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ONE PIECE 第596話感想 

【“王下七武海” 私的実力番付】 がアクセス数、拍手数と
これまでの記録を同時に大きく塗り替えて目を白黒させる。

それにしてもみなさん、そこまで “七武海” 好きか。
あるいは合併号でそこまで ONE PIECE に餓えていたのか。
はたまたその両方か。

いずれにせよ、ありがたい限りです。 感謝の言葉もございません。

ということで2週間ぶり、ジャンプ2010.38号分のワンピース感想以下どうぞ。
 
 
 第596話 「SPECTRUM」

今回、サブタイトルの意味がちょっとわかりません。
『ジーニアス英和辞典』 に拠れば 「spectrum」 は
(1) [光学] スペクトル
(2) (変動する) 範囲
(3) (網膜上の) 残像
(4) 幽霊、亡霊

『広辞苑』 には 「スペクトラム」 は見出し語になく、「スペクトル」 で
(2) 複雑な組成のものを成分に分解し、その成分を特定な量の大小に従って順次配列したもの。
   「音響-」 「抗菌-」

と、いずれもしっくりくるものがありません。
ちなみに、『広辞苑』 の (1) はそのまま光学用語の定義だったので、
さすがに関係ないだろう&めんどいとして省略。
また、『ジーニアス』 の (3) は
イワさんの “GANMEN・残像 (スペクトラム)” のスペクトラムですが、
それもまあ関係ないでしょう。 こっちは普通に残像でいいし。
なんらかの意訳をするべきなんでしょうかねえ?


 ■ 扉絵 「もしも、あのとき」
これまでの扉絵シリーズにも 「ありえない」 組み合わせやシチュエーションのものは
いくつもあったものの、それでも可能性自体は決してゼロではなかった中で、
ついに組み合わせ的にもシチュエーション的にも 「絶対にありえない」 一品が。
あの一連の事件がなければ、
エースやサボが旅立ちの日を迎えるまでこんな感じで楽しくやっていけたんでしょうね…。

onepiece_46.jpg onepiece_12.jpg
そして、エースの腕のタトゥーに目頭が熱くなる。
高価な墓石を立てるより、安くても生きてる方が素晴らしい。


 ■ “泥棒猫” の探求
相変わらず非道の限りを尽くすナミですが、
「わかった 許してあげる!!」 から 「おーっ!!」が
やたらかわいかったので許してあげる!!

やはりウェザリアにはご老人しかいないんですね。 何か理由があるのかしら。
青海にも行くし、商売などの各取引までしている点からするに
若者たちが嫌がって飛び出していくような閉鎖性や硬直性も特になさそうですが…
みんな青海に降りちゃったのか、逆に若者は受け入れていないんでしょうか。
眼前の魔女女のように、
穏やかでないことに “天気” を使いたがるのは若者の方に多そうですし。
もしくは、ここに住んでいるとみんな
小松のように前世分までの走馬灯を見て一気に老けてしまうとか。
だとしたら、危うしナミ!

元泥棒の私からして今のあんたたちに足りないものがあるわ。
危機感よ。
あんたもしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないわよね?
とうそぶいたかどうかは定かではありませんが、
確かにルフィの行き当たりばったりぶりはティーチをも上回り、
そこにはナミも、実に 12年以上前 第3巻のころからツッコみ続けてきました。
ちなみにルフィの側からすれば、コビーにもツッコまれているので
実に 13年前 第1巻、それも第3話からツッコまれ続けていることになります。
そんなヤツを船長に戴けば、そりゃあ世話焼きおばさんにもなるわいや。

下界では今まさにウルージが困惑しなさっているタイムリーな雷島の話題。
確かに、ルーキーズの様子を見る限り、
“新世界” を渡っていくのならば必ず克服しなければならない天候でしょう。
まああれを天候と呼んでいいものかどうかは疑問が残りますが、
だからといって 「どう上陸しなさるんだ!!!」 と激したところで解決はしません。
理不尽だろうが不条理だろうが非科学的だろうが、
現実は常に正確な知識と確実な対処を求めるのです。

しかし、俺が雷島よりもウェザーボールよりも気になって仕方がないのがこれ。
onepiece_45.jpg calendar!

このスキャン画像ではわかりづらいと思うので
お手元のジャンプを確認していただきたいのですが、
開かれている月は、まず第1週が水曜日から始まり土曜日までの4日間。
第2~4週は普通に7日×3週の21日間。 そして第5週が木曜日までの5日間。
合計すると、“今月” は30日の月であるということがわかります。
そして、30日の月といえば “死向く侍” 4、6、9、11月。
「“新年の儀” が季節はずれ」 は全て当てはまるにしても、
「“東の海” で降雪」 となると…やっぱ11月かなあ…。
だとすると、先に 「“現在” は秋から初冬」 とした俺の推測ともあうんだよなあ…。
でも、スリラーバークの時点で12月っぽくもあるんだよなあ…。
そもそも現実とは暦が違うのかなあ…。
日づけや暦に関する設定は “海円暦” とかがあるだけなんだよなあ…。
でも、登場人物の誕生日設定を見る限り月日の設定は現実と同じみたいなんだよなあ…。
考えすぎかなあ…特に重要情報でもないのかなあ…。
でもなあ…尾田ッチだからなあ…背景とはいえ何の意図もなくカレンダーなんて描くかなあ…。
しかも、今年のカレンダーだと9月がまさしく合致するんだよなあ…うううううう。


 ■ “鼻唄” の展覧
ナマクラ島から剣山島…っておいおい、海渡っちゃったよ、このヒト。 このホネ。
その姿を見ても恐れるどころか迷わず うんこ出るのか訊いた 仲間に誘ったルフィと、
その姿を蔑み見世物とする者たちとの対比がおもしろいですね。
まあこれが普通の反応のような気もしますが。

ブルックは新技 “40度” の習得を決意。
角度を更に鋭角にしようと思ったら、
確かに爪先、膝、腰から首まで満遍なく、一層の筋力強化が必要です。
そんな “40度” を完成させたとき、ブルックは…!
……うん、やめ
そもそも筋肉ないしな、このヒト。 このホネ。

まあ純粋な身体強化もそれはそれで行うとして、
ブルックならやっぱり魔曲のレベルアップでしょうか。
状態異常を引き起こすタイプの魔曲は、磨きをかければ脅威に思える反面、
バトルもののお約束として強敵には効きが悪そう (というか効かない) なのと、
ルフィもかかるので少々考えもの。
ここは “マリオネット” か “精霊召喚” を身につけるか、
ケストラーの力を引き出せるようにするといいでしょう。

「手長族」 と 「音楽」 というとどうしてもアプーが連想されますが、
あれはあくまでアプーの食った実の能力だろうしなー。 つながりそうでつながらない。

といういか、ワンピ世界に 「シングル」 なんて物体は存在するのかい?


 ■ “悪魔の子” の追憶
若干の右往左往がありましたが、ロビンはドラゴンに会うことに決めたようです。
でも、ずいぶん簡単に脱出できるんですね?
脱走者であるロビンの捜索はもう打ち切られてたりするんでしょうか?
それにしたって警備がザルすぎるようですが…。

乗船に際してちょこっとイタズラ心を起こすロビン。
「こうなってよかった」 というのはきっと、
先にルフィに巡り会い、その後に革命軍と会う運命でよかった、という意味でしょうね。
もし、もっと早くに革命軍が保護してくれていたとしても、
身の安全こそ保障されたでしょうが、
恐らく、ロビンは心に暗いものを抱えたままであったでしょう。
下手をしたらまたそれまでと同じように、ただ革命軍を隠れ蓑としか考えず、
危機が迫れば切り捨てて逃げ出すことにも躊躇なかったかもしれません。

自分が救われたのは、そのようなことをしなくてよい自分になれたのは、
今の自分が在るのはあくまで “麦わらの彼” あってこそであり、
他のどの可能性を歩んだとしてもありえなかったという確信があるのでしょう。
本人も言っていますが、「一人の時」 と同じ姿勢を取っているのも、
まだまだ革命軍の兵士たちに完全に心を許したわけではないから。
でも、もし今、ルフィに限らず麦わらの一味の誰かひとりでも一緒にいたなら、
船室に入ることもあったかもしれませんね。
まあ細かいことにツッコめば、ここが船上で海上でありしかもロビンが能力者である以上、
もともと逃げ場なんてないんですが、最後のロビンの微笑からすると、
先のイタズラ心の延長で兵士たちをドタバタさせて楽しんでるだけなのかもしれません。

そんな “悪魔の子” に、“世界最悪の大犯罪者” との邂逅は何をもたらすのでしょうか。
ロビンが得る新しい “強さ ”は、単純に戦闘力だけを指すものではなさそうです。
兵士たちを弄んで養った女王様気質…だったりしてネ!
女王色の覇気! 喰らった野郎どもはひざまづく!

ところで、“彼”っぽいようなそうでもないような兵士の言葉からすると、
クロコダイルと組んだ時点で革命軍はロビンを完全に見失ったようです。
クロコダイルの情報操作は本当に完璧だったんですねえ。 さすが。

余談ですけど、テキーラウルフに来て以来、ロビンの顔が妙に幼く見えます。
丸みを帯びてるせいか、表情が柔らかいせいか…あるいはその両方ですかね?

また更にどうでもいいことですが、「ドラゴン」 と 「ドフラミンゴ」 って似てますよね。
あ、でもロビンを送ることになるこの船のシンボルマークとなってる翼も、
フラミンゴのものだったりして。
「ドフラミンゴ」 から 「フ」 と 「ミ」 を引いたら……「ドランゴ」 か…。


 ■ “鉄人” の伝説
なんかもう何から何までツッコミ待ちのゴリラ大佐は華麗にかわし、
気になるのは通信と思われる表記がされている冒頭の会話ウホ。
研究所の消失がベガパンク当人のもとに伝わったんでしょうか?
ついに “世界最高の頭脳” の登場なるか!?

怪我の功名といっていいのかどうかは微妙なところですが…
いやまあ世界や島の住人たちのとっては大 サンジ 惨事ですが、
フランキー個人に限っていえば間違いなく怪我の功名か。
先の爆発で山の一部が崩れ、隠し研究所があったことが明らかになりました。
極寒の地に住む人々をその苦しみから救えないと泣いた心優しきベガパンクでしたが、
陰でやることはやっていたようです。
危険な兵器の研究に意を注ぐこちらがベガパンクの本当の顔なのか、
あるいはこの兵器の研究もまた、プルトンの設計図を残した先人のように
我を斬り 刃鍛えて 幾星霜 子に恨まれんとも 孫の世のため的なものだったのでしょうか?

注目すべきは当然のようにここにもある自爆ボタン…ではなく、
「コイツの頭は一体どうなってんだ」
おまえの顔こそ一体どうなってんだ…ということでもなく、
「人間の細胞の研究」 が兵器コーナーに置かれていること。
フランキーが 「人間そのものはつくれはしない」 としていた量産型PXの素体を、
俺は 「くまのクローンなのではないか」 と推測したことがありますが、
それが少し真実味を帯びてきた感じです。
後方のカプセルや試験管などは特にそれ用っぽいですね。

フランキーが蔡瑁研究なりクローン技術なりに手を出すとは思えませんから、
これが生かされるとしたら、完全パシフィスタ化したくまに対してでしょうか。
それによってくまが人の精神を取り戻せたら、噂の “2929” の謎もっ…?
しかし、その研究は脳を復元?するところまで至っているのかどうか…
教えて、春川教授!

戦艦をはじめとした純粋な兵器開発技術は、
フランキー自身はもちろん、サニー号の強化にもつながります。
空きになっている “ソルジャードックシステム・チャンネル4” に入る何かも、
これをもとに造られたりするんでしょうか。
しかし、ここでフランキーがつくったのはまたいらん伝説であった。
これを理由に隠し研究所に近づく人がいなくなり、
フランキーは邪魔が入ることも海兵に追われることもなく
じっくりベガパンクの研究をひもとけるようになる…というスンポーでしょうか。
でも、こんなのでパニックになっちゃうゴリラ大佐は頼りないなあ。
シャボンディ諸島での目撃例があるからとはいえ、
「フランキーが実際に今バルジモアにいる可能性と理由」 を推測すらできないところも。
まあ完全に看破しろとまでいうと難しいでしょうが、
同じようにルフィがマリンフォードやインペルダウンに現れてるわけだしさ、
もう少し何か思うところはないのかい?

……………シャボンディ諸島から1ヵ月未満…?
えっ?


 ■ “狙撃の王様” の新生
ナミにとっては 「助けてあげなきゃあっという間に死んじゃう、危なっかしいヤツ」 であり、
ウソップにとっては 「勝手に海賊王になっちまうヤツ」 であると。
正反対のルフィ評がおもしろいです。
これは、ルフィを 「世話の焼けるヤツ」 と、ある種のお姉さん視点から見ていたナミと、
同い年ということもあって最も対等な視点から見ていたウソップの、
つきあいかたの違いから来ているんでしょうね。
何か楽しいことがあると、ルフィと肩を組んで踊っていたのはいつもウソップでしたし。

また、ウソップは 「前ばっかり見て生きて」 いるとルフィを評したこともあります。
知らず知らずのうちに過信というか妄信してしまっていたんでしょう。
ルフィが負けたり目的を達しそこなったりするなんて、考えたこともなかった。
(このあたりはルフィ自身もそうだったはず。
 当人がジンベエに受けた叱咤とも通じるところがあります)
その一方でルフィはウソップを、
「強くなんかなくたって一緒にいて欲しい仲間」 としています。
しかし、だからといって強くなくていいなんてはずがない。
この先、更に過酷な海を渡っていくのならなおさらのこと。
ルフィが自分のために強く在ろうとするのなら、
自分もまたルフィのために強く在らねばならない。
だからウソップも強くなるのです。

そのためのキーアイテム “ポップグリーン”。
ヘラクレスンスゴ腕先生のもと、ウソップンはこの植物を用いて武器を強化するようだん。
というか、これは “ポップグリーン” でいいのかん? “ポップグリー” ではないのかん?
普通に返事をしているところを見るに、
ヘラクレスンも結局 “ヘラクレス” でなく“ヘラクレスン” でいいのかん?
「先生」 と言われれば 「おめェ」 呼ばわりでも嬉しいのかん?
そしてくまんは、このポップグリーンのためにウソップンをこの島に送ったのかん?
それは事情通すぎではないのかん?
まさかヘラクレスンに弟子入りさせるためではなかろうなん?
それは理論構築力まで高すぎでないかん?
キミの持っているそれは本当に聖書なんだろうなん?
世界中のマル秘オトク情報満載のるるぶ的なものではないのかん?

「おれは本物の “狙撃の王様” になって見せる!!!」
そういえば、“狙撃の王様” ってウソップのことじゃないんですよね。
その名が指すのは、あくまで 「そげキング」 です。
懸賞金がかかっているのもそげキング。 政府の旗を撃ち抜いたのもそげキング。
政府や海軍は、ウソップなんぞという存在を知りもしません。
ウソップが 「本物の “狙撃の王様”」 と表現したのは、ここに理由があるのかも。
サンジとかいう奴の顔も知りませんが、それはまあいいでしょう。


というわけで今話は前話に引き続き、
麦わら一味のレベルアップに関するお話でしたが、まだひとり残っています。
言うまでもなく、レイリーが
メッセージが伝わるかどうかわからない鈍そうなの」 としていたアヤツですね。
頑なに答えを隠し続けてきたここまでの流れからすると、
いまいち理解していないゾロを通して読者に
メッセージの回答を提示する展開になりそうです。

ゾロとミホークとペローナが額を突きあわせてルフィの真意を読み解こうと
侃々諤々と議論を戦わせている絵ヅラを想像したら鼻血が出そうになった


『ぬらりひょんの孫』 第119話含むその他の38号作品感想も読む


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コメント

シャボンディの件までは、ウソップの考えが一番読者的ですよね
化け物だらけのグランドラインでウソップやチョッパーはいつも“こっち”側ですし
良いキャラで好きです

ゾロは、小一時間一緒にいるだけで鈍いのが他人に伝わるんですかねw
レイリーの洞察力が優れてるだけかも知れませんが…

タイトルのSPECTRUMは分光という意味ですね。
分かれて光る
今のルフィー達の状態を指しているのではないでしょうか。

返信が遅くなってしまって申し訳ありません。

>>三時さん
レイリーに “ひとつなぎの大秘宝” の真相を訊かずにいられなかったのも、
極めて人間的な心理ですからね。 たぶん俺も訊く。
どんなに強くなっても、
ウソップにはそうした一般的な人間らしさを失わないで欲しい気がします。

ゾロだって、決して頭が悪いわけじゃないんですけどね…
あ、「頭が悪いわけでもないのに伝わらない」 からこそ
「鈍い」 という表現になるのか。

>>なださん
なるほどー、ありがとうございます。
もっとシンプルかつストレートに受け止めればよかったんですね。
厳密な語義に囚われすぎてたか。

>複雑な組成のものを成分に分解し、その成分を特定な量の大小に従って順次配列したもの。
  ↑
そうしてみるとこの部分、ざくっと割って強引に意訳すると、
「今は別々に散っている仲間たちも、いずれ再び集う」
という意味にとれなくもないですね。
ハバキさんはもう 「シンプルかつストレートに」 の姿勢を忘れたようです。

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