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仮面ライダーディケイド第5話感想 

『仮面ライダーディケイド』第5話の感想です。
この曜日、この時間に第24話ではなく第5話です。
何故、このタイミングで…? というのは別に国策とかでなく、
昨日から書きかけのまま、あっちの世界に入ってしまって放り出してあったものを、
先に完成させたというだけのことです。

 
第5話 「かみつき王の資格」

■新たな王
カブトムシの目的は、王の証である“キバの鎧”を奪い、玉座につくことでした。
本来、ワタルを護るべき立場にあるはずの親衛隊たちは、助太刀するどころか、
援護の命令を無視してワタルを見殺しにし、あまつさえカブトムシにひざまづく始末。
前回言っていた「あの方」とは、このカブトムシのことで間違いなさそうです。
彼らは一向に王位を継ぐ意志を見せないワタルにやきもきしている様子もありましたし、
この方さえ戻れば、ワタルなどどうでもいいのでしょう。
その正体は、声からして池内さんであること、
また、展開からしてオトヤ(仮)であることも間違いないわけですが…。
まあ、それはあくまで視聴者視点からでのみわかることですので、ひとまず後回し。
でも、オトヤ(仮)が「人間とファンガイアの共存など不要。逆らったら滅」と言い出した時には
ドッキリしてました。小心な奴らです。
妙に察しのいいフェンブレン(でいいよね、こいつ? アルビナスじゃないよね?)が
ワタル抹殺に立ちます。変わり身早いこと
キバットも奪われ、丸腰のワタルはどうしようもなく……と、そこに駆けつけるユウスケ。
コウモリな親衛隊どもとはわけが違うとばかりに、ワタルこそ王であると信じ、
彼を護るために戦うわけですが…なんと、ワタルはそれを尻目に逃げ出してしまいます。ひどいや。

あ、ディケイドvsカイザは、その裏側でなんとなく終了していました
謎のスタジアムから、もといた時間と場所に戻されたディケイド。
ディケイッ…。仮面ライダーたちと戦う悪魔よ」
と、また半端にnativeな発音で、姿は見せないままに語りかける鳴滝さん。
直接ではありませんが、士とはこれが初コンタクトですね。
士が訪れたことで、この世界の調和が乱れてしまったそうですが…
士がキバの世界にやって来たのは、キバーラがユウスケを連れてきたことに影響されてのこと
じゃなかったんですか? 全然関係ない奴が全然関係ない奴を全然知らないうちに
全然知らない場所に連れてきたことで全然知らないうちに全然知らないところで起こった事件を
理由に悪魔呼ばわりされる。まったくとんでもないとばっちりです。
ストレスにまかせて誤認殺人を犯してしまった士を、誰が責められましょう。
…いやまあ、あれはさすがにまずかった気はしますけど。
で、またキバーラに血を吸わせる鳴滝さん。だから何の意味があるの、それ?
変身するわけでもなく何が起こるわけでもなく、ただ気持ちよさそうにしてるだけなんですが。
本当にただ気持ちよくなるためだけにやってるの?

■王の資格
ワタルが王位につこうとしない理由。
王位につこうとしなかったというよりは、自分以外の存在全てとのつながりを断とうとしていた、
ということですね。その中で、「王になるわけにもいかなかった」という。
王となれば、他者と接しないわけにはいきませんからね。
親衛隊をはじめとしたファンガイアはもちろん、
恐らく、人間たちとの社交や儀礼の場ももたなければならないでしょうし。
しかし、それは優しさでもありますが、同時に弱さでもあります。
ワタルはそれでいいかもしれないが、王の不在によってファンガイアの中にも掟を破り、
本能のままに人間を襲う者が現れ始めている。それは見過ごしていいのか。
それ自体は、ワタルが王になり、掟も徹底させればいいだけですが、
そこに吸血衝動の問題が立ちふさがってくるわけです。どうすればいいのか。どうしようもないのか。
否。
ワタルが強く在ればいい。吸血衝動になど負けないような、強い心をもてばいい。
しかし、吸血衝動がファンガイアの生物としての本能ならば、それには抗いようがない。
では、やはり人間とファンガイアが共存していくことなど不可能なのか。
それもまた、否。
その強さをもつための道を示してくれた友がいる。
会ったばかりの他人に過ぎない自分のために、ボロボロに傷ついてまでそれを示してくれた友が。

■仮面ライダー・キバ
完全にオトヤ(仮)に鞍替えしたかのように見えた親衛隊でしたが、さっさとユウスケに
とどめを刺せという命令に、本気で躊躇してました。彼らは彼らなりに、人間との共存を
考えていたみたいです。しかし、オトヤ(仮)はそんな彼らを取り込み、キバてんこもりフォームと
化すわけですが…こんなん本編にいたっけ? ああ、いや、いた……っけ?
ちょっと本気で思い出せません。『ディケイド』オリジナルでしょうか…?
まあ、純正ライダーキックでさえ数回しか出してなかった気がする『キバ』のことですから、
出てたとしても、ほんの数回とかだと思います。

城に乗り込んできたディケイドになんとなく殺されたフェンブレン。
こいつはガルルらと異なり、すっかり掟を破棄し、士も殺す気でいたのでまあいいでしょう。
士が変身するのに一瞬間があったように思えるのは、「今度は倒しても大丈夫だよな?」とか
迷ってたせいかもしれません。
決め技となったソードモード版ファイナルアタックライドは、完璧にロイヤルストレートフラッシュでした。
通常技で殺されたブロックが、いよいよもって浮かばれません。

士の口から「ワタルの強さ」が語られるのは、クウガ編同様、ちょっと唐突感がありました。
が、よく考えたら、前話でディケイドの名を聞いたワタルは、
迷わず“破壊者・ディケイド”に戦いを挑んできたわけですよね。
そこには人間もファンガイアもなく、ただ「この世界を守るため」であったはずです。
士はそれを感じ取ったのでしょう、たぶん。
ユウスケと士。ふたりの見事にバランスの取れたアメとムチにより、遂にその決意を固めるワタル。
(ユウスケは文字どおりアメあげてましたが、そういう話ではなく
「僕は」「王に」「なるタイ!
ごめん、うそ。
「僕は」「王に」「なりたい!」
熱い。熱すぎます。
遂に届いたユウスケの友情、絶妙なタイミングで流れ始めるBGM、3段カットの演出に、
チビワタルの俳優さんの好演もあって、素晴らしいカタルシスでした。
「いい加減目覚めろ、コウモリ!」
主人公的な見せ場はすっかりユウスケにもっていかれてしまったものの、
おいしいところはそこだけじゃないぜとばかりの士のハッパ(というか銃撃)により、
オトヤ(仮)の支配下から解放される、コウモリだけどコウモリ野郎ではなかったキバット。
ワタルの檄に、本当に嬉しそうに駆け(?)寄り、満を持して並び立つWライダー
カードもブッカーから飛び出し、自分から復活をアピールしています。
「通りすがりの仮面ライダーだ。憶えておけ!」「ちょっとくすぐったいぞ」
このふたつを決め台詞としていくようですね。
キャッスルドランに視線をやっていたため、キバが自分の方を向いてしまっているのに気づかず
ファイナルフォームライドの動作に入ってしまうディケイドがおもしr股がァァァ!!!
クウガの時は初弾として、その超変身自体が驚愕でしたが、
今度は股が真っ二つに裂けて弓の弧になりました。違う意味で驚愕です。
股がァァァ!!! 痛ててて…。
オトヤ(仮)も思わず、「なんだ…あの姿は…!?」と驚きの声を漏らします。そりゃ驚くよね。
で、その股裂きの弓ですが、射撃シーン(というか変身シーン以外)は思いのほか
かっこいいです。一発で仕留められなかったのはちょっと残念ですが、
直後のWライダーキックで燃えに燃えたのでOK。

ファイナルアタックライドとWライダーキックの超必殺技コンボを受けてなお、
息絶えることなく洋館まで戻ってきたオトヤ(仮)。タフですね…。
そこに士も現れた時には、とどめ刺しに来よったかとヒヤヒヤしましたが、
さすがにそれはありませんでした。よかった…。
前回の感想で、オトヤ(仮)が街を追い出された理由にちょっと合点がいかないと書きましたが、
この士とのやりとりからして、あれは建前に過ぎなかったようです。
彼もまた、ワタルがそうしそうになったのと同様に、大切な相手、それも恐らく奥さんの命を
吸ってしまった過去があるんですね。深く愛している相手の命を、
深く愛しているからこそ奪ってしまうという歪んだ在り方に、耐えきれなかったのでしょう。
いっそ、何もかもなくなってしまえば、「そういうものなのだから仕方がない」と楽になれますからね。

士の「ワタルは必ずいい王になれる」という確信に満ちた言葉と、
これもまた、何かの想いがあるのであろうと推測される曲の演奏に送られ、息を引き取ります。
本編では何も感じなかった、ファンガイアの「ステンドグラス状の破片になって散る」という演出が、
非常に美しく、そして儚げに映りました。
皮肉にも、それと入れ替わる形で、洋館を「懐かしい」としながら入ってきたワタルに、
「おまえ前回ここにおったやんけ」などという不粋なツッコミを入れるのはご遠慮いただくとします。
まあ、たぶんそういう意味じゃないしね。

今回、ほとんど出番のなかった夏海も存在をアピールし、キバの世界を後に。
直前のエピソードの主人公が、それぞれ次の世界でのサポートをつとめていくのかと思いましたが、あくまで「ユウスケが」レギュラーとして同行するようですね。この世界からは、キバーラが
仲間(?)に加わりました。各世界からひとりずつ仲間を増やしていったりするのでしょうか?
で、そのキバーラを潰して現れたロールに記されていたのは…ドラグレッダー!
ビルの時計がちゃんと鏡文字になってます。
次は『龍騎』の世界ですね。俺がライダーを観るようになったきっかけの作品なので、楽しみです。


■キバ編評価
このキバ編、「守るべきもの」という形で“掟”がテーマづけられていたのがおもしろかったです。
“掟”を主題にもってくる場合、
「掟に囚われるな!」という方向に話が向けられることが多いですからね。
1年間50話近くを通して観ても、何の感情も湧かなかった『キバ』本編よりも、
たった2話の、この「『仮面ライダーディケイド』キバ編」の方が、
ずっと強く俺の心に刻まれました。
気になったのは、
「俺にとってファンガイアも人間も変わらない! 倒すべきものは倒す。それだけだ!」
と嘯いていた士が、倒すべきでないものを倒してしまっていたことくらいですか。
というわけで、お気に入り度は5段階中、最高の5です。


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