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ぬらりひょんの孫 第116話&第117話&第118話感想 

ここ数週はとにかくワンピース感想で力尽きてしまっていたため、
溜まってしまっていたぬらりひょん感想を一気にドン。

今さらなんて言わないで以下どうぞ。
 
 
 第百十六幕 「胎動」

 ■ 葛の葉…葛の葉でいいわ
真ん中でズレた体グチョッと直す土蜘蛛。 いや直るのかよ、それで!
で、その口から語られた衝撃の事実を聞いた奴良組の面々の反応は…
「土蜘蛛…何言ってんだ?
妄言扱いでした
まあ、仕方ないといえば仕方ないんですが、せっかく教えてくれてるのに、
そんな電波受信したみたいな目で見なくても…。

そこに駆けつけた稀代の天才・秀元くんと財布を握り締めたゆら。
さすがというべきか、秀元くんは薄々 “鵺” の正体に感づいていたようですが、
ゆらは何も感づいていませんでした。これもまたさすがというべきでしょうか。
「安倍晴明の母親が “狐” って伝承を聞いたことない…?」
そうなん!?
感づいてないどころか、伝承さえ知りもしませんでした
そんな、俺でさえ知ってるような伝承を…。
といっても、俺も知ったのは 『GS美神』 でだけどね! ゆらも読むといいよ。

ちなみに、「安倍晴明の母親が妖狐」 とする伝承は、
『蘆屋道満大内鑑』 という人形浄瑠璃を典拠としているそうで、
「父親が安倍保名」 という説もそれに拠っているとのこと。
実在の晴明の出生は諸説紛々で、確証となるような史料はないそうです。
まあ、だからこそ様々な伝承・伝説が生まれるんでしょうけどね。
と、由来が人形浄瑠璃ということは、「母親が妖狐」 という説は
「伝説」 というよりも完全な 「作り話」 ということになりますか。 ちょっと残念。
(参考wiki : 安倍晴明葛の葉

 ■ ぬらりひょんの弐條城脱出作戦
とかどうでもいいんじゃあ!!!!
「……何じゃ この………」 「異様で邪悪な “畏” は」
どこを見とるんじゃあ!!!!
どこを見て言うちょるんじゃあ!!!!!

hunter_18.jpg しばらくおまちください。

おじいちゃんも、晴明に関しては全く知らないんですね。
まあ400年前の様子からしてもあたりまえか。
あのときはあのときで珱姫のことしか頭になく、
羽衣狐が何を企んでるかなんてどうでもよかったみたいだし。
秀元くんは問いただしたりしてましたけど、答えてくれるはずもなく。

その羽衣狐、おじいちゃんを殺った後にお食事にする気でいるみたいです。
寝起きにはスッキリ!とした味わいを好むそうですが、
運動の後はどのようなタイプがお好みでしょう。
やはりコッテリ!と肉づきのよい娘をご所望でしょうか。

羽衣狐のおまたに気を取られすぎ、背後からの気配に気づかずバッサリやられるおじいちゃん。
茨木童子はの修復はしないんでしょうか。 今後は常時フルパワー?
先にはおじいちゃんの “畏” に呑まれあっさり返り討ちになった狂子もめげずに追撃。
ワルいカオで一矢報いることに成功します。
更にバックを取った鬼童丸は一切手を出さず罵声を浴びせるにとどめ
絶体絶命のおじいちゃんを救ったのは烏天狗とがしゃどくろでした。

……なんか後半色々おかしかった気がしますが、
怒涛の幹部ラッシュを潜り抜けての脱出は熱かったです。
でも、なんか人数足りない…と思ったらしょうけらがいなかった
結局地面に突き刺さったまま帰ってきてないのかしら。
せめて、「今回未登場だったのは治療中だったから」 とかだといいんですが…。
明らかに足を引っ張ってるがしゃどくろもおもしろかったです。
そりゃあまあ確かに食えないよね。 このカラダのつくりじゃ食おうとしても食えないよね。
食えないからこその “餓者髑髏” だしね。
あと、茨木童子の 「ガシャどくろ」 という呼び方もなげやりで笑えました。
漢字ならともかく、平仮名のところを何故かわざわざ片仮名にしてるあたり。
いかにこいつがおざなりに扱われてるかがよくわかります。
こいつはたぶん、どさくさにまぎれて羽衣狐の入浴シーンを覗きたかっただけでしょう。

おじいちゃんのいう 「幹部たち」 はリクオの側近たちのことじゃないですよね?
恐らく一ツ目や木魚達磨、三つ目八雲たち…のこと……不安
頼りになりそうなのが木魚達磨くらいしかいない。
ていうか、明らかにヤバイ奴がいる。 や、一ツ目のことじゃなくてね?
牛鬼が合流してくれていればまだ安心できるんですが…。

と、辛うじて脱出したに見せかけてまだこいつがいました、鏖地蔵 (with 夜雀)。
羽衣狐の入浴姿を覗くのも我慢した甲斐あって、見事おじいちゃんを貫きます。
「奴良組三代の血はいただいた」 ってことは、(下手人が鏖地蔵かどうかはさておき)
鯉伴パパを殺ったのはこの “魔王の小槌” ってことですかね。
でも、リクオの血って吸ってましたっけ?
どうせ三代目は向こうから勝手に来るんだし、これからいくらでも吸えるって意味かな?
そして、こやつの言う 「ワシラの主」 とはいったい誰のことを指すのかっ…!?


 ■ 土蜘蛛、去る
さすがにグチョッと押しつけただけでは治るものでないらしく、
ブラックジャックよろしく自らの手で縫合手術を始める土蜘蛛。
それってやっぱ自分の糸なわけ? 縫合針はどうしたの?
もしかして直接ブスリって糸を刺したの? それと、腕の方は治るの?

で、既に興味を晴明に移し、この場を去る土蜘蛛。 でもね、リクオ
「じゃあのう」 「また闘ろうや」
って言われて不敵にいい笑み返してる場合じゃないよ。
キミ、「おまえより晴明の方が戦い甲斐がある」 って言われてるんですよ?
「晴明に比べたら、おまえらなんて後回しでいい」 って言われてるんですよ?
そこちゃんと解ってます?
そんな 「好敵手と再戦を誓いあう力強い笑み」 を浮かべるようなシーンじゃないよ?

「うまれるのは安倍晴明!?」 「どういうことや
ゆらもゆらで、なんも解ってません
土蜘蛛と秀元くんがあれだけ懇切丁寧に教えてくれたのに、なーんも解ってません。
そりゃ土蜘蛛にも 「誰だよおまえ」 言われるよ。

大丈夫なんでしょうか、この人ら。


 第百十七幕 「弐條城へ…!!」

 ■ 続・ぬらりひょんの弐條城脱出作戦
「やはり老いとは怖いな」
おまえが言うな。
というツッコミ待ちと見せかけて、この鏖地蔵の姿は仮のものという伏線でしょうか。
おじいちゃんが執拗にこいつを 「目玉」 呼ばわりしていたり、
前話で目玉にだけ密かにトーンがかかっていなかったりしている点からして、
目玉が正体のカギを握っている、あるいは目玉が本体だったりするんですかね。
目玉が本体といえば…オイ鬼たろ……いやなんでもないです。
ただ、「ぬらりひょんは妖怪の総大将」 という設定を有名にしたのは
水木しげる先生であったことを鑑みるに (*1)、案外…。

(*1) 水木先生のオリジナル設定ということではないみたい。 (参考wiki : ぬらりひょん

で、“魔王の小槌” を前にして唐突に激昂したおじいちゃんの “畏” に呑まれ、
“真・明鏡止水” にかかってしまう鏖地蔵。
この状況で姿が認識できなくなったところで何の弊害もないんですが、
なんかビビッて夜雀にカットを申しつけます。 かっこわるい。
しかも、調子コイて 「奴良組三代の血は~」 なんて口を滑らせたせいで、
おじいちゃんに裏を感づかせてしまいました。 かっこわるい。

駆けつけてきた鬼童丸から夜雀を隠す鏖地蔵。
おじいちゃんには見せてよくても、同僚にはシークレットなんですね。
鬼童丸たちだって直属の部下を引き連れてるのに、
「儂の側近じゃフェフェフェ」 では差し障りアリってことでしょうか。

「あやつの始末はワシらがやる」 「おぬしは沼に戻り出産に備えよ」
ここ一番で最もあやしい奴をわざわざ羽衣狐の傍においてしまう鬼童丸。
鏖地蔵が結局おじいちゃんを取り逃してしまったことを責めないのは、
自分がせっかく背後を取っておきながら、
罵るだけにとどめてしまった
ことに負い目でもあるのでしょう。
おじいちゃん追撃を買って出たのも、バツが悪かったせいだったりして。


 ■ みんなで歌おうゲゲゲのゲ
とばかりに押し寄せてきた奴良組。
切り貼りした痕を隠す気もない幼子狐の絵に脱力しかけましたが、
直後に出てきた2匹の鬼の前にはそんなことどうでもよくなりました
「おんどりゃここをどこだと思っとんじゃい!! ハァァン!!
蝶野か

「何とか言えやごるぁぁあ ギャホ――
落ち着け
ギャホーて。
危うく笑い死ぬところでした。 ギャホーて

そんなたった一声で伝説をつくった彼ら。 名前からして凱郎太の系譜なんですかね。
狂骨の娘はバリバリ最前線で、それも色んな意味で活躍してるのに、
凱郎太の子孫がこれだとしたら、どうにも噛ませ犬の血筋です。
で、本拠地の門に番人がいないはずがないから門番キャラを出さないわけにもいかずでも今さら門番ごときに割く尺はないからとりあえず出すだけ出して負けさせましたな彼らは、もうすがすがしいくらいやっつけに使い捨てられましたとさ。 ギャホー

かっこよく大見得をきってカチ込むリクオらに、オマケのようにくっついてるゆら。
頼れる秀元くんは双方にアドバイスや警告を飛ばしますが、
「ゆらゆらぬらぬらぬら」 言われると判りづらくてかないません。

いくらなんでも大きすぎる一口とともに出てきたのは、
かつて珱姫のお父さんを殺っちゃった、全く駆け引きしがいのない妖ですね。
鬼童丸の側近であるクラウドや牛チンピラも久々の登場でしたが、
それより更に懐かしい顔が出てきました。
鬼童丸同様、こいつらも髪が白く染まってます。 茨木童子は黒々なのに。

鬼一口とやらは全く知りませんが、もう片方はなんとサトリ。
またずいぶん有名な妖怪が出てきました。
漫画では 『うしおととら』 のそれが最も有名ですかね?
「心を読む相手との戦い」 はバトルものでは一種お約束ともいえますが、
それを破る方法は作家のセンスの見せどころです。
さて、椎橋先生の示す答えは…?


 第百十八幕 「サトリと鬼一口」

 ■ 食う口、語る口
おー、鬼一口おもしろいなあ。 トリッキーで、グロテスクで、どことなくコミカル。
ちなみに、今話で示された説明文は 「“鬼一口” の代表的事例」 らしいです。
“鬼一口” というのは本来は妖怪名ではなく、「鬼が人間を一口で食べてしまうこと」、
すなわち “存在” ではなく “行為・現象” を指す言葉だそうで、
他にも “鬼一口” と呼ばれる事件はいくつかあるようです。
現象を存在化するのは人間が妖怪を生み出す基本的な技法のひとつですね。
椎橋先生はアレンジの他にもこういうセンスもあるんだなあ。 (参考wiki : 鬼一口

一方、 リクオの曽祖父に言及してみたりして、さらっと布石を打つサトリ。
“ぬらりひょん” という存在は、おじいちゃんが祖ではなかったということですかね。
(*2)
それはさておきこのサトリ、なんか余計な修飾詞が多すぎませんか
「はやてのごとく」 とか 「稲妻のごとく」 とかどう考えても時間のムダでしょう。
“鏡花水月” を見破ったのはいいとして、
素直に 「背後に回りこんで突きを狙っておるぞ!」 て言ってあげなさいな。
蛇足はいかんなー。

(*2) ワレ気ヅイタリ。
   「曽祖父」 っていっても父方、つまりおじいちゃんの父親でなくて、
   母方の曽祖父、つまり珱姫のお父上のことか。
   確かに欲深ではあったけど、ここまで言われるほどのものだっただろうか。
   条件交渉を切り出しただけなのに問答無用で食っちゃったくせに…。


 ■ でぇもんさばすやぁ! おりょ? ちょ…いたっ なんやねんもぉ…!
攪乱戦術を得意とするリクオ…というより “ぬらりひょん” という存在にとって、
サトリは確かに能力相性の悪い天敵。
苦戦するリクオに救いの手が…まあ現れたんですが、
その救いの女神は 「慎重にいけ」 と言われただけで何をしたらいいかわからなくなりました
hunter_19.jpg

ただ、「冷静に慎重に攻める」 よりも 「何も考えずノリにまかせて攻める」 方が
対読心術としては有効だと思うんですけどね。
実際、前話感想でも触れた
「バトルものにおける読心術の破り方」 のひとつの正答がそれですし。
『烈火の炎』 なんかがそうでしたね。
また、戸愚呂兄も 「“盗聴” の前でおまえの冷静さは逆に命取りになる」 と言ってます。

優勢に気をよくし、「タイプ」 なんてバテレン語まで使い出してノリノリのサトリ。
調子に乗って 頼りにならない方の 秀元を侮辱するという、
それこそお約束的にやってはいけないことをやってしまいます。
すると―――ゆらがヘルシングになりました
妖ったー ツイッターを巡って色々ありましたが、平野先生はお元気でしょうか。
なんか下半身 (特に脚) がえらいことになってる気がするんですが関係ないようで、
部屋の隅でガタガタ震えながら命乞いする準備はOKかどうかの確認を取ることもなく、
六道冥子ばりの式神大暴走。
ゲキレンジャーの巨大ロボの最終必殺技もこんな感じでしたよね。
ただ、突進のシーンで “巨門” も火柱喰らってるように見えるんですが…。
しかも結局トドメはリクオに奪られてるし。

「爆発でも行う妖怪でも出たのか」
そして椎橋先生はときどき日本語がおかしい。 それも普通じゃないおかしさ。
こんな短い間隔で 「でも」 がかぶってるのもさることながら、「爆発でも行う」て。 ギャホー

ということで、椎橋先生の答えは 「読んだところで対処のしようがない広範囲攻撃」 でした。
ありきたりでちょっと残念。
でもまあこの戦いの主旨自体が、「心を読む相手にどう戦うか」 ではなく、
「ゆらの潜在能力を改めて示す」 ものだったみたいですしねえ。
それでいて示されたのは
よその陰陽師である一条あかりの潜在奥義、劾鬼・百鬼夜行だったという。
…と、「ありきたり」 としてしまいましたが、先例は思いつきませんでした。 意外と盲点だった…?

 ■ 心を読む能力の破り方まとめ
というほどご大層なものでもありませんが、その技法を大雑把に分けると、
凍てつく波動型の 「能力そのものを無効化する」 系を除いて

・何も考えない (『GS美神』 『烈火の炎』)
・心を閉ざす (『七瀬ふたたび』 『幽遊白書』 『聖闘士星矢』 『テニスの王子様』)
・破らなくてもあんまり関係ない (『幽遊白書』 『ONE PIECE』)

というところですか。
今回はこの3種類のうち、3番目ということになりますね。
代表例に関しては、まあ俺の思いつくままなのであまりツッコまないでください。
心を閉ざしたうえにニセ情報まで散布していた 『幽遊白書』 はさすがというか…。
また、先に挙げた 『うしおととら』 のサトリはいずれにも該当しませんが…
あれはまあ 「破る」 ことに主眼を置いていないので、とりあえず除外ということでいいでしょう。
うしお結局破れてませんし。
ちなみに、KOFシリーズのオロチも心を読みますが、それによって何がどうなることもありません
それでいて、3番目のタイプに該当するわけでもありません。 本当に何の意味もありません。
「そういう設定がある」 というだけのことです。
まあ格ゲーだし、仕方ないは仕方ないんですが、明らかな死に設定。
あと、なんかひとつ明らかにおかしい作品が混ざってますが、それも気にしないでください。
あれはあれで立派な能力バトルです。


『ONE PIECE』 第595話感想も読む
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