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HUNTER×HUNTER 第306話感想 

少年ジャンプNEXT! 2010年 6/9号 [雑誌]少年ジャンプNEXT! 2010年 6/9号 [雑誌]
(2010/04/30)
不明

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買うかどうか(いまだに)考え中。
買ってまで読みたいと思うのは『ぬらりひょん』くらいなので、あと一押し欲しかったなあ。
松井先生が読みきりでも描いてくれているならノータイムだったんですが。

月曜日の時点で3分の1くらいまで書きあがっていたにも関わらず、
今ごろようやく更新の『HUNTER×HUNTER』感想は以下からどうぞ。
ツッコミ、タレコミ、ダメ出しに見落とし勘違いの指摘はコメントか拍手からよろしく。
タレコミっていってもネタバレは勘弁ね!

 
 №306 ◆ 安堵

■ 刹那に舞う
結局、“テレプシコーラ”の漢字表記は“黒子舞想”でいくようですね。
“雷光石火”の方はどうなんでしょう。
俺はとりあえず、確定が出るまでは“雷光石火”でいくつもりです。

さて、その“黒子舞想”。
人形に「自身を操らせる」ことで、限界を超えた動きを可能にする能力のようです。
“携帯する他人の運命”のオート操作と“雷光石火”の中間といった感じですかね。
もともと極めて高い身体能力を有するピトーが、更にその限界を超えて襲いかかってくる。
確かに恐ろしい能力です。本来なら
その本来なら恐ろしいスピードをもって、異次元人ゴンに弐百拾弐式・琴月 陰を繰り出すも、
あっさりかわされ…というか、ゴンいなくなっていました
だだっ広い部屋を見渡すピトーが実に心ぼそげでよいです。
琴月を空振ったピトーの両サイドに飛んでいるものは、
最初“舞”に相応しく音符の演出かと思いましたが、ゴンの靴ですね。
まあ仕方ないね。服はともかく、靴は伸びないもんね。

「まさか……!?」「王の所へ!?」
落ち着け
先週、あれだけ壮絶に「貴様を殺す」って宣言されたばかりでしょう。
今のゴンは、キミを殺すことしか考えてないよ。
だから、キミを殺さずに王のもとへ行くことはないよ。
だから落ち着け。


yu-haku_02.jpg

「こっちだ」
どっちだ
嗚呼、ゴン。キミはどこへ行こうとしているのか。
ヤケクソになったゴンはなんと、自分自身を強制的に成長させていました。
だいたい20歳前後? 肉体成長の強化ということでいいんでしょうか。
ピトーの「方法はわからないが」という困惑
(やはりこのあたり、念に対する理解はまだまだ浅いんですかね?)に
念に決まってるだろ!」とツッコミを入れつつ、
その一方で「そんなことできるのかよ!」とツッコミを入れたりするわけですが、
肉体だけが20歳レベルまで強化されたのであって、
ゴン自身の年齢が加算されたわけではありませんから、
決して念能力のルールからはずれてはいない…気はしなくもないです。
また、先週ラストの
「ここで終わってもいいからありったけを」「鏖地蔵なんてメじゃないくらい伸びた頭部」
という情報からも一応はずれていません。
その、各所で「首が13km伸びた」だの「頭が13km伸びた」だの「髪が13km伸びた」だのいう
怪予測が乱れ飛んでいたゴンの頭部ですが、
結局「髪が13km伸びた」がまさかの正解でした。まさか…。
俺はてっきり、ほとばしるオーラが頭頂部から立ち昇るイメージ、
あるいはあくまで漫画的な演出に過ぎないとばかり思っていましたが…甘かった
むしろ、重要な判断材料だと思っていた「風・空気を集めるような描写」の方が
漫画的な演出に過ぎなかった

で、その髪。別に獣の槍云々ではなく、肉体的な成長の一環だったわけですね。
爪やヒゲはどうしたんだという声もあるでしょうが、
この姿で地面まで届くようなヒゲが伸びていたり、
そのヒゲがもみあげとつながってしかもこの髪だったり、
爪が長すぎて拳が握れなかったりしたら、
間違いなく2、3回は笑い死にしてるので、これでよかったと思います。

hunter_13.jpg
  ↑のコマだけでも、既に数回笑い死んでる

ちなみに、このコマに限った話ではありませんが、ゴンの表情…というか眼を見るに、
100%になった戸愚呂が思い起こされて仕方がなかったんですが、
コミックス見返してみてもさほどイメージと合致する絵はありませんでした。
むう、記憶とはかくもあてにならぬものか。

「さい」「しょは」「グ―――」
あ、やっぱジャジャン拳なんだ。まあ当たり前といえば当たり前なんですが。
また、前話の感想
>この状態で「最初はグー!」とか言われたら変な笑いが漏れそう
などと書いたりしましたが、案の定、変な笑いは漏れました。シュールすぎる。
で、ゴン自身の10倍はありそうな体積のオーラが、拳一点に凝縮されます。
オイオイオイイキナリなんだこのすげぇオーラは!?
ナレーションもギャラリーによる解説もなしに
「想像を絶する破壊力」をここまで表現できる冨樫には「さすが」の一語なんですが……
反則だろコラァ!!“凝”……いや“硬”でガードしなきゃヤベェ
でも どこをだ!? はずしたらオレ死ぬぞこれオイ
殴るとしたら普通腹だろつーかそこしかねーよな腹だな!?
いいか腹だぞ腹腹腹!! 信じるぞコラァァ!!
「ジャン」「ケン」
hunter_14.jpgギニャー!!!!

甘かった
おおまかな目測でも50mは下らなそうな高空から落下する、
しかも反撃(ガード?)を試みて身を捻っているピトーの顔面を
寸分狂わずピンポイントで打ち抜きよった

…ううむ。
なんだかんだいっても「勝てる気がしなかった相手を圧倒する主人公」というのは、
少年漫画に限らずとも、永遠の燃えパターンです。
今回に関しても、この展開までの持って来方自体には文句のつけようもありません。
加えて、 許斐先生と違って 見開きの使い方はさすがにうまいし、
何かに取り憑かれたように描き込まれた集中線や、旋を描くゴンの髪など、
漫画技術の粋を極めた描写に爽快感もひとしおなんですが、
共感という点において、ちょっと乗り切れていなかったりします。
というのも……この一撃がカイトを殺して人形化した頃のピトーに対してのものなら、
ゴンに共感して大きなカタルシスを得られたことと思います。
しかし、王の心情に涙し、身を盾に命を懸けコムギの治療をした姿が脳内にちらつくと、
どうにもズバッと倒してスカッと解決!という気分にはならないのです。
特に討伐軍襲撃後に関して言えば、
読者の共感を集め続けていたのは明らかにゴンよりもピトーでした。
怯えた姿のかわいさも半端じゃなかったしね。
とはいえ、ピトーをただの快楽殺人鬼みたいな描き方をしていたら、
ここまで魅力的なキャラにもならなかったでしょうから、なんともフクザツ。


■ 明日を捨てて
ピトーの見立てによれば、今のゴンの力は本当にメルエムに届きうるようです。
殺すつもりで打ったにも関わらずピトーはわずかにのけぞるだけであった初期型王の尾撃と、
そのピトーを亜久津みたいなポーズで吹き飛ばしたゴンの蹴り上げを比較するに、
これは確かに…。
もっとも、
ユピーとプフを食って明らかにパワーアップした明らかにの現行型メルエムとの力関係となると
測りづらいですが、仮に劣っていたとしても、全く勝ち目がないほどの差でもないように思えます。
しかし、このゴンのあらゆる意味で狂い果てた力は、
メルエムに向けられることはないと悟って安堵するピトー。
確かに、このゴンの力は
「カイトを殺したうえにその亡骸を弄び、元に戻すと約束しておきながらそれを果たせなかった」
相手、すなわちネフェルピトーのみを対象としたものです。
いくらそのピトーの主君であるとはいえ、(今のところ)直接の怒りも憎しみもないメルエムに対して、
ここまでの感情の爆発はないでしょう。
もっとも、ネテロの死を知ればまたわかりませんし、
「悪いけど…これからアンタにすること、全部ただの八つ当たりだから」
と、八つ当たりでボスキャラを撲殺するという前代未聞の結末もありえますが。

さて、倒せる年齢まで成長したならそりゃあ倒せるに決まってるよね、と、
攻略Q&Aに、「ミラボレアスが倒せません。どうしたらいいですか?」と質問したら
倒せるようになるまで上達してください」と回答が返ってきたような気分にさせてくれる
ゴンの現状、略してゴン状。
全盛期は過ぎたとはいえ、今なお最強のハンターとされるネテロをして
(実際の力量は本人がはぐらかすので詳細不明ですが)
「ワシより強い」と言わしめたピトーを圧倒するその勇姿に、
「ゴンが20歳になったらここまでの強さになる」と捉える読者も多いのではと勝手に推測しますが、
その答えは恐らくNOです。
「命を圧縮する事でしか成し得ない」
「二度と念能力が使えなくなってもいい!!」「それ程の決意と覚悟でなければ不可能!!」
「天賦の才を持つ者が更に」「その才を全て投げ出してようやく得られる程の力!!」
と繰り返し強調されていることからも読み取れるとおり、
ウイングに「1000万人にひとり」と評された才をもつゴンが、
自身の可能性を捨て、未来を捨ててまで練り出した賜物であり、
因果律を超越して「本来なら絶対にありえない」力を得たのがこのゴンの姿です。
ゆえに、「普通に」あるいは「通常どおり」に成長したのでは、
何歳になってもこれだけの力は得られない、はず。です。たぶん。
なんだか、もったいぶったわりに作中描写をまとめ直しただけのような説明になってしまいましたが、
要は先取り約束機です。違う。
ちなみに、『RAVE』で似たような魔法が使われていた記憶がありますね。
あれは単純に肉体を成長させるだけでしたが。

勝負そのものはもう目を覆うほどに見えているので、残った焦点はピトーを殺すのか否かですか。
さんざ惨殺惨殺言ってきた俺が言うのも今さらですが、
殺してしまえばもう戻ってこられそうにありませんから、
やはりその瞬前にキルアが飛び込んでくるのでしょうか。
今のゴンが、キルアと同一のコマに収まる絵ヅラが楽しみで仕方がないのですが
それはさておき、キルアが飛び込んできても
masaru_05.jpg
とならないか 楽しみ 怖くて仕方がないのもさておき、
というかもう、「止めるのならば、キルア。貴様も殺す」とならないか
楽しみ 不安で仕方がないのもさておき、
万が一、無事に止められたとしても今後、
因果律だか時間だかを無視した反動は必ずゴンを襲うでしょう。
ずっとこのままだと作品的に不都合しかないため、青年化はあっさり戻ると思われるのですが、
肉体にかかっている負担は大きそうですし、精神的にもズタボロになりそうです。
キルアの献身やローの医術をもってしても、果たして以前のゴンに戻れるのでしょうか。
そんな今こそ、最もあたたかい心音をもつ男・レオリオの出番!…だと嬉しいんですが。
そういえば先述の幽助も、「二度と撃てなくなってもいい。くたばってもかまわねェ」
というほどの覚悟で放った霊丸で戸愚呂を倒しましたが、
別にくたばりも霊力を失いもしませんでしたね。
霊力を失ったのは桑原でした。
でも、今の冨樫は『幽遊白書』の冨樫とはまた別物だからなあ…。


『ONE PIECE』第582話の感想も読む


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コメント

同感です

初めまして。
自分もHUNTERの感想をしているHAMU9702です。
ゴンの強さについて、実際に20歳になったときよりも強いという意見にはすごく同意しました。
ゴンがピトーに剥いた牙がこの後王に向かうかどうかは、ゴンがかけた制約に深く関係すると思います。
こちらにも遊びに来てください。http://plaza.rakuten.co.jp/hunterxjump/

初めまして、コメント&賛同意見ありがとうございます。
今話の内容は、各所でまさに諸説紛々といった様相ですね。
俺の意見は文中のとおりです。

制約に関しては、「未来を捨て、今に圧縮した」こと自体がそうなんじゃないかと。
ある意味では、“硬”の応用ですね。
全身のオーラ(=1000万人にひとりの才)の全てを練り出し、
更に他の体の部位のオーラを断つ(=未来を捨てる)ことで膨大な上乗せを得、
拳一点(=現在)に凝縮する。
このように考えるとしっくりくるのではないでしょうか。
普通に20歳になったのでは、「未来を捨てる」部分が実行不可能だから、
今話のゴンほどの力は出ないよ、と。

「ここで終わってもいい」は、
恐らく「貴様を殺せさえすれば後はもうどうでもいい」と言い換えられるので、
この力がメルエムに向けられるかはやはり微妙なところだと思います。

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