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HUNTER×HUNTER 第294話感想 

先週号、「ナックル再び!」のページをめくったら、
らぶから!の付録・蜜柑の着せ替えペーパードール特集がありました
今週号、拳に力を籠めるパームの隣にはらぶから!大増刷決定告知があります

何を考えているんでしょうか。
どうしろと言うんでしょうか。


 
 №294 「決壊」

■キルア vs パーム
冒頭の解説に拠れば、強化されているのは髪だけのようですね。
ヨーヨーを軽く打ち砕いたり、キルアのガードをやすやすと弾いたりできる怪力は、
改造された際に付与されたものなんでしょうか。
(キルアは「完璧にガード」と言ってますが、“凝”を使ってる様子はありませんね)
でもやっぱり素人らしく、打撃のモーションは滅茶苦茶です。
ふしっ」のコマなんて、左足がものすごい位置にあります
軸足だろうが蹴り足だろうが、普通こんなところに足は来ません
……左足でいいんだよね、そもそもこれ?

と、なんか普通に苦戦しちゃってるキルア。
どんなに髪の鎧が強固であっても顔面は空いてるので、
“雷光石火”で容易に突けると思うんですが…
充電したばかりの電気をまだ使いたくないんですかね?
あるいは、空いた顔部分にこそ罠があるのを見抜いたとか。囲師は欠く!
などと思っていたら、キルアの取った戦術はなんと説得でした。
厳密には、結果として説得になっただけであり、
当初キルアが行おうとしたのはあくまでブラフでありペテンですが。
ここからの数ページは、本当にもうドキドキしっぱなしでした。
いくらキルアの言葉に心揺さぶられてるような描写があろうが、
パームの性格と作品の性質からして
ページめくったらキルアの顔面に拳がめり込んでてもおかしくない

「だから必ず!! 最初にあいつの名前を呼んでくれ」
dora_01.jpg

しかも、「ゴメン!!オレもてんぱってて~」って言い出した時のパームの
何言ってんの?」って表情は凄かったし、何より、あれだけ理路整然と問い立てたうえに
hunter_03.jpg
こんな確信と戦意に満ち溢れた顔で断言しといて
「テンパッてたから思わず…」なんて言われても信用できないでしょうよ。
どう低く見積もっても、役なしドラなしの3シャンテンくらいです。
どうでもいいですが、だいたい俺の配牌はいつもそんな感じです。
あ、いや、確信と戦意の話じゃなくて、麻雀の話です。
…うん、ますますどうでもいいね。

閑話休題。キルアは時間を稼いでどうするつもりだったんでしょう?
さすがにコムギの治療が終わるまで引き伸ばすなんて無茶でしょうし、
時間をかけて治さなければならないほど腕が傷んだわけでもないようですし。


■キルアとパーム
キルアの心の堰が切れてしまったのは、なまじ内容が真実だったからでしょうね。
ブラフのつもりで発していたはずの言葉が、いつの間にか本心にすりかわってしまっていた。
だからこそ自分でも意図せず、また気づかないうちに感情は臨界点に達し、
そしてまた、だからこそパームに届いたのでしょう。
泣き崩れるキルア。密かにゴンには見せたことのない姿ですね。
こういった心情吐露は今までも何度かありましたが、独白の形が多かったため、
ラモットくらいしか実際に目にした者はいないんじゃないでしょうか。
ゴンが一度でも見たことがあれば、彼にだって抱えている心情があり、
常に冷静でありながらその実、必死で冷静であろうとしている一面にも気づいて、
迂闊な「関係ない」暴言 発言もなかったかも…。
それにしても、キルアなんというヒロインか
普通は逆じゃないですか?
ゴン(♂)を支えてやれる最後の希望でありピースであるのがヒロイン()であり、
それを伝えるのが同姓の親友(♂)でしょう。
確かにヒロイン(♀)不在のこの作品ですが、まさかキルア()が……
いやまあ、知ってるんですけどね、冨樫がそういうの好きだってことは。
蔵馬と鴉とか、仙水と樹とか。

ちなみに、俺がこの期に及んでもなお、
ページめくったらキルアの顔面に拳がめり込んでるのを心配してたのはナイショだ。
「オレじゃ……」「出来ないんだ…!!」
dora_01.jpg


「さあいけ 一号!!」「目の前のガキを殴り殺せ!!」
dora_01.jpg

またカオが変わってのパーム復活(というか覚醒というか改心というか…)の流れは、
ありがちながらも非常に熱くてよかったです。
タンカを切りながら“暗黒の鬼婦神”をほどく絵もかっこいいですし。

あとはまあ……できたら、できたらでいいですから、
命を懸けて任にあたったパームを尊敬し、
彼女の救出に希望を持ち続けるイカルゴのことも思い出してやってください
や、ホントできたらでいいですから!
でもあのタコ、今頃ゲロ吐きながら自虐してるはずですから! せめてそれくらいの救いを!


■ヒトは餌 ヒトは道具 ヒトは駒 情けは無用 敵は仇なり
パームの毛髪の中からひょっこり出てくるプフ(の分身)。
このヒトも蝶だったり蝿だったりだったりと忙しいですね。
「予定」ってのは、キルアもレアモノだから捕らえるつもりでいたってことでしょうか。
でも、それなら「隙だらけだからやっぱ殺すことにしよう」とはならないよなあ。
その隙を突いて捕らえればいいだけだし。
キルアが感じた視線もパームじゃなくてプフのもの…ではないか。
それだと「知ってる視線」じゃなくなるし。
千里眼でゴンを捜すことをプフが許可しなかったとかかな?

「阻止」に「蘇生」や、「破壊」に「治療」といったルビによる表現は巧くておもしろいです。
こういうのはセンスだなあ。
センスのない作家がこれをやって、寒々しいことになってる事例はたびたび見られますね…。
で、この件に関する前号感想での俺の予想は△といったところで、
半魚 人魚パームはピトーとプフの合作には違いないものの、その作業分担が違いました。
繭から出てくるレオルとヂートゥの絵は、恐らく彼らに念能力を与えた時のものでしょうから、
どうやらこの人体改造は「能力を与える能力」の一環(延長?)といった感じのようです。
精神力が強いほど人間時代の記憶を残し、また記憶を強く残す者ほど繭からの再生が早い。
それが顕著だったのがレオルやヂートゥ……レオルは解りますが、
ヂートゥの精神力が……つよ…い……?
まあ、ポテンシャルが高かったのは間違いないでしょうけど。
そう考えると、レオル、ヂートゥにコルト、メレオロン、そしてジャイロ…。
人間時代の記憶が残っている者は、やはりというか師団長クラスばかりですね。
生まれ変わってしばらくしてから思い出したタイプも多い中、ジャイロはやっぱ別格っぽいなあ。

それと、レオルが人間時代の記憶を強く有しているというのは、
彼の改名理由に対する回答になるんでしょうね。
キメラアントとして生まれ変わった際にハギャと名乗ったものの、
人間時代の記憶が蘇るとともに自身の本来のレオルという名も思い出し、
そちらを名乗るようになった。
あるいは逆に、人間としての名がハギャであり、
人間を超越した自分を表現するために新たな名(レオル)を名乗った、と。
俺は最初、蟻側のキャラのの改名は、護衛軍(プフあたり)が
「名前」が大きく関係する能力をもっているためだと予想していましたが、
メレオロン(ジェイル)は特に前者っぽいですね。
ムャンマ(フラッタ)とヒナ(ヒリン)はよくわかりません。
フラッタに至っては、改名自体がなかったことになってるみたいだし。


■あなたと私の理想郷
目指すのは「王と私の国」で、
兵士の生産にピトーの手を借りる必要のないことが「好都合」か…。
パーム実験が失敗に終わったと悟った時の、らしくない舌打ちにしても相当イラついてますね。
変わってしまった2匹は、もはや足切り対象なのね。
王の王としての器の深遠に触れたピトー。戦士の誇りに目覚めたユピー。
いずれも歓迎すべき成長のような気もしますが、
当初より全く揺らいでいないプフにとっては、あってはならなかった変化なんでしょうか。
しかし、さりげなく王の行方を指し示したピトーのファインプレイは賞賛していたし、
ユピーだって真っ先にその力を王のために使うと決意を新たにしたはずですが、
それでも駄目なんですかね。ユピーのことは「大人になった」とまで評していたのに…。
「ピトーの変化が王のためになるものなのかどうか確信がない」とも言っていたので、
「疑わしきは爆する」ってことなんでしょうかね。
コムギとの関わりあいによる王自身の変化も恐れていたけど、王に限っては不問なのかしら。
王がイの一番に変わっていったんですが…。

こうなってくると、「失っていたユピーの怒りの向け先はプフ」って展開も…?
サブタイトルの「決壊」は、キルアの心情のことだけでなく、
護衛軍の亀裂にも掛かっていたのかもしれません。

でも確か、プフはプフで王が君臨するのを見届けたら死ぬんじゃなかったでしたっけ?


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コメント

ぶろぐ村から来ました。
面白かったです!

>カルピンさん

ありがとうございます!
折りしも、結構な長さのサボr………休止期間から戻ってきたところなので、
そう言っていただけるのは一層嬉しいです。

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