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HUNTER×HUNTER 第295話感想 

HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)
(2009/12/25)
冨樫 義博

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何故か今週号の欄外において、
「☆最新JC27巻、大好評発売中!! 本当に売れてます!!
と、謎の念押しが為されています。「本当に売れてます」て

そしてその単行本の帯には「27巻の続きがジャンプ本誌で読める!!」。
これまたわかりきったことに謎の念押し

あらゆる意味で前代未聞のコミックスと言えそうです。


 
 №295 「決意」

■ 扉絵&バトル能力大図解
「取り戻した仲間―――再びの蟻討伐!!」だそうですが、
どう見てもパームに立ち向かうゴンとキルアの図です。
パーム明らかに異形だわ首から下がないわキルアに掴みかかってるわ…
ついでにパーム、今週号での出番はここだけです。
本編では一切ありません。ので、討伐も一切しません。

「バトル能力大豆下位」と変換されたのはまあ置いておくにしても、
「キルア:神速」「ネテロ:百式観音」「プフ:蝿の王」ときて、「ユピー:怒りをためる!」て。
なんだそりゃ!
確かに能力名がないから仮称はしかたないにしても、もうちょっと何かあるだろ!
作中でもたびたび「(オーラの)爆発」って表現されてたんだから、せめてそっち方面から攻めろよ!
ロマサガか! アンバーの槌か!(*1)

(*1)ハンマー系最強武器の最大の技の名前が“叩き潰す”。
   2になると“動くな!”なんてのも出てくる。

……うん、まあ、そのことはまだいいんです。俺がちょっと参ったのは、プフの項のこれ。
>ゴンとの一触即発の状態からこの分身能力を使い、プフ本体は逃げ去った。

hunter_05.jpg

俺は王の方に向かったのが本体であるとあらかじめ確信していたため、
最初に一読した時は特に何とも感じなかったんですが、
これを頭に入れたうえで本編を読み進めたら、例のシーンで思わずこんな顔↑になりました。
いや……これ、ちょっとどうなの。
作中ではあくまで疑惑のひとつとして軽く言及されただけで、
しかも今話の内にあっさり発言者本人が否定してるようなことですから、
たいして気にするほどのこともないんでしょうが……
作者・編集者間で連携取れてないんじゃないかと今さらながら心配になってしまうぜよ。


■ 交錯する嘘と大嘘
そうでした。そのとおりでした。
モラウがナックルと接触済みであることをプフ自身が確認している以上、
“蝿の王”のことを伝達されていること、また、それをプフが考慮するのは当たり前でした。
むろん、俺の頭脳だってこの程度のこと……全く届いていませんでした
「半端にウソをついたせいで蟻側だと見抜かれたパームの反省を生かしてのことかなあ?」とか
的外れなこと考えておりました。
さて、こうなれば、この後のナックルの
「ボスから聞いてる…事実だ」
「だがなぜ」「自分から言い出す?」
といった反応は、まさにプフの計算どおりであり、
それにどう答え、どうナックルの思考を誘導し、どう転がしてどう料理するか。
その筋書きは完全にできあがっていたことでしょう。
ナックル以上にピトーが動揺していることさえ計算の範疇なのかもしれません。
また、ピトーすら足切り候補である以上、ゴンが逆上してコムギを殴り殺したところで、
むしろその方がありがたいとさえ考えているでしょう。
王は当然怒り狂うでしょうが、その矛先を討伐軍に向けるのは造作もないでしょうし。

ナックルを見逃したことを話さないユピー…これは確かにあやしい。
これまた俺は全く気づきませんでしたが、
たとえユピーの足切りを考えていなかったとても、これは確かに訝しまざるをえない。
仮に他意なく取り逃したのだとしたら合流した時点でプフに警戒を促すであろうし、
(それが“神の不在証明”のような特殊な能力によってならなおのこと)
これまで以上に可及的速やかに王の下へ駆けつけようと考えるでしょう。
少なくとも、あんなところをてくてく歩いていたりしない
ナックルと“対話”を試みたのも、ただ油断させるためだけでなく、
そんなユピーとの間に何があったのかを引き出すためでもあったとのこと。
「理由次第によっては……」と微妙におかしい日本語からするにプフ、
完全にユピーを見限っていたわけでもないんですね。
先週の「王と私の王国」は、あくまでも最悪の場合、ということでいいんでしょうか。
両者に対する反応だけ見比べると、
ピトーよりもユピーの方がまだ信頼が残っているようにも取れますが……
王自身の安全よりもコムギを優先していることが、
ピトーへの不信を確かなものにしてしまったんでしょうか。
ユピーはまだ、王の下へ向かおうとはしてましたからね。

んでまあ、俺をこんな顔hunter_05.jpgにしながらも、
怖くて厄介なゴン介入により、プフの詐術は効果を失ったわけですが…
「分身は燐粉を使えない」って点は本当なんですかね?
こちらには全く言及がないので判別がつきません。
いずれにしろナックルは、使えるという前提で臨むべきですね。
また、揺るがぬ意志をもつゴンがピトーとともに縛られている状況が、
何故プフにとって好都合なのかもちょっとわかりません。
心理戦を得意とする彼にとって、“揺るがぬ意志”は天敵である…ということでいいんでしょうか。
でも、ピトーまで縛られてるのが好都合ってのは?
予測不能な因子が増えられると困るってことですかね?

「何でも言うことを聞くから!!」だの
「ピトーが選択した答えは」「偽らないことであった」だののたまいながら、
ちゃっかり水増し申告していたピトーさん。たいした狸です。猫だけど。
で、そのピトーに、
「このジャンプ主人公“最恐”といわれたオレに虚偽申告とは愚の骨頂じゃ」とばかりに
条件突きつけるゴンの、ほんに怖いこと怖いこと。
そりゃあナックルも、声をかけられただけで必要以上にドッキリするってもんです。
味方なのに…
hunter_06.jpg驚きすぎ

「10分」の方は、まあ間違いなく偶然でしょうが、
「南」の方はピトーにとって本当に運が悪いというか間が悪いというか…。
これ、ゴンが「王が南に行った」ことを知っているのは、
あくまで「現場を目撃しているから」なんですよね。
なので、もしここでゴンが「南に向かったのを見た」「仲間によって南へ連れられて行った」
という旨の言い方をしていたら、ピトーはここまで焦燥と戦慄に駆られることもなかったでしょう。
ゴンからしてみれば、まさに思わぬ僥倖にして意図せぬファインプレイとなったわけです。
戦慄する一方で、しっかりゴンを始末することを考え始めるピトー。
「治療が終わったらゴンとともにペイジンへ行ってカイトを元に戻す」と約束していたはずですが、
そんなことちらりとも気にかけていません
まあ、「カイトを治したうえでゴンを殺す」などという結論に達したりしたら、
それはそれで笑いますけど。
ところで、プフはともかく、ユピーってコムギを煙たがったりしてましたっけ?
歯牙にもかけてなかった気がしますが。
それどころか今のユピーなら、
王やピトーの変貌と、その行動論理に理解と共感を示しそうですよね。
ピトーには知る由もないことではあるんですが。

コムギを誰に預けるか……もしかして、キルアってことも?
王の下へ送り届けるまでは無理にしても、身柄の保護はしてくれそうですよね。
彼ならコムギを、王に対する強力なカードになると判断しそうですし、
ピトーの方も、カードとして使える彼女を手荒く扱うことはしないだろうと判断しそうです。
キルアの冷静な判断力は先に見てるわけですしね。
きっとあの時、「あの冷静な方が、この危ない奴を止めてくれないかニャ…」
と期待をかけてたはずです。
今回、全編通してビクビクヒヤヒヤしっぱなしですよね、彼(彼女?)。
ボクちょっとヤバイかもとばかりに。


■ 自虐イカルゴと自縛ウェルフィン
「情報が漏れたら命が危ない奴」ってのはやっぱメレオロンですかね。
その危険性に関しては本人も自覚していましたし。
あと、イカルゴ視点からすればパームも含まれますか。
パームも討伐軍の一員として潜入していることが明るみに出されれば、
仮に無事だったとしても索敵・監視対象になるし、
既に囚われてたりすれば拷問のち処分コース確定だし。

シャッター操作はモニター室でしかできないはず。
恐らくは宝物庫へ向かうヒナたちなんでしょうけど、どうやって開けたんでしょう?
イカルゴとブロヴーダが戦っている最中とは考えにくいですし……
ヒナが怪力で押し上げたのかな?
経路の方は、車輌専用扉から入って来て、倉庫方面へ行ったとみられるんですが。
一方、ウェルフィンは、破壊されたエレベーターや炎上する装甲車といった戦いの痕跡と、
気絶している(実際には眠らされているんだけど)ブロヴーダを見て、
また勝手にマイナス方向に想像力働かせちゃったんでしょうね。
そしてそのことを勝手にフラッタの裏切りにつなげちゃってるんでしょうね。
きっとビゼフを伴って地下に向かうヒナもその一環です。
ヒナやフラッタはレオルの部下ですから、当然レオルも裏切ったことになってます。
また、たぶん「消臭剤を使って何かやってた男(=メレオロン)」もレオルとグルです。
もちろんブロヴーダもです。眠っているブロヴーダは、彼によってとどめ刺されてるでしょう。
なんかもう、猜疑心通り越して被害妄想のレベルにまで達しちゃってる気がします。
きっと彼の脳内でだけ、
人間も蟻も巻き込んだ壮大な深謀遠慮が世界を覆い尽くしていることでしょう。

それにしても、ウェルフィンの情けなさったらないな!
タコが膨らんだくらいでな…!? やめろ!!」て。
おまえ仮にも元師団長だろ!
イカルゴなんて、レオルの部下のフラッタのそのまた部下ですよ?
わざわざ“卵男”を起動するまでもなく、普通に戦っても、
勝って捕らえて尋問したうえで爆弾犯に仕立て上げて殺せるくらいの力量差は
余裕であるはずなのに…。
イルミの“針”の影響下にあった頃のキルアの更に上(下?)をいく被害妄想ぶりです。
まあ案外、こんな至近距離で大爆発されたら自分も巻き添え喰うからかもしれませんが、
それはそれで情けない。
ああ、イカルゴバッチリ指示に背いてるのにミサイル撃ててないし…。


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