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ONE PIECE 第581話感想 



「一味の航海をログごとに収録した」ってどゆこと?
と思っていたら、要は「エピソードごとにまとめた」って意味か。
おもしろい試みであるように思える反面、
わざわざ本編とは別に出すようなものでもない気もします。
特典の「解説ブックレット」とやらの資料性はどうなんだろう。

 
 第581話 「忍びよる未来」

■ 扉絵
おお! おお!
これはいい。これはいい絵だ。
時折挟まれる回想シーンとか見てても、
なんだかんだいってシャンクスとバギーって仲いいんですよね。
シャンクスも独立時にはバギーを誘ったみたいですし。
“バラバラの実”の件がなければ、本編でもこんな光景が…と思ったけど、
バギーはバギーだから結局、別の形でも何らかの恨みを一方的に発生させそうな気もする
店主は飲むんじゃない。


■ 新時代の担い手たち
・“赤旗”ドレーク
キッドやローの陰に隠れがちではありますが、
この人もかなりのキーマンではないかと俺が踏んでいる“堕ちた海軍将校”。
彼のピックアップ新時代!は海軍の今後について。
ストレートに解釈すれば、戦力補充やマリンフォードの再建、
“白ひげ”亡き世をどうさばいていくかが主題でしょう。
しかし、恐らくは今話の終盤の「“七武海”の再編成」「センゴクの失脚(?)」といった
イベントから垣間見える、遂に動き始める“世界政府”の真意こそが本当の焦点のはず。
革命軍に加入しているとも予想されるドレークが、
そのあたりの領域にどれだけ踏み込んでいるのか。
ある意味では、キッド、ロー以上に注目している人物です。黒電伝虫は盗聴用です。

・“ギャング”ベッジ
ピックアップ新時代!は“白ひげ”亡き世について…ですが、まあたいしたこと言ってません
“茶ひげ”の方がずっとおいしい。

・“怪僧”ウルージ
ピックアップ新時代!は“黒ひげ”について。
これまたたいしたことは言ってませんが、「しばらくは」という表現が興味深いです。
すぐに自分が取って代わってやりなさるさという意味なのか、
“黒ひげ”旋風はさほど長くは続かないなさるさという予測でもあるのか、
単にしばらくの間のことしか予想がつかないだけなのか。
後ろにいるエリマキザビエルリーゼント僧が気になって仕方がない。

・“海鳴り”アプー
ピックアップ新時代!はローの真意について。
なんかひとりだけ妙にみみっちく感じられるのは、
読者視点からすればわかりきってることだからでしょうか。
船にスピーカーがついてるのはおもしろいなあ、という点くらいしか興味を引かれません。
あと、美女っぽい船員もいるなあ、彼女も踊るのかなあ、とか。

・“大喰らい”ボニー
ピックアップ新時代!は、恐らく“黒ひげ”のことかと思われます。
明言はしていませんが、“白ひげ”に縁のあるらしい彼女に
「何もかもあいつのせい」とまで言わしめるのは、エースを破って今回の事件のきっかけをつくり、
かつ“白ひげ”に直接とどめを刺したティーチでしょう。
サカズキなら眼前のマリンフォードにいるのに新世界に「探しに」向かうのはおかしいし、
スクアードは…理屈はあわなくもなそうだけど、話的に盛り上がらないし。

・“魔術師”ホーキンス
ピックアップ新時代!はルフィの安否…なんですが、なんか言ってることおかしくないですか。
何回やっても同じ結果が出る占いなら、信憑性抜群じゃないですか?
何度やっても結果が揺らがないなんて、胸を張っていいと思うんですが。
ウデに自信があるのならなおさら。
逆に10回のうち9回まで「“麦わら”生存」と出て、最後にたった1回だけ「死亡」と出たとして、
それでルフィが死んでたら、その占いは当たったと言えるのかい。

・“キャプテン”キッド
ローと双璧を成す筆頭注目株に相応しく、オオトリとして来たるべき新たな時代を総括しています。
“新しい時代”なら誰も見たことがないのは当然だというツッコミはさておくとして、
一番のピックアップポイントはやはりこれか、「ビッグ・マム」。
同様に長くの間、全く情報が開示されなかったハンコックのように、
情報が出る時=登場する時かと思ってもいましたが、ここでまさかのお披露目。
まあ情報開示だのお披露目だの言ってみても名前だけなんですが、それでも想像は広がる。
そう、「今度こそローラの母親か!?」と。
あ、ちなみに「今度こそ」というのは、女ヶ島の時も、
「女王というのはローラの母親では?」と予想してはずしたからです。
先に「ローラ船長のママはすっげー海賊」というセリフがありましたゆえ、
「大物の女海賊」には敏感にならざるをえないわけで。
当時は気にしなかったけど、尾田先生のミスリードにまんまとはまっていたのかもしれない。
と、それはさておき、ビッグ・マムがローラの母親だとすると、
麦わら一味とは、戦うよりも友好を結ぶ側になりそうですね。
となると、麦わら一味は“四皇”とはほとんど友好関係ということになり、
残った、間違いなく武闘派であろうカイドウが対ルフィ要員でしょうか。


■ 凱歌は海風に踊る
「海賊のボスだから打ち倒せばいいってモンじゃないでしょうが」
とはジンベエのぼやきでしたが、そのとおりなのかそうでないのか、
世界では新たな平和と、新たな混沌が同時に生まれつつあるようです。
でも、第879話で言及したような、
「海軍の強さに震えあがっておとなしくなるハンパ海賊」は全く描写されていませんね。
逆に、“ひとつなぎの大秘宝”の実在が証明(?)されたことにより、
更に沸き立つ海賊たちの姿が。
ううむ、大海賊時代をナメてたか。

「いつかおれも…」「本部に召集される程の海兵に!!」
こういう奴、好きです。なれるにしろなれないにしろ、
作中で彼の活躍が描かれることは今後一切ないでしょうが、是非がんばってください。
でも、こうしてみると、いかに英雄ガープの直属とはいえ、
コビーなんぞがいていい戦場じゃなかったよな…。

bakuhai_02.jpgな“茶ひげ”は出オチでしょうね。
しばらくしたら、ナレーションの背景や、ナミあたりが読んでる新聞記事の片隅とかで
一味壊滅が語られるものと思われます…が、尾田先生のことだから案外……。
また、“白ひげ”がナワバリにする土地には、それなりの意味と理由があったと思われますが、
この“FOODVALTEN”なる町(村?)にはどんな何かがあるのでしょう。
「FOOD」はそのままとして「VALTEN」は…うーん、わからん。人名のようですが…。
服装などからは…まあ、被征服民族というか何というかが連想されます。
だとしたら、魚人島がそうであったように、
“白ひげ”がその雷名で守っていたのは、被差別者が主なのでしょうか。


■ 術式終わり。
ハンコックはしっかり合流してました。
ナニヘビなんだかよくわからないサロメに海中を追わせていたそうですが、そんなことできるのかよ
それナニヘビなんだよ。
…まあ、すっきり納得とはいきませんが、
サロメがナニヘビなんだかわからない以上、そうなのかと思う他ないのでしょう。

ファーハットにパーカーといういでたちで外科手術を行うナイスガイ。
ヘイルーキー、「術中感染」って知ってるかい。
それと、昏睡するルフィの脇に突き立てられた刀は何?
ローのものとしか考えられませんが……まさか、刀で手術したわけじゃないよね?
んで、「これが本当の執刀だ」とかなんとか言ってたわけじゃないよね?

相変わらずの距離感殺しのイワさん。
ハンコックは「インペルダウンの囚人達」としか言っていませんが、
どうやら来てるのはニューカマー組だけのようですね。
なんかノリがバギー組に近くなってる気がするんですが…染まったか?
そのバギー組はシャンクスらと一緒ですかね。
一応、“白ひげ”と共闘のカタチは取っていたことだし、悪いようにはされてないでしょう、たぶん。
さて、ニューカマー組。Mr.2がそうしたように、
オカマ大音鐘がルフィ復活のカギとなるんでしょうか。
また、彼(彼女)らは今後、マリージョア以上の聖地・カマバッカ王国を目指すようですが……
カマバッカ王国といえば………そう!
サンジ! サンジ! サンジ!
逃げてなどとは言わん。積極的に交われい!!

ネテロ 寝てろ 死ぬぞ」
ルフィばかりに目がいきがちですが、ジンベエの立場も相当苦しい。
“白ひげ”の影響力が失くなれば、
魚人島にはかつてのように人魚・魚人めあての海賊や人攫いが雪崩れ込むでしょう。
いかにジンベエといえど、それらの手から魚人島を守りきるのは難しいはず。
しかも、ジンベエは今回の戦いにあたって“王下七武海”の地位を自ら捨ててしまいました。
魚人島を守るどころか、ジンベエ自身が海軍に狙われる可能性も高いわけです。
だからといって称号を保持するために海軍側として戦うわけにもいきませんでしたから、
詰んではいないというだけで、彼にとって本当に上がり目はない状態でした。
一方、似たような立場ながらどうにも思い入れられないハンコック。
「わらわがまだ“七武海”であるなら~」
無理だろ
あれだけムチャクチャやっておいて、なんでいまだに“七武海”でいられる気でいるのか…。
んあー。でも、海軍も当面はアマゾン・リリーなんぞにかかずらってる暇なんてなさそうだから、
ルフィを一時的にかくまうくらいはできる…のかな?


■ 頂上からの影
意外とダメージを負っている様子のセンゴク元帥。
誌面ではほとんどカットされていましたが、ティーチとの戦いは激しかったようです。
ティーチらがマリンフォードに現れたことで確実でしたが、やはりマゼラン&Mr.2は敗れた模様。
さすがの彼も、Lv.6の囚人を4名も加えた新布陣には敵いませんでしたか。
手の内もばれてるしね。
ルフィが起こした騒動さえなければ、最初に一網打尽にした時点で
捕縛するなりトドメを刺すなりしてティーチの進軍も止めていたでしょうから、
この人に関しては本当に運が悪かったとしか言いようがない。
センゴクからしても、自害などという形で失うことをよしとする人材ではありません。
あ、上ではしらっと言ってますが、俺の中ではマゼランとMr.2が共闘したことに勝手になってます。
あるいは、Mr.2が最期にマゼランをかばったことで、一命を取り留められたのかもしれない。
あと、だからなんでブランニューなんだってばよ。

「Lv.6の惨劇」に関してはちょっと残念だなあ。
とてもクロコダイルやジンベエ、エースらと同格の大物とは思えないよ。
その存在を伏せられるほどの大物たちなら、
ティーチの提案にあんな手放しで色めきたったりしないでほしかった。
鼻で笑って無視するとか、おまえの言いなりになる気はねェな的な態度でいてほしかった。
まあ、そういう手合もいたけど鼻で笑ってるうちに他の奴に殺されたとかなのかもしれませんが。
あるいは、生き残ってもティーチの配下にならなかった連中がそうなのかもしれない。

これまで俺は感想の中で、「海軍」と「世界政府」を、
その場その場でそれぞれ相応しいと思った方を用いてきましたが、
今後はもっと明確に区別する必要性が出てきましたね。
その「世界政府」より「海軍」に、インペルダウン大脱走事件を隠蔽するよう指示が。
「これ以上の失態」の「これ」というのは、ルフィらの脱走のことでしょうかね。
マリンフォード戦争において白ひげ残党やルフィ、黒ひげ一味を
みすみす見逃してしまったことも失態には違いないんでしょうが、
前話の様子ではセンゴクもある程度納得済みで、
今話を見るに世間でもほとんど問題にされていないようですし。
ああ、でも「フザけるなァア!!!!」の大絶叫は、
「たださえそのことで苛だっていたところに~」とも読めるな…。
とまれかくまれ、どうにも彼はこの後、怒り狂って“五老星”にねじ込み、
猛抗議しているところを
「フッフッフッフ…。老兵はおとなしく消えていけばいいものをよ…」と
後ろからドフラミンゴに首を落とされそうな気がしてならない

所変わって比較的被害の軽そうなマリンフォード裏町。
居住区として使われている区域のようですが、
瓦屋根が主な建築様式のようで、世界政府の 日本 ワノ国びいきが窺えます。
そこでモリアが粛清されていました。
ここまで猛者と落ち武者との間を行ったり来たりしていた彼。
無事に戦争を生き延びたかと思ったら、こうなったか…。
モリアは嫌いじゃないし、戦争中はきっちり強キャラしててくれて嬉しかったんですが…
なんというか、作劇上における、という意味での「配役」としては…
まあ、ベストと言わざるをえないなあ。
いよいよ動き始めた世界政府と、ドフラミンゴの不気味さを描くには絶好だもんな、この形…。
モリアはやはりこのまま粛清されてしまうのでしょうか。
ドフラミンゴに加え、確認できるだけでも4体のパシフィスタ。
これはホグバックやアブサロムが救出に入ったところでどうにもならなさそうです。
“影の集合地”も使える状況にないし、オーズJr.の死体が動かせたとしても難しそう。
しかし、腐ってもかつては“四皇”と互角に渡りあった“七武海”。
なんとか一意地見せてほしいところですが…モリアって、
個人の戦闘力としては、クロコダイルも含めた中で一番低いイメージあるんですよね…。

でも、海軍全体の戦力が疲弊したこのタイミングで
“七武海”を半壊させる世界政府の意図はどうなんでしょう。
モリアを処分してしまえば、残るはくま、ドフラミンゴ、ミホークのたった3人。
パシフィスタはオリジナルくまには遠く及ばないようですし、ミホークは滅多にやる気出さない
ハンコックをまだ数えているかどうかは不明ですが、
単純に利害が一致していたためだとはいえ、
比較的真面目に“七武海”やってたモリアをここで切るのはデメリットの方が大きいように思います。
せめて、ジンベエやティーチの後任を決めてからにするべきではないでしょうか。
「穴ひとつとて甘く見るな」の“五老星”の考えに抵触している気が。
…あ、消えたLv.6の囚人たちから既に補充が決まってるとか?
それなら、モリアをここで足切りにしても問題ないし、脱走の事実を隠蔽するのも全く問題ない。

とまあ、あらゆる意味で絶体絶命なモリアですが、それでも、
ゴンを前にしたピトーよりはまだ楽な状況に思えるのは気のせいではない


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コメント

お初であり通りすがりです!

581話感想楽しく読ませて頂きました。
素晴らしい文才と鋭い読解力で一気に読まされた感覚でした!

次も楽しみにしています

ぶぶぶ文才!?
どどど読解力!?
騙されてますね。騙されてますよ。
きっと、分量の多さと持って回った与太話に騙されてるんですよ!

でも実際、そう言っていただけると、毎週眠い目こすりながら
ない知恵絞っている甲斐があるというものです。

ありがとうございました!

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