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ONE PIECE 第556話感想 

うん、まあ…その……先週の『ONE PIECE』感想です。
「来週は休載だから余裕あるな」などとのんびりじっくり書いていたら、
ろくなことにならないのが今ごろになってよく解りました。

 
第556話 「正義は勝つ!!」

■扉絵連載「ナミのウェザーリポート」
ロビン、チョッパー(はわかりませんが)のように
世界観や物語の核心に大きく喰い込むような要素はなさそうですが、
その分、ナミのパワーアップにはしっかり関わってきそうな内容でした。
空島独特のものなのか、傘の形がおもしろいです。何で出来てるんでしょう?
骨がないからビニールではなさそうですが…ガラス?
ガラスをつくるには珪砂が必要で、珪砂が生まれるには大地が必要なわけですが、
「空島でありながら農作物(稲?)をつくっている」ということも含めて考えるに、
ウェザリアには、ヴァースなんて比較にならない規模の大地があるのかもしれません。
それと飛んでいるカモメらしき鳥。
というか、翼の形からしてもカモメにしか見えないんですが、
カモメってそんな高くまで飛べましたっけ?

■乱戦続く
オーズJr.を目にしてからテンション上がりっぱなしのモリアさん。
吹き出し内でも「キシシシ!!!」。背景にも「キシシシシシ」。
はしゃぎすぎです。
ハンコックのズレっぷりも笑えましたけどね。「外海には巨大な男がおるものじゃな」て、今ごろ!?

ロンズ中将の突進を難なくさばき、頭を砕き割る“白ひげ”。
彼の能力はやはり「地震」というより「震動」でよさそうですね。
薙刀の柄の模様は…白蛇?
船は白鯨ですし、個体を限定せずに白い動物全般をシンボルにしているのでしょうか。
一方の巨人族、ジョズに噛まれ、オーズJr.に噛まれ、“白ひげ”に噛まれ、本当にいいとこなし。
オーズJr.も結局七武海の噛ませ犬であったことも加味すれば、ますます悲惨な戦績になります。
そろそろ活躍してくれる人が出てきてくれるといいんですが。
そんな中で微笑ましいのがオーズJr.の配下たち。
彼らが巨人族かどうかはわかりませんが、
(もっとも、オーズJr.の回想シーンを見る限り、彼以外には巨人族はいないようですが)
これ皆、船長の頭部(髪型と下顎)をかたどった頭飾りをかぶってるんですよね。
バカだけど慕われてたんだなあ、オーズJr.。
と思いきや、その回想シーンでは、船長以外は普通に雨の日は傘を差していました
エースが作ってくれるまで、
この中の誰一人、船長に傘(笠)をプレゼントしようとは考えなかったんでしょうか…。
そのことに今ようやく気づいたためかどうかはわかりませんが、
最期の意地を見せることもなく力尽きるオーズJr.。
その彼の下敷きになって殉職した海兵も結構な数いそうです。
七武海(ハンコック以外)が好きなため、
どちらかというと海軍側に肩入れして読んでいる俺ですが、
最後の記憶に表れた屈託のない笑顔には胸が痛みました。挿入のタイミングが絶妙だなあ。
そのオーズJr.の死体(?)を踏み越えて攻め込む指示を出す“白ひげ”もよいです。
直前のロンズ殺しの際にも怒りのほどは見せており、
それでもなお、オーズJr.の死を無駄にせぬよう非常に徹しているのが、
言葉で説明されずともはっきり伝わって来ます。

「うわァ!!! やめろ ドフラミンゴォ!!!」
駄目だこいつ
ジンベエとエースが互角に戦ったという逸話(552話)から、
白ひげ海賊団の隊長たちは皆、七武海と同レベルなのかと読者一同騒然としたりもしましたが、
さすがにそんなことはなかった模様。
描写を見る限り、ドフラミンゴとアトモスとではずいぶん差がありそうです。
中ボスクラスのくせにメダパニにかかった」と言い換えれば、
いかに「強キャラ」としては身の破滅もののマイナスイメージがついてしまったか、
よくお解りになることでしょう。
あまつさえ「やめろォ!!!」て
こんな奴が混じっていたことで、マルコやエースなどの個々はともかく、
“14隊長”という全体的なくくりに対するイメージは大きく損なわれてしまいました。
結局、単にエースら一部が飛び抜けてただけなんでしょうか。
あるいは、エースがジンベエと渡りあえたことさえ、第552話感想でも触れたように、
相性と条件が手伝ってくれたゆえのことなんでしょうか。
マルコなんかはこれまでどおりの評価でも問題ないと思いますが、
ジョズあたりはますます微妙になってきました。
ミホークのみならず、ダイヤモンドが衝撃には強くないことを鑑みれば、くまに対しても…。

海賊を洗って干しちゃったおつるさんの能力は、厚みぬきとりバリの“ペラペラの実”か、
“ジャブジャブの実”または“ザブザブの実”の洗濯能力といったところですかね。
“アワアワ”はもう出ちゃってますし。
でも、洗濯能力て何? どんな汚れもすっきり落ちるの? 心の汚れとか。
第554話感想ではおつるさんの周囲にあった球にしか言及しませんでしたが、
そのコマを更によく見ると、
その周囲でなにやらペラペラになった人間がごうんごうんと掻き回されてるようにも映ります。
洗濯どころか、洗濯機
ただ、洗濯系だとしたら、“悪魔の実”の能力者の天敵である水と関わりが深く、
色々と難しそうな能力ではあります。
が、ペラペラ能力だった場合の
死地の真っ只中で、ペラペラにして倒した敵をわざわざ洗って干す」という、
極めて無駄なうえにシュールな状況よりはいくぶんマシでしょうか。

「お手のモンだよ こんな氷解!」と変な日本語とともにデビューした
“氷の魔女”ホワイティ・ベイとやらは、氷の結晶をあしらった船のデザインからしても、
主に雪国で活動しているようですね。遠方よりわざわざご苦労さまです。
氷どころか湾壁まで砕いてますが。

■独演しよって・ドフラミンゴ
内容的にはありふれてる…どころか、
「勝てば官軍」と慣用句にさえなっちゃってるようなものですから、
この弁論自体に目新しさはあまりありません。
“正義”と“悪”が塗り変えられるかもしれないこの頂上決戦の場こそが“中立”である…
という観点くらいですか。
しかし、この『ONE PIECE』という作品が、今まで描き続けてきた世界観と照らしあわせてみると、
なかなかに興味深いものであることに気づきます。
まずは、海軍が自任する“絶対的正義”。
クローバー博士の仮説(第395話/41巻)が正しければ…
というか、五老星の反応からすればほぼ正しいのであろうと思われますが、
世界政府は一度“それ”を行ってるんですよね。
かつて存在した強大な王国を滅ぼし、世界政府を樹立した連合国は、
自身に不都合な事物を塗りつぶして禁忌“空白の100年”とし、
一方で“正義”の概念を独占的に背負うに至りました。
これこそまぎれもなく、正義観が塗り変えられた瞬間です。
言葉どおりの「勝者だけが正義」だったわけですね。
滅亡以前は、
その“王国”が、その強大な力を以って世界中の正義観をリードしていたのかもしれません。
“新時代”を目指すドフラミンゴがそのことを知っていれば、今再び、
歴史は繰り返すとばかりに正義観が世界の在り方ごと塗り変えられようとしているこの状況。
確かに哄笑を禁じえないことでしょう。
ドフラミンゴが七武海に属しているのも、この瞬間に立ちあうためだったりして…。
そしてもうひとつ、「正義と悪」を語るうえで外せないのが、
何が正義で何が悪かなど「答えはねェだろ くだらねェ!!!」の“黒ひげ”ですね。
俺は、第440話(45巻)での「海賊王にはおれがなる」という台詞から、
「“黒ひげ”は海賊王になることを通過点としか考えていない」と予想しています。
そのことも踏まえ、ここまでの推察に当てはめてみると、
“黒ひげ”の目的は世界征服だとかなどではなく、世界そのものの破滅か、更なる混沌
ということになりますが…同じく第445話では「世界を取る」と明言してますし、考えすぎかな?
まあ、それはエースを誘う建前である可能性もありますが、
こちらの件に関しては
そこまで踏み込むほど信憑性のある推察ではないと自分で思ってしまっている俺様でした。
以上オワリ。

■迫る時
これまでは平静を装いつつも平静を装いきれていなかったガープ。
戦場に姿が見えないと思っていたら、処刑台に戻ってきていました。
感情も遂に抑えきれなくなってしまったようです。まあ当たり前か。
「やるならとうにやっとるわ!!!」とふてくされていますが、どうでしょう
エースを逃がすためにどうこうするなら、厳戒体勢中よりも
“白ひげ”との戦闘が本格化した今こそが、その好機であることは間違いありませんから。

「エース 貴様…!!!」「何故わしの言う通りに生きなんだ!!!」
まあ、ガープの孫として育てば「誰かの言う通りに生きる」はずがないんですが、
それはさておき、彼がエース(とルフィ)を海兵にしたいと願っていたのは、
ロジャーと同じ末路を辿らせたくなかったから
(となると、ダダンも海軍関係者だったりするんでしょうか?)でしょうね。
しかし、それは現実となってしまいました。
直後のエースの表情は、それまで顧みたことのなかったガープの想いとその深さに、
ことここに至って初めて気づいたもののように感じます。
本人は「くいの残らぬよう」「誰よりも自由に」生きられればそれでよかったのかもしれませんが、
彼を想う者の気持ちを顧みることはしなかった。
あるいは意図的に顧みないようにしていたのかもしれませんね。
それに気づいてしまえば、心にブレーキがかかってしまいますから。
しかし、果たして、本当にこれでよかったのか。
そんな心情が波と押し寄せていることでしょう。

■センゴクの策
「この世の終わりを見る様な」戦いの前に、戦意を喪失して逃げ出すコビメッポ。
ヘルメッポでなくコビーが先に立って逃げるというのは意外でした。まだまだ修行が足りないようです。
大将を目指す者が、大将の戦いを目にして怯えていてはお話になりませぬ。ラキラキラキキキ…。
そして、更に情けないのが“赤犬”に処断されちゃった弱卒さん。
彼の明確な階級は不明ですが、ジャケットを羽織っているということは
将校以上であることは間違いなく、よくそんな心力でそこまで出世できたもんだと思います。
さすがに将官クラスだとは考えたくないので、
コビメッポ同様、いずれかの将官たちの直属の手勢だったりするんでしょうか。
ラクロウやロンズの麾下の兵で、「あんなに強かった」上官が
あっさり討たれたのを目のあたりにして怖気づいてしまった、とすればまだおもしろいかな?
なんにせよ、コビメッポの役割をこういうところに振ったのは巧いと思います。
いくら鍛えたといっても、ガープに引き取られてからのわずかな期間にすぎませんからね。
10年の鍛錬を積んだルフィやゾロのようにはいかなくて当然です。
むしろ、いくら直属の配下とはいえ、
こんな未熟者たちをこんな死地に連れてきたガープの神経の方が疑問です。
しかも当の本人は持ち場離れっぱなしだし…。
ところで、第554話で“黄猿”らに「わしらが出払ったら誰がここを守るんじゃァ」と
苦言を呈した“赤犬”自身も、結局持ち場を離れちゃっています
逃亡兵をわざわざ追ってきたとも考えづらいですから、
これはセンゴクの策に関係しての移動なんでしょうか。

で、そのセンゴクの策「予定を無視してエースの処刑を執行する」ですが…
「そんな事したら……!!!」どうなるのでしょう?
考えてみましたが、ちょっとよくわかりません。
確かにメリットもありますが、デメリットも相当大きいと思うんですけど。
そのあたり、ちょっと整理してみました。

【メリット】
(A)目的の達成が不可能になった白ひげ側の戦意喪失が期待できる。
(B)処刑台のみを特に守る必要がなくなり、海軍側も柔軟に行動できるようになる。
(C)最終的に敗北しても、最低限海賊王の血筋を断つことだけはできる。

【デメリット】
(a)激怒した白ひげ側の士気が逆に昂揚しかねない。
(b)世界政府の威信が損なわれる。

と言っても、俺の頭で考えつくことなんてこの程度なんですけどね。
(A)と(a)は矛盾していますが、対象が個人でなく集団である以上、
双方同時に起こりえることです(どちらに転ぶかは個々で異なりますが)。
ただ、結果はサイの出目次第で、
しかも戦前の様子を見れば(a)の方に転がる確率は高く、策として行うにはリスクが大きすぎます。
連携を忘れて単騎特攻してきたところをいなしてスカして各個撃破というのも可能ではありますが、
少年漫画で「仲間を殺された怒りのパワー」は絶大ですからね。十中八九裏目に出ます。
(b)はまあ、それなりに意義と価値があります。
わざと湾内に誘い込んでおき、数の優位と狭隘な湾の形状とを活かして囲い込んで一斉攻撃。
三日月形のこの島は退路の封鎖もしやすいですし、“赤犬”の移動ともつながります。
うまく(A)と噛みあえばなおよし。
(C)は…まあ、便宜上挙げてはみましたが、
いくらなんでも消極的すぎる愚策なので無視していいでしょう。
敗北が確定した際の、最後の一矢的なものならともかく、
わざわざ戦闘の真っ只中に布陣を変えて(?)まで狙うようなことではありません。
(a)とからんで負ける羽目になったりしたら、情けないことこの上ないです。
“智将”センゴクとか言っておいてこれだったら、俺は笑う。嗤う。
(b)はこの策を採った以上、サイの目がどう出ようと免れられないポイント。
「(1)白ひげ海賊団を撃退し」「(2)宣言した時刻どおりに」「(3)エースを処刑する」
という3要素を、この順番に沿って全て満たすことが
海軍、延いては世界政府にとっての“完全勝利”です。
ただ、そんな状況で、(3)の確定と引きかえに(2)を放棄すれば、
その“完全勝利”は当然なくなります。
ひとつ欠けるごとに世界政府の威信に傷がついていき、
全て欠けた時は世界政府の消滅の時なわけですから、(1)~(3)がまだまだ狙える現状、
(2)を自ら放棄するだけの理由が、俺には理解しきれないのです。
ヘルメッポにも解ってるというのに…。兵は拙速を貴ぶ…なんですかねえ?

■上空より
そうでした。すっかり忘れていました。
正義の門もバギーの秘儀によって開き、彼らもすぐ近くまで来ていたんでした。
すっかり忘れていました
「おめーはやりすぎだってんだよ!!」の「おめー」が誰を指すかでも変わってきますが、
台詞からするに、マギー玉と地獄ウィンクの衝撃を合わせてブッ飛んできたというところでしょうか。
ルフィの発案だそうですから、恐らく普通に行っては処刑台に近づくことさえできないと判断し、
ウォーターセブンを脱出した際の“風来バースト”を再現するつもりでいたんでしょうね。
「どーでもいいけどコレ死ぬぞ!!下は氷はってんだぞー!!!」
いや、どーでもよくはないし、氷じゃなくても普通は死にます
しかも、「下は氷」ということは、着地地点は“青雉”が凍らせた海であって、
どっちにしろ主要人物が能力者だらけのこのパーティでは、墜死を免れてもそのまま溺死です。
さしものジンベエとて、そう何人もいっぺんに救助できないでしょうし。
また、ゴムでも危ないです。
あれだけの高さから落ちてくれば、(氷の厚さにもよるでしょうが)貫通しちゃうんじゃないでしょうか。
後から落ちてきた軍艦に、上方に蓋をされてしまう危険性も高いですし。

と、すっかり脇役と化していた主役ですが、
あと数話はこの大乱戦の描写が続くものと思っていたので、意外と早い参入で驚きました。
でも、よくよく考えたら主だったキャラの顔見せは今週でひととおり済んでるわけで、
タイミングとしては適当だったのかもしれません。
とは言ってみたものの、もうちょっと海軍・七武海連合vs白ひげ海賊団の戦いを見ていたかった
というのが正直な感想だったことはナイショだ。
性格的にも能力的にも余裕なクロコダイルとジンベエ、
性格的にはともかく能力的には余裕ぶってる場合じゃないMr.1、
ちゃっかりそれなりの装備品を身にまとってるバギーとMr.3、常識人化が進むイワさん、
そしてリタイヤもクソもなく問答無用で飛ばされてきているであろうイナズマ
(一番危険なのは間違いなく彼)と、楽しいシーンではあるんですけどね。


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