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ONE PIECE 第625話感想 

ふとコミックスの第62巻を読んでいて気づいたんですが…
以下は、左が雑誌掲載時、右がコミックスの画像。
onepiece_112.jpgonepiece_112a.jpg
ゾロの懸賞金額が1億2000万に戻っちょる…!
えー。
えー、なんだよー、あれただの誤植だったのかよー。
4000万という絶妙な上がりぶりに、
2年の間に大きすぎない程度のなんらかの事件を起こしたのではないか、
まさかミホークに勝ってしまったのではないかと
色々予想していた我々はいったいなんだったのさー。
結局、別に上がってなかったってことなのかよー。
  onepiece_89.jpg
じゃあなんで思わせぶりに懸賞金額隠したりしてたのさー。
あれもたまたま隠れちゃっただけだったってのかよー。
納得いかないぞブーブー!

ということで、ジャンプ 2011.24号分のワンピース感想、以下どうぞ。
 
 
 第625話 「受け継がない意志」

ホウ…。 これはちょっと興味深い変化球。
「受け継がれる意志」 は、ロジャーが遺した
「決して止められないもの」 をいくつか挙げた言葉の中に含まれ、
第145話のサブタイトルにもなっていますが、今回はそれを否定…とは違うか。
対をなす、と言うべきですかね。 そういうサブタイトル。
ロジャー、ヒルルク、ノーランド&カルガラ、エースなど、
これまで作品内で “意志” とは基本的に 「受け継ぐもの」 として描かれてきましたが、
ここで変化をつけてきました。

 ■ 扉絵連載世界の甲板から Vol.11 「バラティエ - バラティエ本店改装中 -」
ストロベリーに負けてなるものかと天を衝くコック帽をまといてオーナー・ゼフ。
脚が生えたというようなこともなくよさ毛も相変わらず絶好調で、
見た目に関しては2年前と全く変わっていませんね。
バラティエはなにやら本格的にドック入りしているようですが…
これ、階上席を建て増ししてるんでしょうか。
でも大丈夫なの、帆船の上にこんなビルヂングおっ建てちゃって?
後方の帆とか、明らかに風を受けられなさそうなんですが…ちゃんと走れるの?

「本店」 ということは、支店オープンでもしたんですかね?
支店長はパティかカルネかクリークかギンか…。

お次は真・ココヤシ村。
ゲンさんとノジコが結婚していたり今少年とノジコが結婚していたり
両方だったりするのでしょうか。


 ■ 瀕死の天竜人
難破して魚人島に漂着した天竜人は、名をミョスガルド。
これまでに登場した天竜人とはいずれとも別人ですが、
パターンも予想も全てにおいて裏切らない、ろくでもない奴でした。
ただ、命に関わる大怪我を負っておきながら、
治療よりもマスクを先に要求するさまはなかなかに気合いが入っていてよろしいですね。
これなら、死んだ乗組員たちを根性なし呼ばわりする資格はじゅうぶんアリ。

マイダディと、マイサンことミョスガルドの会話の内容の理解にちょっと手こずる。
とりあえず、ミョスガルドは、おかしらが逃がした魚人の奴隷を取り戻すべくやってきたようです。
ヒマなやつとは思いますが、それはまあよし。
問題はその前部分。
「え!? 魚人の奴隷達が魚人島に戻った!?」 「なぜかえ? マイダディ……!!」
「何でもな マイサン… ジンベエという魚人が七武海になって」
「タイヨウの海賊団の者達が国に帰ったそうだえ マイサン…」 「その中には元奴隷の者達も…」

なんでこの人ら、今ごろになって奴隷たちが解放されたことを知っているのかしら、
しかも、なんでそこにジンベエの “七武海” 加盟の話が出てくるのかしら、
奴隷解放はそのもっとずっと前の話じゃないか…と話題のちぐはぐさに混乱していたら、
どうやら 「魚人の奴隷達が魚人島に戻った」 というのは、
おかしらが奴隷を解放したことではありませんね?
これは、タイヨウの海賊団として暴れ回っていた中の、元奴隷だった魚人が、
おかしらの死とジンベエの“七武海”加盟を機に海賊団を離れて
島に戻ったことを指して言っている…でいいのでしょうか。 アラディンに代表されるような。
どうも、上のやりとりの中でいう 「タイヨウの海賊団」 というのは、
「元タイヨウの海賊団員で、ジンベエが率いることになった魚人海賊団から離れた者」
のみを指しているらしく、
加えて、元奴隷の船員が全て魚人島に戻ったようにも一部だけのようにも取れる
ばらついた言い回しになっており、
それらのせいでこんなにややこしくなってしまっている模様。

どうでもいいですが、ミョスガルドは魚人の奴隷をコレクションしていたとのこと。
ロズワードは海賊団の船長をコレクションしていましたし、奴隷収拾にも色々あるようです。
時には、クラピカ評するところの
「反吐の出るような」 コレクション自慢でもしあっていたんですかね。

あと、ミョスガルドがつないでいる奴隷と思われる娘さんがいい感じに美人さん。
この一事のみをもってしてもこいつは殺すべき。
ダディのほうはよく顔が見えません。 推定無罪にせざるをえないのか…。

「地上ではお前達の威厳は」 「海軍大将の出動義務によって保たれているだけだ」
地位や権限はともかく、威厳が保たれているようにはとても思えませんがそれはさておき、
この世で 「力」 といったら、基本的に財力、権力、そして暴力。
天竜人が自身でもつのはこのうちの財力と権力だけで、暴力は外部頼みなんですよね。
財力というのは、カネなんぞ知ったことかという手合いには当然通じないし、
権力も相手に直接働くものではなく、権力を行使した報復をちらつかせてみても、
それがおこなわれるのはしょせん事後であり、後のことなぞ考えていない者はやはり抑止できない。
まあ要するに今回みたいなケースにおいては、ご覧のとおり無力なわけです。
財力と権力は、第三者が必要な相対的な力なんですよね。
しかも、社会システムが整っていないといけない。 そこに限界がある。
そんな中で、暴力だけが絶対的、かつ原始的なだけに状況を選ばない。
ルフィが、権力を無視して天竜人に暴力を行使した件もそう。
天竜人のアキレス腱はやはりここですか。
そういえば、メルエムが至った結論でもありますね、暴力サイコーってのは。
まあ軍儀で連戦連敗した際の自己弁護でしたが。

「え」 「何だ? わちきは偉いのに………?」
あ、解ってない。 なんも解ってない
たった今、面と向かって 「おまえらが偉いのは海軍の後ろ盾のおかげ」 と
実にわかりやすくはっきり言われたばかりなのに、微塵も解ってらっしゃらない
うん、正直ナメてた。
パッパグいわく、天竜人の横暴は長い年月により権力が暴走しているためだそうですが、
長い年月により知力が衰退しているせいもあると思います。


 ■ デッケン meets しらほし
母オトヒメの危機に泣き叫ぶしらほし。
すると、それに共鳴し?何匹もの海王類が海から現れミョスガルドを睥睨します。
しかもそのうちの1匹は勢い余ったのか故意なのか、
加害者たるミョスガルドの船を食ってしまっています。
確かに、偶然とは言いがたい事態。
食われたのが天竜人の船でなくデッケンあたりだったら偶然の可能性もありますが。

そのデッケンは、海賊ではあるらしいものの
まだしらほしのストーカーとは化していないため、
国をあげての指名手配まではされていないようで、
真っ昼間から堂々と島内で一杯引っかけていました。
喧騒を聞きつけ、
見物すべく港に向かう途中でしらほしの海王類召喚を目のあたりにするわけですが、
何か心当たりがあった様子で、
「こと伝説によると――」
「――それはかつて遥か昔… 信じ難き才能が海にあり…
 “海王類” をも従わせる人魚姫がいたという…」

なんかおかしすぎる日本語で唐突に一族の宿願を語り始めました。
初代デッケンは、
海王類と心を通わせる能力をもつ人魚姫を求めて魚人島を目指していたそうです。

こうなってくると、
ますます初代デッケンが 「トチ狂って船員たちを海に投げ込み~」 とする伝説は
あやしくなってきますねえ。
単に 「おまえら潜って魚人島探してこい」 ってことだったのかも。
いやそれはそれでダメか。
しかもこれ、初代は魚人じゃなかった可能性も徐々に高くなってきてるなあ。
まあ一応、初代は魚人島以外で生まれ、
魚人でありながら魚人島には一度も行ったことがなかった…という可能性は残りますが。
あと…うーん、このデッケン伝説、年代が 「数百年前」 としか語られていないなあ。
「数百年前」 といったら、
魚人たちの祖先がなんかやろうとして失敗したらしい時期もそうなんですが、
関係しているのかいないのか…案外、海上に出ようとした魚人たちを、
初代デッケンが海底に叩き返したってのが真相だったりね。
まあさすがに曖昧すぎて照合できません。
なんとしても正確な年代思い出してください、ブルック!

「――まずはしらほしの夫にならねば!!」
「でも まだしらほしはガキんちょですぜ!!」
「ん~~~そこが問題!」

………………………だ、誰だてめぇーーーーーーー!!!!
おまえ違うだろ! デッケンじゃないだろ! ニセモノだろ!
どうせまたぞろ山ン本五郎左衛門あたりが化けてるんだろ!
もしくは先代の8世とかだろ!
少なくとも本編で登場してるバンダー “ロリコンストーカー” デッケン9世ではないだろ!!
本物のデッケン9世なら↓こうだろ!
「――まずはしらほしの夫にならねば!!」
「でも まだしらほしはガキんちょですぜ!!」
「だがそれがいい!」

↑こうだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正体を現せ!!!!!!!!

…フー。
思わぬ事態に狼狽しましたが、発散したら落ち着きました。
冷静になって見直すに、
恐らくこの時点ではデッケンはしらほしの容姿は知らないんでしょうね。
彼女について知ってるのはただ 「年齢的にはまだ幼児である」 ことくらい、と。
プラス、まだ向かいかけたばかりで港に着いていない、
つまり海王類召喚の様子を遠望しただけであるため、
まだこのシーンでその姿をその瞳に映すこともしてもいないハズだ!
海王類を呼んだのがしらほしだとわかったのも、
言い伝えが 「人魚姫」 としているからに過ぎず、
ゆえに、きっとまだ常識屋ヅラでいるのでしょう。
この後しらほしを攫おうとして初めて実際にその姿を見て一目惚れ、
晴れてロリコンが完成するハズだ。

んで、デッケンの未ロリコンのインパクトの前に読み流してしまいそうになりましたが、
「――まずはしらほしの夫にならねば!!」
ならんことはない
別に、夫にならねばならん理由は全くありません
海王類を操る能力が欲しいだけなら、
配下に誘うなり攫って脅して手駒にするなりすればいいだけのことです。
わざわざ結婚する必要はありません。

思うにデッケンは、魚人の遺伝システムを利用し、
自分の子に海王類を従える能力を継承させようと考えていたのではないでしょうか。
自分がマトマト能力を初代から受け継いだようにね。
「DEAD or MARRIAGE」 も、他の魚人にその能力を渡したくないという意図もあったとか。
もちろん、俺の予想が当たっていれば、という話になりますが、
もし (初代は魚人ではなかったという可能性ともども) そうだとすれば、
バンダー一族はこの遺伝システムを狙って魚人と交配したのかも。
また、だとするとデッケンは、
欲しい祖先の “記憶” を狙って受け継ぐ方法を知っていることに?

この能力とそれを探していたことを配下が知っているところを見るに、
彼らにはしっかり話したんですね。
小学生の全く守られない秘密のごとく 「誰にも言っちゃダメだよ」 とか言いながら。
ちなみに、この配下ふたりはシルエット時代からおなじみです。 仲よしさん。
でも、「伝説の真意」 … 「真意」 ねえ…。 まだ何か先がある?

どうでもいいですが、しらほしの年齢がすっかりカレンダーと化してますね。
彼女の年齢の加算を見て時間の推移を読み取れないような読者はもう相手にしていないよ
というような意識が見え隠れする今シリーズの尾田っちです。
しかもひとりだけ不自然にでかいもんだから、特に大勢のキャラが映っているコマでは
イワさんのGANMEN同様に距離感が狂って仕方ありません。


 ■ オトヒメ様の手みやげは
いよいよ、本気でオトヒメについていけなくなっている俺様です。
言ってることは解るんですよ。 解るんですよ。 間違ったことは言っていないと思います。
ただ理解はできても、納得ができない。

だって、今まさに怒りと憎しみにまかせて天竜人を殺そうとしていた魚人たちは、
あなたがご高説垂れた魚人たちは、あなたが見殺しにしようとしていた人々ですよ。
彼らを救ったのは、あくまでフィッシャー・タイガー。
いや、さすがに見殺しとまで言うとアレか。
未来のために今は奴隷として我慢していろと要求した相手ですよ。
その彼女が、その彼らに、
辛いでしょうけどとか子どもがどうとか植えつけるなとか未来がどうとか言われても…
俺には無理だ。

タイガーの言葉はおおいに理解も納得もできたんですけどね。
彼は未来のことを願いながら、現在苦しむ魚人たちを救いもした。
しかも 「伝えるな」 としたのは他ならぬ自分のこと。
作劇面も含め、言行全てが噛みあっており、ゆえに訴えに説得力があった。
でも、別に自分で助けたわけでもなく自分が同様の苦しみを味わったわけでもない相手に
さらなる忍耐を求めるオトヒメのほうは…。
いっそ、致命的に論理破綻でもしててくれれば楽だったんですけどね。
そこにツッコミ入れるだけでいいから。
理屈のうえでは間違ったこと言っていないだけに、余計イライラモヤモヤする。

んでまあ、暴走そのままに天竜人についていくとまで言い出したオトヒメに、
そろそろ無為のあまり
  soten_02.jpg
というところまで来ていたネプチューンがようやく動きます。

「待つのじゃもん!!! オトヒメ!!!」
「そんな勝手な事は許さん!!!」
「どうしても貴族達と話をつけたいのならわしがゆく!!!」

ほう、さすがは一国の王にして “海の大騎士”。
その気にさえなればなかなかかっこいいじゃないですか。
と思いきや、
いいえ
即座に拒否されました。 ネプチューン始動編、完。

「強いあなたでは意味がない」
「人一倍体の弱い私が行って帰ってこられる世界でなければ」
「地上の安全を証明する事などできません」
「信じて!!」 「あなたの選んだ妻と」 「人間を……!!」

おお、ここはちゃんと感情移入できるぞ。
「あなたの選んだ妻を信じて」 は特によい。
まあ、このことによって証明できるのは、地上や人間の安全さよりも
人一倍体の弱い王妃を乗せて
“偉大なる航路” に繰り出し帰還できる船員たちの優秀さ
のような気もしますが。
しかも同乗者に天竜人。 想像するだに大変だなあ…。

ところで、
「国王ならばよもや人間に捕まる事もあるまいが…」
え、そうなの?
天竜人なら、国王だろうが服飾デザイナーだろうが人魚カフェ店長だろうが問答無用だとばかり…
それどころか、国王という地位にしてもシーラカンスという品種にしても、
いい値がつきそうなぶんかえって狙われやすいんじゃないですかね。
カリブーだって、しらほし誘拐を (企むだけなら) 企んでますし…と思いかけましたが、
ここでは腕っぷしのことを言っているのでしょうか。

「さらにオトヒメの持ち帰った一枚の紙――」
「――それは魚人島の “希望の光” といえるものだった」

「数日に及ぶ説得」 ってもったいつけるほど長くない気がしなくもないですが、
オトヒメの千里行はなんらかの成果をあげたようです。
単純に考えれば、やっぱり “世界会議” への復帰認可ですかね?
でも、それだけじゃまだ、おかしらによる奴隷解放以前の状況に戻っただけだよなあ。
「もう魚人・人魚を奴隷になどしないアマス」 とか
「魚人・人魚の地上への移住を支援するえ」 とかだと行きすぎだし…。
よりにもよって天竜人を、
数日なだめたくらいでそこまで譲歩させられるとは考えられませんから。
特に前者は、そんな内容の公文書が発行されること自体が政府からしてみたらヤバイですし。

それにしても……わー、大ちゃーんす…。
VIPが晴れやかな笑顔でひとりド目立つところに立って群衆に手を振ってるって、
なんかもう、これ以上ないくらいに絶好のチャンスだよ、これ!
もしこれが 『ゴルゴ13』 なら、
次話は眉間に穴の開いたオトヒメが数コマかけてゆっくりと頽れるシーンから始まるよ!
というかもう
次話を待つまでもなくこの直後に眉間に穴が開いてるよ!
それくらい、シチュエーション的にも作劇的にも、恰好の暗殺タイミングだよ!

でも、この場で殺るとしたら誰だろう?
今話中に限れば、島民たちの中に不審な様子を見せている者はいなさそうだし、
デッケンはまだ道を踏み外していないし、そもそも殺る理由がない。
天竜人や政府関係者なら、
わざわざ魚人島到着まで待たずともマリージョアなり道中なりで殺るほうがずっとお手軽。
なにか魚人島民たちの眼前で殺るべき理由があったのか、魚人島民の中に犯人がいるか、
あるいは…あるいは、伊達は “VIP揉む”!
噛んだ。


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コメント

伊達は “VIP揉む” ってなんですか?

忘れてください…。

早く登場しないとドンドン悪い奴になっていきます。笑
しかし魚人島編では名前しか出てこないかも知れませんね~!
“ドット・コム”

ネプチューン始動編があっけなく終わった頃、しらほしの近くに鼻の短いウソップを見つけました!えらい気になりました。激似です!笑
  • [2011/05/26]
  • URL |
  • チョパニーニ
  • [ 編集 ]

いったいいくつ嫌疑を押しつけたものかもうわからなくなってますからね。
嫌疑というかもはやただの言いがかりですが。
しかも押しつけ方が段々雑になってるし。
逆に予想の説得力を削いでる気がしてきたぜ。

あ、ほんとだ! なんかいる! おもしろい!
きっとウソップの魚人でしょうね。

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