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新テニスの王子様 第37話+α感想 

新テニスの王子様(4)(ジャンプコミックス)新テニスの王子様(4)(ジャンプコミックス)
(2010/11/04)
許斐 剛

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魔人・許斐剛の脳に臨界はありませんがさすがに筆には限界があったらしく、
ジャンプ本誌の読みきりに完全版収納BOXの描きおろしにとお仕事が重なったせいで
今月号は1話のみの掲載でした。

代わりに、というのも何ですが、
今月号から開始する 『ToLOVEる ダークネス』 の感想も少し書いてます。

では、ジャンプSQ 2010.11月号分感想、以下どうぞ。
 
 
 Golden age 37 さらば手塚国光

 ■ プレイヤーデータ 手塚&大和
第33&34話感想における 「このふたりの分も見たい」 という俺の願いが
許斐先生に届いたらしく、両者の能力値表が公開されています。
この調子だと、少なくともこの入れ替え戦に参加しているキャラの分は
ひととおり公開してくれそうですね。
そして残りはまた 『ペアプリ』 に収録される。 商売上手めが。
さて、まずは手塚の能力値。 合計は19。
スピード : 3 パワー : 3.5 スタミナ : 3 メンタル : 4.5 テクニック : 5

プラス、第33&34話で俺が立てた予想。 合計値18。
スピード : 3 パワー : 2 スタミナ : 3 メンタル : 5 テクニック : 5

パワーにややズレがある以外は、結構いいセンいってたみたいです。
3ポイント未満の項目がひとつもなく、メンタルとテクニックは言うまでもなく抜群ということで、
“中学テニス界の至宝” の呼び名に相応しい選手といえましょう。
でも、「表情が固いこと」 が何故キズ扱いされるのかはよくわかりません。
パワプロの 「ポーカーフェイス」 は、
相手に弱みを見せないかわりに代えどころが判らないプラスマイナスの監督泣かせスキルですが、
テニスならそんな心配もなく、プラスのみのはずですが…もしや、
蓄積ダメージが測りにくくTKO宣告のタイミングが判りづらいという話なんでしょうか。

対する大和先輩はまさかのオール2。 通信簿なら留年が危惧されるレベルです。
それでいて3番コートに居座れる理由がコーチ陣もいまいちつかめていないらしく、
「力を隠し持っているようだが」 「実態はつかめていない」 などと
伝説先行の老達人みたいな扱いをしています。
しかも 「川の流れのように~」 とかわけのわからない抽象表現でごまかしてる
仕事しろよコーチ陣。
また、右腕の古傷にちゃんと触れられています。
手塚の方も、表情なぞより左肩 (肘) の心配をしてあげるべきなんじゃないかと思います。

このように、様々な発見と想像をもたらし俺を楽しませてくれた能力値表を、
編集は 「データでは測れない!」 と清々しく全否定するのであった。


 ■ 夢で現で幻で
「『幻有夢現』」
「手塚の奴 また幻影の球を打たされた!?」
「―― いや」 「手塚も………!?」
―― いや…いやいやいやいや…
なんと手塚は、
“幻有夢現” にかかり幻影の球に反応する自分自身の幻影をつくり出していました
いやいやいやいや…。
一応 “百錬自得” を使ってるみたいだけど、倍返しでどうこうなる問題なんですかこれ。
しかも反応からしてこの幻影手塚、ギャラリーにも見えてるよね?
大和先輩の幻影球はギャラリーには見えてなかったのに。

「そう おまえたち (大和&ギャラリー) は才能があるが故――」
「俺の動きや呼吸等でポジショニング・スィングを予測して次のリアクションに入っている」
「――だから大和が打つ瞬間 打球に対する反応を変える事で」
「おまえたちは」 「あるハズもない俺を追ってしまうのだ

てこと?
すごい、すごすぎるぜ! そしてムダすぎるぜ!
もちろん大和先輩にマヌーサをかけること自体は有効ですが、
そこに外野まで巻き込むのはムダ以外の何ものでもないぜ!
これに比べたら 「殺気がこめられてるからフェイントが本物に見えた」 の方がまだ納得できますね。
手塚ならギャラリー全員に幻覚見るほどの殺気放つくらいはやりそうだし。

「絵画の偽物を “贋作” という」
「小手先の技術で描いたものは一目でそれとわかってしまう」
「しかし贋作にも何十年何百年もの間 専門家の目をだまし続けたモノがある」
「何故か!?」 「その絵にも “魂” が込められていたからじゃ」
「たとえ贋作といえど画家としての精魂をつぎ込んで描く」
「さすれば本物と見まごうばかりの作品もできる」
「テニスの魂とはなんぞや!?」
破壊力!? 否―――」「それは “殺気” じゃ!!」
殺らなければ殺られるという気迫のこもったテニスが何より恐いのじゃ!!」


 ■ テニスは、楽しい
チームを全国優勝に導いた。
部長の座を海堂に、柱としての在り方を越前に託した。
主要選手はもうひとりいた気がするけれど、
まさか柱を託した選手がアメリカに行ったきり帰ってこないとは夢にも思わぬことなれど、
なんで回想内の不二はそんな小難しい顔なのかわからないけれど、
乾のメモリィはそれでいいのかと思わないでもないけれどまあそれでいいんだろうなと思うけれど、
青学テニス部部長としての役目は全て果たしました。
成すべきことを成した手塚は、かつての部長に眠りかけていた夢を揺り起こされ、
更なる、そして新たなる高みに―――

tennis_11.jpg 「!」

「!」
いやもう 「!」 としか言いようがないんですが、
なんか手塚も “天衣無縫の極み” に辿り着いちゃったみたいです。
テニスプレイヤーが閃光を放っただけなのに、テニスプレイヤーが発光する程度のこと、
今さら特筆すべきことなど何もない一般現象にすぎないのにこの圧倒的な存在感。
さすがは作中最高峰の実力者ということでしょうか。

“天衣無縫” に拠る以上、
どうせ返球どころか肉眼では捉えることもできないスピードのショットなんだから
普通に打ち込めばいいだけのはずなのにわざわざまた肩に負担をかけて零式でトドメ
たとえかつての先輩であろうが部長であろうが恩人であろうが、
わずかなりとも自分に恥をかかせた大和先輩を手塚は許しませんでした。
また、テニスを心から楽しんでいないと届かぬ極地である “天衣無縫” に至っても、
ニコリともしませんでした。
総評で表情の固さを欠点扱いしていた理由はここにあったのかもしれません。

これで手塚は “無我” の奥の3つの扉を全て開いたことになりますか。
そんな過剰な武力を得た手塚に矛を向けられた以上、
彼が身を翻しただけでビクッとしてしまう大和先輩を誰が責められよう。
引退を期していた試合がこんなのだなんて、運がよかったのか悪かったのか…。

「突き抜けたな……手塚クン」
黄金聖闘士も脱帽です。
やはりアームパーツだけでは、黄金聖衣といえど不完全ということでしょうか。

「本当にあの男にリミッターば無かね」
大学で脳波まで測った無我マニアなのに、無我のこと全然解ってなかったね。

「…追いついてあげますよ……必ず…」
  bakuhai_02.jpg

「まだやろ」 「なぁ……徳川どー思う?」
思わせぶりに登場した1番コート所属と思われる色黒白髪高校生。
白石のお兄ちゃんかなんかでしょうか?
「まだやろ」 って言ったそばから敵が最終覚醒して結局そのまま終わってしまい、
なんとマヌケな…と思いかけましたが、
よく考えたらこの 「まだ」 というのは、「まだ大和は負けてへん」 という意味でなく、
直前の 「あれが手塚国光…か!?」 を受けてのものですね。
つまり、「 “手塚国光” を判断するには早い。 まだ何かあるでぇ。 んんーっ、ジェラシー!」
という意図での発言だったと思われます。


 ■ 至宝は更なる研磨を求む
「さらば手塚国光」 というサブタイトルから、
今話における手塚国光の死を予感した方も少なくないと思われますがそんなことはなく、
(比較的) 普通によきお話でした。
ラス前の不二の頼みは、やはり最後に約束の決着を、でしょうか。
普通に考えれば、
跡部様と入江先輩が血で血を洗う壮絶な死闘を繰り広げている一方そのころ、
勝負の熱が陽炎となって残留する別コートにひとつだけたたずむ人影、
主を見失った老犬のように転がるボール、
嘲笑うように蒼い空、
そして残酷な現実を刻んだスコアボード。
そうした中でその人影…すなわち不二が
「手塚…やっぱりキミはすごいや。 でもいつか必ず…」 とつぶやくのでしょう。
6-0まではいくかどうかわかりませんが、それなりに大差つけると思います。
で、不二も最終覚醒へ。
ただ、許斐先生のことですから案外、
不二に本気で完封されて逃げるようにドイツへ発つ手塚…というオチもあるやもしれません。

ああ、「跡部様 vs 入江先輩」などと言っている時点で…
というか言うまでもなくお気づき、かつ同様の予想をしておられるでしょうが、
元九州獅子楽コンビは敗北せざるをえないでしょう。
いかに許斐先生といえど、さすがにここまでビシッと締めさせて
チームも (勝手に) まかされた跡部様を、出番のないまま終わらせるとは思えませんし。
まあ出させて負けさせて今度こそ丸坊主、とかはするかもしらんですけど。
どうでもいいですが、「このチームは俺様に任せておけ」 と嘯く跡部様に
千歳が 「何を言ってるんだこいつは」 って感じの
ものすごい冷めた視線を刺してるのが気になります。

最後に九州コンビの能力値予想。
まずは橘。 ややパワー寄りでこんな感じ。 合計値は16。
スピード : 2 パワー : 4 スタミナ : 3.5 メンタル : 4 テクニック : 2.5
総評には 「攻撃特化~」 とか 「ラフも織り交ぜた~」 とか書かれてる。

続いて千歳。 こっちはテクニック寄りのバランス型。 合計値は同じく16。
スピード : 3 パワー : 2.5 スタミナ : 3 メンタル : 3 テクニック : 4.5
総評欄は 「“才気煥発の極み” によりデータでは測れぬ力を~」 とか、
「“無我” に対する深い造詣が~」 とか、そんなん。



  To LOVEる ダークネス
スピンオフどころか、普通に続編ですね。
んでまあ感想なんですが…なんというか、ちょっとむねやけが残る感じでした。

「少年誌」 という枷のはずれた長谷見&矢吹コンビの暴走はよくも悪くもすさまじく
ここまで来ると逆に 「エロ本行け」 と思わざるをえず、少々乗り切れない部分があります。
例えるなら、朝食に 「重かったらごめんね?」 と言われて
からあげでも出てくるのかと思ったら満漢全席が出てきた、みたいな。
あるいは、ジャンプ時代は直角に曲がるスライダーだったのが、
SQでは170km/hのワイルドピッチ (しかもビーンボール) になった、というか。

メインキャラたちがお約束の持ちネタで顔見せしていく中で、
悪い意味でアグレッシブすぎるモモがちょっと鬱陶しかったです。
冒頭の 「脱ぎ捨てられたぱんつと下げられたトランクス」 はさすがにやりすぎではあるまいか。
そんな毎日を送りつつもいまだに 「女に免疫がない」 と言い張るリトには
先天性免疫不全かなんかじゃないかという疑念も湧きますが、
まあ彼の良心と自制心の賜物でもあるのでしょう。

で、そのリトくん。
彼がモテること自体には何の異論もありませんし、ハーレムつくってもさもありなんというところです。
しかし、(ジャンプ時代の中盤以降には既に見られた傾向ですが) 女の子の方ばかりが増えすぎ、
しかもその好意のベクトルをことごとくリトくんに向けてしまったせいで、
彼のキャパシティが飽和しちゃってたんですよね。 明らかに手が足りていなかった。
だから、天条院さんがザスティンに惚れたとき、俺は喜んだりしちゃいましたし、
あのタイミングで作品が終了することも文句はありませんでした。
しかし、女性キャラを全く整理しないまま続編に入っちゃったもんだから、
その問題がそのまま再燃しちゃったわけです。

そんな経緯あるがゆえに個人的には、例えばヤミや蜜柑のリトへの好意は
(そこは通常より強めでもいいので) 友愛や家族愛の範囲にとどめ、
ふたりには百合路線に進むなりつかず離レズの立ち位置を維持するなりして、
彼に依りすぎないでくれるのがいいと思うのです。
もちろん天条院さんはそのままザスティン方面へ。
(それだと誌面への出番がなくなるかもしれませんがまあよし)

とまあ、ややネガティブに流れちゃったけど、ちゃんと楽しんではいます。
SQの購入理由はほぼ 『テニスの王子様』 めあてでしかなく、
そんな中で好きだった 『アイレボ』 が打ち切られ、
他の作品も、好きとはいえても 「つまらなくはない」 か、
「おもしろいが購買意欲につながるほどでもない」 という域を出ない中で、
雑誌の魅力と価値を押しあげてくれました。
「リトさん危ないです」 「私の下に!」
なんかはいかにも 『ToLOVEる』 らしい狂い方でよかったです。
  dora_10.jpg 正常な狂気。
まあ普通に後ろに隠したら隠したで結局、
敵の攻撃を受けてのけぞったモモが背後にいるリトにぶつかって顔に股間を押し当てる
という展開になるんでしょうけど。


『ONE PIECE』 第599話感想も読む
ジャンプ 2010.44&45号 かってに合併号感想も読む


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