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ONE PIECE 第602話感想 

ONE PIECE GREEN SECRET PIECES (ジャンプコミックス)ONE PIECE GREEN SECRET PIECES (ジャンプコミックス)
(2010/11/04)
尾田 栄一郎

商品詳細を見る

コミックス第60巻と同時発売のこれ。
「アーット驚く七大ポイント」 のうち、
「冒険を巡る80以上の秘密を徹底公開!!」 と
「“最後の海 新世界編” の注目勢力を徹底解析!!」 の2点が特に楽しみで仕方ない。
尾田先生の完全監修ということなら 『グランドカウントダウン』 のときみたいな
薄っぺらい内容でも勇み足まがいの凡ミスもないでしょうし。
でも、「幻のラフスケッチ&製作裏話大暴露!!」 は
『グランドカウントダウン』 の転載に過ぎなかったりするのかしらん?

ということで、ジャンプ 2010.48号分のワンピース感想、以下どうぞ。
 
 
 第602話 「下舵いっぱい!!」

 ■ 扉絵 「ウソップとカワウソが川で競泳してるところ」
カワウソ…カワウソかあ…。
当然 「ウソ」 をからめてくるだろうとは思ってたけど、カワウソかあ…。
かなわねェ…!
俺が負けるなんて考えたことなかった…!!

さすが逞しくなったウソップ。 なんとリードを奪っています。
そうであっても最終的にはスタミナ切れして逆転されてるのがかつての彼ですが…?

どうやら仲間順で間違いないようなので、お次はサンジか。
この調子だと、「ブタにトンカツをふるまうサンジ」 のようなストレートなのではあるまい。
…………。
よし。
「オカマのカマキリに料理されるサンジ」
これでいこう。


 ■ 贈る言葉
「“海賊王”に!!!」 「おれはなるっ!!!!」
   ↓
「おっとっと」

なんか前話からの落差がすごいですが、
この 「向かいあうルフィとレイリーの間に修行時の回想コマを挟みこむ構成」 は素晴らしい。
ここまで 「漫画であることを漫画に活かす」 ことができるのは、
今まで俺の中では藤子・F・不二雄と松井優征のふたりだけだったんですが、
尾田栄一郎も加えることになるかもしれません。
それくらい見事な漫画的演出だと思いました。

その回想コマのひとつめ。
恐らくは 「“武装色” をまとった攻撃を “武装色” で防ぐ訓練」 だと思うのですが、
だとすると比較的早い段階の様子になるはず。
にも関わらず、ルフィの胸には既に件の大傷が。
ということはやはり、あの傷は修行中に負ったものではなく、サカズキにえぐられた痕なんでしょうね。

2コマ目は一見するに特に変哲のない団欒風景なんですが、
こうして並べてみると、直後のレイリーの表情が
「自分が人の親になることはなかったが、もし息子や孫がいたら…」
などと、淡い夢のifに想いを馳せているようにも映ります。
でも、もしレイリーに息子がいたりしたら、エースと同じ道を辿りかねないんだなあ。
海賊とは、まったく罪深き存在であることよ。
彼が妻も子ももたなかったのは、そういう理由もあったのかもしれません。
いやまあレイリーが妻も子もいないとは一言も明かされてないんですが。

「頂点まで行って来い!!!」
他の誰ならともかく、この人に言われると
「頂点まで行って、そして帰って来い!!!」
という意味に聞こえて体が震える。
自分の勝手な妄想で勝手に震える。 一家に一台、自家発電機。

「弟子の船出だ」 「よしなに頼むよ」
このコマでレイリーが携える刀ですが…綺麗な直刃に真円の鍔、そして美しい純白の柄。
これ和道一文字じゃないですか?
同じ刀、しかも大業物クラスの逸品が複数あるのかどうかはわかりませんが、
同一の刀工の手によるものである可能性はあります。
この刀にも “和道一文字” という銘が入ってるのかもしれないし、
仮に姉妹品であっても別銘かもしれない。

“元ゴーストプリンセス” ペローナ見参。
事情を知らない彼女からしてみれば、もう到着から2週間経つわけですから、
いまだにシャボンディに留まってることに呆れるのもやむなしです。
そしてやはり、ゾロが無事に集合場所に辿りつけたのは彼女の力添えあってこそでした。
「私がいなきゃお前 今頃……」 と言われて反論できなくなってるゾロの様子を見るに、
まあ推測するまでもない当然の苦労が、さぞかし色々色々あったのでしょう。
おつかれさまです。 ゾロじゃなくてペローナがね。
ゾロとペローナに限った話じゃありませんが、2年間の修行期間をともに過ごした相手とは、
一味の仲間よりずっとつきあい長くなってるんですよねえ。 ちょっとフクザツ。

あ、勝手に 「元」 にしちゃいましたが、
まああの様子ではプリンセスなんて扱いは受けてないでしょう。
ブーブー言うも聞く耳もたれず、いいように使われていたはず。
プリンセス? ははっ。 と嘲笑われることすらなく
ミホークなんて、2年同棲してても名前も憶えてないよ、きっと。

「お前こそ何でまだここにいるんだ!!」
たぶんショッピングでもしてたんじゃないですか。
シッケアールで廃墟を家捜ししたりヒヒから剥ぎ取ったりして揃う装備じゃありませんし、
ゾロを送る途中で寄り道なんかしようものなら、
「つきあってられねェ。先 行ってるぞ」 とか言って
そのまま消息を絶つに決まってるので寝覚め悪くなってイヤでしょうし。

クマシー2号や明らかに変な位置についてる腕時計に気を取られがちですが、
上腕部分の刺青?はこれ、モリアのマークですかね?
スリラーバーク時代からあったかしら?と思ってざっと確認してみましたが、
当時は袖で隠れててわかりませんでした。
よく探せばもっと見えるところあるかな?

さすがにペローナのにおいをかぐサンジは見てていい気分しませんが、
これによってペローナが実は男であると発覚したりしなかっただけマシか。


 ■ 集結・仲間と恩人と
ということで2年ぶりの一味全員集結ですが、まあ皆さまお変わりなく。

ドス!! メキッ!! バキャッ!!!
と確かなるパワーアップの成果を見せるナミ。 死ぬぞこれ
私、もう死んでるんですけどー!!
ああ、じゃあいいか。
と、ライエルのごとく鼻血噴射してどっか行くサンジ。
まあこっちはそのまま死んでもらってもいいや。 いっぺん生まれ変わって来い。
甲板に降り立つやさっさとどっか (たぶん寝にか、酒を取りに) 行くゾロも笑えますが、
「気持ちはわかんないけど後にして!!」 もおもしろかったです。
きっと後でナミは 「チッ、これだからは女は…」 「ロマンがわからねェ…」 と
いかにもナミが悪いような空気の中で軽蔑の視線と舌打ちの乱れうちを浴びるに違いない。
そしてその数倍殴り返すに違いない。

作画ミスなのか、
顔の輪郭は角ばってるわ目も鼻も口もなんかおかしいわで大変な顔になってるハンコック。
どうにも彼女の周辺に関してはテンションあがらないので
感想が全く湧かないわけでもないけどあまり書く気になりません。
でも、マーガレットたちの言う 「4人 (匹?) の見たことのない生き物」 の内訳は気になるな。
ホネと物体とタヌトナカイで3つ。
あとは珍人と化してるサンジか、珍鼻ウソップか、はたまた両方か…。
なんてこった。 一味の男の中に、見た目のうえでまともなのはゾロしかいないのか。
ハラマキなのに!

と、そのサンジ。
「おめ゛ェ ちゃんと修業してたんだろ゛うな゛ー!!」
修行してなきゃナニしてたって言うのさ。
とりあえずサンジは羨ましがってばかりいないで、
自分が女ヶ島に飛ばされてたら命がなかったことを理解した方がいいですね。
登場当初の (あるいは今でも) ハンコックらからしてみれば、サンジは最も嫌うタイプです。
それこそ冗談抜きの怨讐レベルで。
…が、まあ一味のうちルフィ以外の男性陣は誰が飛ばされてても処刑されそうですけどね。
人間のメスに興味なし&医術のチョッパーが唯一、希望ありでしょうか。

「武運を祈るん!! ウソップン!!」
と、妙に軽快なリズムの押韻文で激励するヘラクレスンと大暴れのムシキングン。
現地からの脱出が一番困難そうだったウソップンは、
どうやらこの巨大ムシキングンらにでも乗っけてきてもらった模様。
(さすがにこっそりついて来ただけってことはありませんよね?)
だのに、そのウソップンは 「海軍が追ってこない理由」 にピンと来ていません。
ヘラクレスンらが海軍を足止めしてくれているとは全く想像していないみたいです。
送り届けてくれた時点でもう帰ったと思い込んでいるのでしょうか。
師の心 弟子知らず。 なんかしっくり来ないシーンだなあ。
ヘラクレスンのみならず、ハレダスさんたちの助力も
このまま 「相手の勝手なトラブル ダークネス 」 としか認識されずに終わるんですかね?

「突然の雨で火薬をやられ 武器が不能に」
おまえらはいったい何度その手口で無力化されてるんだ!!
いい加減、水濡れ対策くらいせんか。
というか 「武器が不能に」 ってなんだよ! 横着すんな!
ホウレンソウは正確に!

で、そのアメフラシの正体はもちろんウェザリア。
ハレダスさんは
「ナミちゃんはええ娘だから風向きが味方してくれた」 というようなことを言ってますが、
2年も一緒にいればやはり、ナミの本来の性質に触れる機会もあったのでしょうか。
それとも、今なお騙されてるんでしょうか。
また、そのセリフから空をあちこち漂っているのは間違いなさそうなウェザリアですが、
方角、速度とも自由に移動できるわけではないようです。
やたら機械的な制御室?有するその技術をもってしても、操作は全くできないんでしょうか。
それとも、「ある程度はできるが完全には不可能」 くらいの範囲?
もしくは 「操作自体もできるが天候が利用できると効率アップ」 といった意味でしょうか。
空の船って感じですかね。 このあたりはいずれ明かされるのかしら。
あと、シャボンディは 「市」 なの?

「先行した第2小隊は全員ネガティブになっており―――」
「我々は今 予想だにしない妨害に遭い…!!」 「心が…!!折れそうですっ!!!」
ホウレンソウは正確に!
と思ったけど、こりゃあ無理だ…。
なんかひとり 物理的に食われてる んですけど…。
お気の毒に…。
どうか何とぞ、何とぞ、彼にはしっかり心のケアをしてあげてください…。
もういざとなったら、
パシフィスタに改造して人格もろともこの記憶を消し去ってあげてください…。
そういえば、「インペルダウン網タイツの乱」 のときの通信もこんな感じでしたね。
「なにか画期的ないでたちをしており…あらゆる意味で止まりません!!」 みたいな。
どうでもいいけどきっとあれ、
後世では混同されてクロコダイルやジンベエも網タイツはいてたことになってるんだろうなあ…。

先のハンコックのウィンクと綺麗な対比をなす新人類拳法 “割れ星のまたたき”(仮)。
それに乗せられた愛は、たとえ離れていてもサンジのもとに届きました。
シューワッキーマッセーリー。
ああなんという美しき愛よ。 主はここにおおいなる奇蹟をもたらした。 おおハレルヤ!
「女好きのプレイボーイ (気取り) キャラは、逆に女に縁がない」 というのはわりとお約束ですが、
オカマにここまで愛される女好きのプレイボーイキャラはさすがに前代未聞です。
オカマ道 (ウェイ) の奥には3つの扉があっとたい。


 ■ 下へ参ります
以前、「コーティング船は海中に潜るときは気泡に包まれるんじゃないか」 という
推測コメントをいただいたとき、
「俺も最初はそう思ったけど違う気がする。 というのも~」 と偉そうに述べましたが、
コーティング船はやっぱり気泡船でした
てへっ。

「コーティング船は色々な圧力を軽減する力を持っているの!」
「――― つまりコーティングした船は浮力が足りなくなり」
「今 船底を支えている 「浮き袋」 を外すと船は海底に沈んでく そういう仕組」
なるほどー。
…いや、俺はわかったよ? 俺はね?
シャボンコーティングは、水圧から船を守るだけじゃなかったってことか。
そうだよね。 今までこれっぱかしも考えなかったけど、
潜水艦でもない、穴が空いてるわけでもない普通の船を海中に沈めるんだもんね。
そりゃあなんらかの形で下向きのベクトルを発生させなきゃダメだよね。
水圧対策したところで船が潜るわけじゃないもんね。
シャボンコーティングを展開したら勝手に潜るもんだとばかり思ってた。
要するにドラクエ6のマーメイドハープの印象が強すぎた。

「コーティング帆船は海流を風の様に受けて動かすそうよ」 もおもしろいなあ。
「沈めば勝手に着くんじゃねェのか!!」
俺もそう思ってました
結局、肝心な部分の科学理論は一切説明されてませんが、
こうやってさりげなく物理学的な論法を混ぜ込まれると、いい意味でそれっぽく感じられます。
『キン肉マン』 や民明書房のウソ知識が猛威を振るったゆえんでもありますね。

どうでもいいけど、いったん海に潜らないと浮き袋が外せないとすると、
能力者だらけのバロックワークスなんかは思わぬ苦労を強いられますね。
ミス・ゴールデンウィークにやらせるしかない
めんどくさがってやってくれない気がするガネ、あの女は。

「出航か!? ナミ!!」
わかってないね
しかし、浮力や流体力学はわからずとも、
「野郎共!!!」 から入って 「出航だ!!!」 で締めるルフィは、
さすがに海賊のなんたるかをよく解っています。
親分といったら 「野郎ども!!」 だよね!

「山ほどあるずっと話したかったこと」 って何でしょうね。
エースのこと、これからのこと、そして仲間がいたから救われたこと。
色々思い浮かびますが…いずれにしても、長々と話すタイプじゃありませんから、
大きな深呼吸の後、万感の想いをこめてただ一語
「ありがとう!!!」 どどどん!!
とかかもしれません。
んでその後 「じゃあサンジ、メシ!!」 と続く。
で、サンジもったいぶって新レシピを大々的に公開しようとするも誰も聞いてない

「行くぞォ!!! 魚人島ォ~~~~~!!!」
「目指す高みは海賊王!!」
なんかルフィの音頭と編集のアオリが噛みあってないんですが…。
「魚人島に行く」 って言ってるだろ! 無視すんな!
“海賊王” はまだ別の話だよ! 話を勝手に進めないように。

ヒソカにロビンまで腕を上げてルフィの檄に応じているのは、
2年ぶりの仲間たちの変わらないことの嬉しさと変わったことの嬉しさがうまく表れてますね。
以前の…エニエス・ロビー以前はもちろん、
ともすればシャボンディでバラバラになる以前の彼女でもやらなかったことかもしれません。
そして、2年経ってもゾロとチョッパーは仲よしなのであった。
サニー号に着いたときも同じコマに映ってるし、今話ラストでもすぐ傍いたりして、
ゾロと一番近しいのはルフィでもナミでもなくチョッパーではないかという気がしますね。
きっとチョッパーは、彼のためにこの2年間で “ダメに効く薬” を完成させていることでしょう。


第602話感想 追記も読む
『ぬらりひょんの孫』 第129話含む他作品感想も読む


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コメント

初めまして!

戦争編の頃から読ませて頂いています
自分はワンピースは勢いと雰囲気(と時には感動しながら)で読むので(もちろん台詞などはしっかり読みますが)このサイトの考察でハッとさせられることが多くて重宝していますw
これからも感想楽しみにしています!
ところで最近の感想見て思ったのですがサンジにかなり辛口ですね お嫌いですか?w

初めまして。 コメントありがとうございます。
俺も一読目はそんな感じですよ。
“凝” 全開にするのは二読目以降です。
とはいえ、常時 “凝” なのはほぼクセになりつつあるので
一読目もそれなりに目は凝らしてるんですけどね。

実を言うと一時期嫌いだったことはあるんですが、今は別に嫌いじゃないですよ、サンジ。
俺の性格上、嫌いなら最初から触れもしません。

まあウォーターセブン編以降のサンジは、明らかに作者自身が率先していじめてますからね。
サンジはいじめろ。 いじめてこそのサンジだ。
いじめられないサンジに何の存在意義があろうか。
そう尾田栄一郎は言っている。 俺の中で。

”ルフィの音頭と編集のアオリ”笑い死にました(笑)

ハバキさんの「ゾロと一味のサイドストーリー」いつもリアルで困ります。
ぜひシリーズ化してください。

自分、ブログ名、書き換えなくちゃ…『ゾロとチョッパーと麦わらの一味』


Ps.
前回コメレス、お慰めのお言葉をありがとうございました♪
言われてみればそうでした。
サンジくんと違って、戦闘以外に取り柄がない彼が不憫でつい…
ハバキさんに免じて今回だけはガマンしてやることにします。


Ps2.
でもチョッパー、600話ではフランキーにべったりでしたよー。
彼のオスの趣味が、なんとなくわかってきた…ガテン系?

あのアオリには本当に面喰らいました。
何考えて書いたんだろう。
普通だったら 「いざ魚人島!!」 とかになると思うんですけどね。
またはその前の第601話のラストのアオリが
「待ってろ新世界!!」 なので、それと逆じゃないかと。

チョッパーも別にゾロとだけくっついてるわけじゃないんですけど、
どうもこの組みあわせは印象に残るんですよね。
迷子ネタの他に
主治医とその言うこと聞かない不良患者のイメージのせいもあると思うんですが。

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