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HUNTER×HUNTER 第305話感想 



ピトーの念能力元ネタと推測される作品特集。
『テレプシコーラ』は、ピトーのポーズも含めて選んでみました。
メジャーな作品とは言いがたいようですが、結構巻数出てるんですね。
『玩具修理者』の方は単刊ですが、色々とメディア展開もされているようで、
コミック版にDVD、サントラまでも

 
 №305 ◆ 残念

■ カイト還らず
「いいハンターってのは 動物に好かれちまうんだ」
思えば…思い返せば、カイトの死というのは開始当初から
今シリーズの中核を成すイベントのひとつとして想定されていたのは間違いなく、
その「カイトが死ぬ」シリーズに“キメラアント”という題材が選ばれたのは、
まさにこの1コマのためだったのかもしれない。

カイトの死を巡り錯綜するゴンの精神。
前話ラストは、あくまでこの一部の発露に過ぎなかったようです。
恐らく、カイトの死の責任を自身に求めているのがゴンの本心に近く、
ピトーに向けているのが、それに対する無意識の自己防衛本能でしょうね。
直接手をかけたのはもちろんピトーであり、
その際にゴン(とキルア)が足手まといになったこともまぎれなき事実。
でも、そもそもゴンをカイトのもとに送ったのはジンだし、
ゴンと再会しなくともカイトはこの事件に関わったでしょう。
更に、モラウとノヴの推測が正しければ、ですが、
ピトーの“円”に触れたのはカイト自身の軽挙妄動。
つまり、カイトの死は様々な要因が幾重にもからまったうえでのものであり、
その原因は何かひとつに絞ることなどできようはずもありません。
とはいえ、そんな理屈で全て割りきれるものでないこともまた確か。

ところで先週書き忘れたんですが、
ピトーの告白にあわせて計ったようなタイミングでカイトが崩れ落ちたのは、
ピトーが人形化能力を解いたからでしょうね。
しかし、頽れたカイトの姿はそれこそボロクズのようなもので、
解放されたことによって余計に無惨な姿になってしまうとは、なんとも皮肉です。


■ 忠臣ネフェルピトー
発動中は完全に無防備になる“玩具修理者”をゴンの目の前で使っているのは、
放心するゴンから攻撃を受けることはないと判断したからですね。
直前の一瞥は、それを見極めていたのでしょう。
逆に、放心している間にさっさと殺ってしまわなかったのは、
先の偽りなき告白同様、ゴンに対する一定の誠意の表れと思われます。
俺が前話の感想にて「一騎打ちを挑む」としたのも、それに沿ってのことだったり。

ピトーの「残念だけど」はちょっと意味が解りません。
まかり間違っても、敵と知らずに仲よくなってしまった場合によくある
「せっかく解りあえたのに殺さなきゃならないのは」の類ではないし、
「残念だけどカイトは生き返らないよ」の意味だったら腐れ外道過ぎるので、
「約束を守れなかったのはボクにとっても残念だけど」でいいんですかね。

それにしても、先週号の感想でピトーを自分の中でメスと確定してから、
その見事なボディラインが目について仕方がない
「あれ…?」のコマとかすごいんですが、
その一方で「キミを殺さなきゃいけない」のコマでは、
おむねがささやかというレベルでないのが気になります。
メス…でいいんだよ……?


■ キルア疾走
そのゴンの様子を視て狼狽するパーム。
「どうした 何があったパーム!!」
わからないッ
のやりとりにはちょっと笑ってしまいました。
いやわからないのかよ!
わからないなら何に対して「なんでこんな事に!?」とまで狼狽してたんだよ!
でもまあ、パームの焦燥はよく伝わりました。
「ピトーが治しているのはカイトじゃなくて自分自身!!」「その側でゴンがへたり込んでるの!!」
の状況から導き出される推論の数は、そう多くありませんからね。
で、キルアがそれを聞いて「まさか…!!」と想像したのは、
「ピトーが人質を無視した」か「カイトは元に戻らない」かどちらなんでしょう。
即座にコムギ(人質)のことに気がいったところをみるに前者でしょうか。
ゴンが、カイトが元に戻らない可能性を全く考えていなかったのは、
首を落とされるという致命的にして決定的な場面を見ていないのと、
(そのため「敗死」でなく、単に失神K.O.程度の意味での「敗北」と捉える余地があった)
それ以上に彼自身の「光そのもの」の性格によりますが、
キルアなら(ゴン同様首を飛ばされたところまで見ていなくとも)
後者の可能性も考えていなかったとは思えないんですが。

そこへ、ゲンスルーのもとへ現れたプーハットみたいなツラで現れたプフ。
ゲンスルーのもとへ現れたプーハットみたいになじられて瞬殺されました
ベタ背景で歯噛みしてるのが本体ですかね。
まあ、もともとプフにはムカついていたうえに、
コムギを殺そうとしていることまで感づいているキルアが、その話に乗るはずはありません。
明らかにできてない腕組みで出てきた時点で、既に殺る気しかなかったようです。

ゴン!! オレが行くまで 待ってろよ!!!
何を? 戦うのを? 諦めるのを? 殺されるのを?
ゴンでなくなるのを。
親友の危機に“神速・電光石火”で駆け出す、戦うヒロイン(♂)・キルア!
“電光石火”で! “電光石火”で…電光……でん……。
以前解説された時は“光石火”だったはずなんですが。
単にたまたま間違えただけなのか、意図的に技名変更したのか、
あまりに昔のことなので忘れたのか…。
ちなみに、たった20話分ほど前のことが何故、そう昔の話になるのかは考えちゃダメだぞ!


■ ゴン暴走
かつて地上最強のハンターに「ワシより強い」と言わしめた使い手が、
全力で戦う時にのみ繰り出し、
発動から攻撃までの時間は0.1秒を切る脅威の能力!!!!!……なんですが…
正直……
harmeln_01.jpg

いや、おい…何だ何なんだ…。
尊敬する人の死をきっかけにパワーアップするのは主人公のお約束ですが、
これは何歩譲っても「怒りによって潜在能力を引き出した主人公の図」ではない。断じてない
というか、よく考えたらこれ「怒り」じゃないし。自暴自棄だし。ヤケクソだし。
№300感想で「少年漫画の主人公である自覚をもて!」と諫言したというのに…
なんかもはや、主人公の自覚どころか大魔王の風格を備えてしまいました。
明らかにナイアルラトホテプだのヤプール人だの、そっち側の住人だろう明らかに。
「遥けき彼方より生まれ出で 遍く世界に滅びをもたらすもの」とか
「真闇の深遠にて無を抱き無に抱かれ虚ろなるままに瀆神を囁くもの」
みたいなコピーが似合いそうだ。
少なくとも、
プフのオーラやユピーの慟哭なんかよりよっぽどこの世のあらゆる不吉を孕んでる
……なんか前にも似たようなこと書いたな。
面と向かって「ウソをついた相手なら遠慮なく倒せる」と言われたメレオロンも、
ヘタなことしたらこれと向き合うハメになってたわけですね。遠慮しろよ。

その大魔王ゴンですが、「命(魂?)そのものをオーラに変えている」という解釈でいいんですかね。
「命を懸けた」クラピカは、念を覚えたてにして、
世界でも有数の使い手である“幻影旅団”に対抗できるだけの力を得ました。
「命を捨てた」ネテロの自爆は、メルエムを侵しました。
ならば、「命を費やした」ゴンは…?
この状態で「最初はグー!」とか言われたら変な笑いが漏れそうですが、
描写を見るに、風というか空気の流れが、ゴンに向かって収束しているようです。
ゴンが風(空気)を集めてる? あるいはゴンの周辺一帯の気圧が下がってる?

そして、想像を絶する存在けなげに立ち向かうネフェルピトー。
王と意識を共有するほど近しい関係となったユピー&プフと比べて、
遥かに王との距離が遠いネフェルピトー。
王の名が「メルエム」であることさえ知らないネフェルピトー。
ムリ
正直、勝てる気がしない
なんというか、軽い。強そうに見えない。
術者ピトーと動作が連携してるっぽいのも、マゼランの“毒の巨兵”のような凄みより、
ディケイドのアレのような頼りなさを醸し出しちゃってる。ムリ
そんな、本来恐るべき技であるはずの“黒子舞想”ですが…
“黒子舞想”ですが…“黒子舞想”……黒子…む……。
以前解説された時は“黒子想”だったはずなんですが。
単にたまたま間違えただけなのか、意図的に技名変更したのか、
あまりに昔のことなので忘れたのか…。
ちなみに、たった40話分ほど前のことが、何故そう昔の話になるのかは以下略。
まあ、こっちに関しては前話感想で俺も“黒子夢想"と誤記しちゃってるので
あまり偉そうなこと言えた義理じゃないんですが。

“コクシムソウ”の当て字であるなら「舞」を「ム」とは読みにくいので
(読めないことはないみたい。呉音で)「無」が正解かな…とも思ったんですが、
冒頭の書籍がモチーフであるなら「舞」もありそうな気がします。
が、どっちにしても能力が本領を発揮する前に
“駆け寄る混沌”ゴン・フリークスに呑みつぶされそうな気がする

キルアが到着したところでどうにかなるもんなの、これ?
ピトーの巻き添えをくって、
キルアも知らんうちに混沌に呑みつぶされてそうな気がしてならない

こう、コマの隅っこの方で。


■ 次週、正気を疑う展開が!!
先週の最後に挙げた予想は、「パームが視た光景」のものとしてはおおむねはずれましたが、
今後の展開予想としては一応まだ生きてるので、
可能性がなくなったものや、今話で否定されたものをちょちょいと削ってリサイクル。

(a) ゴンがピトーを惨殺、もしくはそれに近い惨状にしていた。
ゴンはカイトの死の原因を自分自身に求めているため、
カイトの仇としてピトー殺すという展開にはならなさそうですが、
一連の「約束ごと」が済んだことで、ピトーが今度は護衛軍として、
メルエムに仇為す者を排除すべくゴンに一騎打ちを挑むことはあるかもしれません。
さすがにそこでゴンを楽にしてやるためとか、約束を守れなかったからその代替として、
といった感じでわざとやられたりはしないでしょうが、暴走ゴンが思いのほか強かったとか。

(b) ピトーがゴンを惨殺、もしくはそれに近い惨状にしていた。
上記と基本的な流れは同じ。実力どおりの展開ということで。
実力以前に、ゴンが戦える状態にあるかもあやしいしね。

(f) ピトーにカイトの死体を運ばせてこっちに向かっている。
先にイカルゴの項でちょっと言いかけたこと。
「イカルゴ。カイトの体に憑け。これからはおまえがカイトとして生きていくんだ
「イカルゴという存在はもうこの世にないものとする
「死んだのはカイトじゃない。イカルゴだ。イカルゴなんだ…」
ここまではいかなくとも、
イカルゴがカイトの死体を操る展開になるんじゃないかと怖くて仕方がない。
ブチ切れたゴンならそれくらいしそうで怖くて仕方がない。


うん、一気に半分になったね。
今のところ(a)に流れそうな雰囲気ですが、はてさて。
でも、いまだに「イカルゴにカイトの死体を操らせる」という予想も退けられないでいる俺様。
予想というか、むしろ不安
不安通り越して、もはや恐怖


『ONE PIECE』第581話感想も読む
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コメント

>>「イカルゴ。カイトの体に憑け。これからはおまえがカイトとして生きていくんだ」
>>「イカルゴという存在はもうこの世にないものとする」
>>「死んだのはカイトじゃない。イカルゴだ。イカルゴなんだ…」

 これには笑わせてもらいました。シュールすぎるwこんなこと言い出したゴンはもう壊れて戻れませんね。

もちろん、イカルゴが完全にカイトのひととなりを再現できるまで、
みっちりゴンに調教されます。
うっかりカイトらしくない行動を取ってしまったら、罰として脚を千切られます。
防腐処理は完璧みたいだから、時間はたっぷりあるさ…。

知的障害者乙。

>>知的障害者乙さん
何の意図があって、
ここで唐突にそんな自己アピールをなさろうと考えられたのか皆目見当がつきませんが、
まあせっかくなので、知的障害者甲さんにもよろしく言っておいてください。

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