サボとの再会はルフィにとってこの上ない救いになるでしょう。
ただ、革命軍に参加しているとなると今すぐ再会というわけにはいきません。
さしあたっては新たな 「力」、“覇気” の習得…というか、使いこなすための修行になりますか。
幸いにもジンベエとハンコックという格好の師がいますし。


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