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HUNTER×HUNTER 第300話感想 

今週号に限っては、本編を読んだ後にも更に一仕事残ってたわけで。
我々は、ある意味、本編を読んでいる時以上に目を皿にして
あるべきものがあるか、あってはならないものがないかを探るわけです。

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ただでさえ遅筆なうえに、こんなことやってるからギリギリ(アウト)になるんです。


 
 №300 「保険」

連載開始より12年。遂に連載300回到達です。イェーイ、おめでとう!
でも何故か、誌面ではそのことに一切触れられていません
せめてアオリ文くらいでは触れてあげてもいいと思うんですが。
また、通常のペースだと1年でだいたい50話になる(*1)ため、
300回なら……あれ?
何故か、ちょっとだけ計算があいません。ちょっとだけネ!

(*1) 折りしも今週号をもって連載2周年を迎えた『ぬらりひょんの孫』は第九十八幕


■ 合流と
冒頭、あまりに長い月日が流れたせいで、塔が何故崩れているのか、
また、何故更に砕ける羽目になったのかさっぱり思い出せませんでしたが……
そうそう、そうでした。
塔自体が崩れていたのは“怒りをためる!”のユピーの強パンチのせいで、
今頃になって更に砕けたのは、クッション代わりになった“監獄ロック”が解けたからでした。
ったくもう。

準主人公らしくそつのない仕事ぶりのキルア、
本来の任務はあっさり失敗して敵に囚われれながらも
結果的にはちゃっかり強大な力を手に入れたパーム。
戦闘力では最弱クラスでありながら、
また、本筋から極めて遠い位置にいながら師団長を連破するという大活躍のイカルゴ、
直接戦闘には参加していなくとも、まさしく縁の下の力もちなメレオロン、
印象度のわりに意外とたいしたことしてない
(正確には、自身の果たした成果を自ら捨てた)ナックルが、
ここで一旦の合流。

パームらしからぬしおらしい態度に驚いたんですが、
キルアに色々とブチ撒けたせいで、心境というか人格にも変化が現れたのでしょうか。
顔はおおむね安定してきましたね
でも、戦闘技術に関してはほぼ皆無のはずの彼女が、
戦力としてどれだけ計算できるのかは疑問です。
いくら身体能力が向上したとはいえ、ユピーなどと正面からやりあえるとは思えませんし、
かといって相手の虚を突くトリッキーな戦術が取れるとも思えません。
キルアがわざわざ「単純な攻撃力~」と限定して評価しているのも、
そのへんに理由があるのでしょう。
あ、でも表情はちょっと悔しそう…。

「あいつは…一人でピトーと闘るって決めたんだ」
そんなシーンありましたっけ?
ゴンが、自分の意見を全く聞かずにひとりで勝手にピトーとの取引を決めてしまったことや、
「オレと勝負しろ!!」「関係ないからっ」あたりの発言から推測判断してしまったんでしょうか。
だとしたら、なかなかに悲しい以心伝心ということになりますが……
ひょっとしたら、「嘘」ということもあるかもしれません。
とにかくゴンの精神にこれ以上負荷をかけたくないキルアからしてみれば、
もう外部からの情報(特にパーム関連)そのものをできるだけ入力させたくないでしょうし、
その一方で、アンゴルモアも号泣しかねない恐怖の大王と化したゴン
他のみんなに見せたくないと考えている可能性もあります……
と考えてたら、普通にみんなしてゴンのところに来ちゃった。
となると、やっぱりネガティブ以心伝心の方だったのかしら。

……(ちょっと思いあたって、ざっとコミックス確認中)……あ、これか?
№260の話。
「オレはフォローに徹するぜ」「お前の闘いに誰も邪魔が入らないよう…」
俺はてっきりキルアの独自の判断だと思っていましたが、
この時点で既にゴンはピトーとタイマン張ることを宣言していたんでしょうか。


■ 術式終わり
相も変わらぬゴンのホラーショー
今話に限ったことじゃありませんが、主人公に脅される怨敵が最も読者の共感を引く
どうなってるんだこの漫画は。というかこの主人公は

「次ゴタゴタ言ったら」「そいつを殺す」

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ハハハ…ウハハハハ!!!
て、ちょ、おまっ……おまえはもう少し、自分が少年漫画の主人公という自覚をもて!
遂に直で「殺す」言っちゃったよ!
「相も変わらぬ」なんてレベルじゃなかった。恐怖のゴン、更なる進化を遂げてた
いいのか! 言っちゃうのか! そんなことまで言っちゃうのか、主人公!!
黒沢さんが「アジフライを食べると恋が実る」とか言っちゃうのとはわけが違うぞ!!?
最初に修復されるコムギの姿を見た時は、
「その人から離れろ」と、まだ彼女を救おうとする意がありましたが、
それからたった50分で「そいつ」呼ばわりでしかも「殺す」。
本当に殺るよ、この子は。……と思わせておいて、実際どうなんでしょうね?
実はコムギを殺す気なんて全くなくて、
あくまで「有効な交渉手段」と割り切って言ってる可能性もありそうですが。
いずれにしても、少年漫画の主人公の台詞じゃないけど。

一方のピトー、
「ゴンは殺しておくべきと判断した時の一瞬の殺気」のことなんて心配している場合じゃないよ。
ピトーがゴンに告げた「1時間」は、あくまで
「コムギの容態が生命の危機を脱せられる程度までにかかる時間」という建前だったわけで、
この完全に回復してピンピンしてるコムギを見たら、
実際は「完璧に治療するまでかかるのが1時間」だったことがばれちゃうよ。
というかもう、ゴン最初から見抜いてたんじゃないかという気さえしてきました……
が、こういう思考って、ピトーがネガティブな方、ネガティブな方に考えて
ドツボにはまっていってるのと同じパターンですなあ。
やはり、俺がばっちり感情移入しているのは、ピトーの方のようです。
なんかもはや、「出来れば彼女を…」の直前の小ゴマとかで、
ゴンの顔つきが普段どおりに近いものに戻っているところなんかが
逆に怖く感じられるようにさえなってきました。


普通に考えたら、ピトーに“天上不知唯我独損”をかけておくのは上策ですよね。
だというのに、ゴンがピトーに寄せる全幅の信頼の前では、蛇足に過ぎなかったようです。
直前の『ヘタッピ漫画研究所R』で語られた、
「他キャラが最良の一手を示した後に主人公が更にその上をいく」
手法の顕現がまさにこれなんですが…。ですが…

ついでに、№295感想で書いた、「ピトーがコムギを預ける相手はキルア」は、
それなりの部分点をもらえる程度には当たっていた感じですね。
あれ、俺なりに一生懸命ない知恵絞って
「意表を突きつつも合理的」なラインを考えてみたつもりだったんですけど…。
やはり冨樫は冨樫だった。俺なんかの思考が届く相手じゃなかった。
でもまあ、少なくとも、結果だけ当たって、
内容はド外れだった「プフは王に食われる」(№297感想)よりはよっぽど近いはず。

と、少し気になったのが、
「反撃してきたらポットクリンが盾になれる」
なんですが、これちょっと解りません。
ポットクリンが無敵でありうるのは「無害だから」であって、
それを盾として使うなんてことは可能なのかしら?
オーラ貸付によってダメージを無効化(相殺)できるのはナックル自身だけだし、
ユピー戦を見る限り、それさえ実用的なレベルまで貸しつけようと思ったら、
かなりの与ダメージか時間を要するはず…。
うーむ。


■ Q.仲間想いの奴がいたらどうするんだ…?
A.人質が効きます

折れた(というか折った)腕を押さえながら走り出すピトーが深刻にかわいいんですが、
(もっと言うと、最近のピトーは常にかわいい)
「チャンスはいくらでも…」などとふんでいた彼(彼女?)にしっかりと前を走らせているゴンは、
あらゆる意味で深刻にキレてます
それにしても、ピトーの怯えっぷりは凄いというか酷いというか…。
「戦えば楽勝できる実力差があるのに本能的に動けない」というのは言葉そのまま、
理性による正着打を本能が妨げてしまっている状態ですね。
ネテロ&ゼノの来襲時にはプラスに働いた「本能 = 野生の直感」が、
今度は裏目に出てしまっているわけです。
このあたりはやはりケモノということなんでしょうか。
もうここまでくると、
ゴンに「オレの下僕になれ」とでも言われたら、本気でそのとおりにしかねないよ。
でも、王への忠誠は絶対のまま。うわー鬼畜。
「危ういんだ…言うなれば」
危ういどころかもはや危ない
こいつには目利きなんて通用しないと読んだゼパイルはたいした目利きです。

ナックルやピトーは慄然としてますが、読者視点からすれば
ゴンがコムギを人質にピトー(+プフ)を足止めしてたのは初めから一目瞭然だったので、
まあ今さらという気もしなくはないですね。
おもしろいのは、「人質交換」に対する発想云々のところ。
これ、恐らくヨークシンで、クラピカと旅団の間で
実際に人質交換の材料にされたことを指してるんでしょうね。
キルアならそんなことなくても考え至りそうですが、ゴンの方はあの経験があったからこそでしょう。
先々週、唐突にパクノダの予言詩を引っ張り出したりしましたが、
こんなところで思いがけずリンクしちゃったりしてちょっと嬉しかったり。
まあ、ピトーの方は怯えきってるせいで二者択一すらできなくなってるわけですが。
そして、ゴンがピトーを連れ出してしまったことで、メルエムは……。
ゴン、そんなところでもまた密かに、物語全体の命運を大きく左右してますね。
そういう意味では、化け物揃いのマリンフォードで、
遥かに劣る実力でありながら大きな存在感を示して見せたルフィにも通じるところがあり、
少年漫画の主人公らしいと言えなくもなさそうですが……
あ、でもやっぱ、少年漫画の主人公は人質取ったうえに、
本来被害者にさえ近い立場の少女に「殺す」とは言わないよな

たとえ言葉上でだけのことであっても。

話がちょっと戻りますが、
よくよく見てみれば、ゴンと会話をしたのはキルアとナックルだけのようですね。
メレオロン、イカルゴ、そしてパームが姿を現したのはゴンらが走り去った後である模様。
恐らく“神の共犯者”で姿を隠していたと思われますが、何故、そんなことをしたのかというと……
やはり先にも書いたとおり、今の段階で改造されたパームの姿を見せたくなかったためでしょう。
それならばイカルゴまで隠れる必要はなかったのでは…と思わせて、
パーム探索にあたっているはずのイカルゴの姿を見れば、
ゴンがパームの安否を気にかけないはずがないから彼も隠れてたわけですか。
いったいどこまで考えてるんだよ、冨樫…。
また、パームの千里眼?は、今ようやくゴンも視られる条件を満たしたみたいですね。
キルアの様子からして、彼女の能力に関する説明も本人から受けたようです。
まだ読者には教えてくれないようなので、またがむばって推測するに……
作戦開始前に満たせなくて、現状では満たせるということで、
やはり、ビゼフを眠らせた後につけてたコンタクトレンズがキーアイテムなんでしょうか。
「可愛い可愛い人魚さん」の鱗でつくったもので、それをつけて一度視るのが条件だとか。
となると、キルアとの遭遇時の不可解な行動は

キルアを視認したことで能力発動
 ↓
そのまま距離をとって監視しようとするも
感づいたキルアが追いかけてきたので一度引き返し、偶然遭遇したふうを装った
 ↓
オレじゃ無理なんだ…!!
 ↓
予定変更、今殺れ一号
 ↓
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てことで辻褄あうかな?

あとは、ユピーママプフママに連れられためるえむくんが到着した時、
コムギを巡ってどう動くかですね。
これに関しては、メルエムの人類に対する感情がどう変わったか、
あるいは変わっていないのかが明らかにならない限り、本気で予想つきません。
とりあえず、
「人間を繁殖に利することはなくなった」「他(=ユピー&プフ以外)のものは食えぬ」ときたら、
もう人類をどうこうする必要はなさそうですが、
それでもまだ種族間生存競争という大命題があるからなあ…。


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